クラリオアレコン4 全曲試聴会 <総括編>
S.KT.です。
曲を作っています。
本記事は、クラリオアレコン4の関連記事となります。
こちらもご覧ください!
クランとリオン アレンジコンテスト Vol.4 詳細
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はじめに
2023年12月21日・22日にクランとリオン アレンジコンテスト Vol.4の全曲試聴会Aブロック・Bブロックが開催されました!
今回の参加者は… なんと総勢195名!
参加人数の多さもあり、個性のぶつかり合いや多様なアレンジを一層楽しめました!
今回は全曲試聴会を通して感じたことをまとめただけの内容です。???『勝手にまとめるなよ…』
個人的ゆえに、実際の体験とは異なる場合があります。ご了承ください…
それじゃあいってみよー!
本編
[発想]
アイドルソングというテーマの中での、多種多様なアイドル解釈。
今回のテーマ(強制ではない)に『アイドルソング』があり、参加者の皆さんの多くはアイドルソングを意識したアレンジをされていました。しかしその中身は多種多様でした。
ゆるふわにKAWAII、合いの手系にメタル...80年代の懐かしめから未来のデジタルまで...
多種多様なアイドル解釈が楽しめました!
その手があったか、アイデアの祭典。
コーラスなどを自ら奏でたり、
まだ見ぬジャンルが次々出てきたり、
イントロやアウトロを盛大に用いた大胆などんでん返しがあったり、
楽器を演奏したり、改造されたり、
クランさんのボーカルに合わせてアレンジを制作されていたり...
ジャンルの違いだけでなく、そういった差別化によって皆様一人一人のアレンジが際立っておりました!
Future Bass (Kawaiiを含む) の面目躍如
今回の電子音楽系アレンジで、特に多かったかもしれないジャンル…『Future Bass』。
(私のジャンル分解能は低いですが)ジャンル特有の空間に浸れるアレンジがかなり多かったです!
[制作]
ボーカルを前提としたアレンジ・ミックスダウン
今回はオフボーカルでの提出でした。
事前に歌詞やメロディは決まっていましたが、歌のタイミングがメロディのノートと同じになるとは限らず、歌い方によってタイミングはわずかに変化してきます。
そんな中、参加者の皆さんはこの問題に果敢に挑み、見事にマッチさせた方、ちょっとズレた...と悔しがっている方など、コンテストを大いに盛り上げた要素の一つとなりました。
また、事前にボーカルが入っていることを想定したミックスで書き出すことにより、クランさんのボーカルと曲の親和性を向上させようと試みられたアレンジも多くございました!
圧倒的コード変更力、徹底的編曲力。
今回はコード進行を自由に改変OK!ということで、様々な作品で既存のコードを変更した作品がみられましたが…
ワンポイントで変えて『はぅ…!』とさせるアレンジ
構成ごと変更して雰囲気をがらりと変えたアレンジ
イントロ・アウトロにボーカルがない(音の衝突が起こらない)ことを利用し、転調レベルで自由にしたアレンジ。
など、とてつもなく強烈な変更が多かったです。
S.KT.はコードに詳しくないため、曲をピックアップして紹介することはできませんが… そのインパクトは、それはそれは大きいものでした!
BPM150、速い?遅い?
今回のお題のうち、BPMについて参加者コメントで言及された参加者もいらっしゃいました。『普段はBPM○○○の曲を作ることが多く、BPM150は初挑戦でした...』といった感じです。
ここで面白く感じたのは、BPM150は作る人によって速く感じたり、遅く感じたりすることがある...ということです。
S.KT.はBPMにも詳しくないため、具体的なジャンルに言及することは避けます… ただ、確かに得意とする、あるいはなじみのあるジャンルで150より速い・遅いものは存在しうるので、このBPM150という絶妙な値が今回の皆さんのコメントを引き出させたのだといえます。
CHU♡ アレンジで貢献!
歌詞最後の『CHU♡』については、あえて音を抜いて際立たせる、別の音と鳴らすなど、皆さんのこだわりが垣間見えました!
クランさんのボーカル、ポテンシャル
あらゆるアレンジの楽曲やコーラスによる合わせにマッチしており、オールマイティなお声の持ち主なのでは...!? と感じさせられました!
[参加者]
コンテストに参加すればするほどはっきりと感じられる、個性あふれる参加者のスタイル。
私は過去にクラリミコン2回分に参加させていただいておりました。今回の参加者の中にもクラリミコンへの参加者がいらっしゃいますし、過去3回のアレンジコンテストから参加されている常連の方も!
そう考えてアレンジを聴いていると、参加者のスタイルが感じられてきました。
『この人はこれを極めていて素敵だ…』とか『この人毎回変化球投げてきてすごいな!』とか…
常連ぶるようで申し訳ないのですが、"皆さんの個性が感じられるアレンジ"と、S.KT.は言えるようになってきたでしょうか…?
『僭越ながら...』と門をたたく、大型ニューカマー!
私も(アレンジコンテストは)ニューカマーでした。
初参加です、自身がないです、お手柔らかに...と前置きされたアレンジの一つ一つが... とんでもなくクオリティが高かったです...!
一人一人の作品にかけられる時間を、どう割くか。
今回は総勢195名もの参加者がクラリオアレコン4に参加されたとのことで、コンテストとしては最大規模(?)となりました。
今回のような形式がこれからも続いてゆくのか... それとも...
どんな形であっても、こうして皆さんの作品を楽しめる機会があれば、私は嬉しいです!
[試聴会]
コメントで伝わる、参加者の熱き思い。
参加者の皆さんの意気込みは、どれも聞きごたえ抜群でした!
制作過程でのハプニングや試行錯誤、苦労の跡が感じられるものや、挑戦やこだわりの解説にシンプルなもの、果てはネタ…により、飽きることなど全くなく楽しむことができました。
今回は尺の都合上試聴後のお二人のコメントが省略されていることもあり、参加者とお二人の接点として重要な機会であったように感じられました!
リアタイなのに打てない感想
あぁ、息つく暇もなく神アレンジを流し込まれてゆく…
しっかり聴く…となると、なかなかリアルタイムでは追いつけませんでした…
ちなみに、今回も感想を残させていただいたのですが、はっちゃけております… これが私がリアルタイムで打ち込みたかったものです(恐らく)
『ぐるぐるどっかーん』がない...だと!?
過去に参加させていただいたクラリミコンでは、回線についてトラブルがあった様子でした。
しかし今回はそんな様子は全然なく、ライブは全編快適でございました!
これもクランとリオンさんのおかげでした… ありがとうございます!
お大事に...
この期間は本格的に寒くなってきましたので...
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
毎度のことながら、参加された皆さん、クランさん、リオンさん… 本当に素晴らしいコンテストをありがとうございます!
今後もこのような形でコンテストが開催されていくのか、やはり不安な面もございます(参加人数の増加など)…
しかし、こうして切磋琢磨して音楽人生を楽しんでいけるイベントとして、このようなコンテストが一際個性を輝かせていると私は信じています。
DTMを通して生まれた新たなつながり…いつまでも大切にしていきたいと思っております!
これをもちまして、結びの挨拶とさせていただきます。
クラリオアレコン4関連記事をご覧いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
(表彰式も忘れずに視聴いたします)
クラリオアレコン4に関する記事
マガジン『#クラリオアレコン4』
以上、失礼いたします。
(S.KT.)