残念なライブに行ってきた

音楽が好きでライブに行くのが生き甲斐
そんな生活を始めて早20年以上
久々に超ガッカリなライブに行ってきた

フェスで何度かステージを見て楽しかったし、前方にいるファンの盛り上がりも凄くて長く愛されてるんだろうなと羨ましくも思った

ただフェスは様々な年代がいて、そのバンド目当てに来てる人たちだけではない
その代わりワンマンとなれば多少付き合いはあるにしても、ほぼファンで埋められる
外では見えないディープな世界が見られるのも良さの1つ

そんなフェスでの好印象を持ったまま行ったのか
今年で35周年になる東京スカパラダイスオーケストラ

朝から土砂降りで天気予報を見ても夜まで傘が手放せない。おまけに湾岸エリアで風も強い。それならカッパを持参しよう!
結果的には会場に入るには一度外に出て並ぶ必要があったためカッパが大活躍
弱まると思いきや、滝のような雨が強弱を繰り返し整理番号のアナウンスもかき消すほど

あくまでも「一部のファン」に過ぎないが、あまりにも衝撃的過ぎて唖然とした

共有スペースのため何度も移動してくれとアナウンスするも濡れたくないから建物の中から動かない
雨音でアナウンスが聞こえないから建物の中で待機。雨が弱まったタイミングで大勢の人が会場に入る列に傾れ込む

会場内でも凄まじかった

ライブハウスは基本的に1ドリンク制でアルコールも選べるシステム。ファンの年齢層が高ければアルコール選択率も高くなるため、今回はほとんどの人がアルコールを選択し、会場内はお酒の匂いが充満していた

初めてなので後方で観ようと空きスペースを探していると、2〜3人入れるところを発見
念のため、ここ空いてますか?と聞くと
「私はここから動きたくないからあっち行って!」と厳しい洗礼を受ける
何で私があんたのために動かなくちゃいけないの?と言わんばかりの発言に耳を疑った

これが今流行りの場所取りか
色んなアーティストが場所取り問題で苦言を呈しているが、紙チケットで入場するのが当たり前の世代にはそんな声も届くはずがない
私がルールのような人が多く、係員の指示に従えないファンが多いのかなと残念な気持ちになった

私自身にも推しがいるし、バンド側からも新規のファンには優しく接するようにと言われているため、とにかくお互い様精神で助け合い、譲り合うのが当たり前
これが普通だと思ってたのがいけなかったのかもしれない

昔からV系でも場所取りは当たり前のようにあったし(最前列)、リーダー格の人に許可を得ないと入れてもらえないというバカバカしいルールはあった。それにより怪我や問題が尽きず、場所取りを一切禁止するバンドもいたほど

ファンはアーティストの鏡だから気をつけないとね!なんて話を20代の頃していたのに令和になってもこの悪しきルールが根強く残ってたことに驚いた
自分たちの行動でイメージを良くすることも悪くすることもできる
それを理解していない大人が多いということなのか‥

ステージは演奏に圧倒されて、35年もやってるとMCも個性的で面白いなとも思った
いい部分もいっぱいあって、楽しめた時間もあった
だけど今後、フェスも含め二度と観ることはないだろう
期待して楽しみにしてたからこそ凄く凄く残念

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