「おひさま」に成れない
皆さんこんにちは、ひな誕Day1アリーナ席です。
ついに日向坂46の東京ドーム公演が直前に近づいてきました。ちゃんとサイリウムの電池は新しいのに変えましたか?雑魚電池を使っていると色によってはライブ後半まで持たずにJOYFULL LOVEで虹を作れず悲しい気持ちになってしまうのでちゃんとPanasonicの良い奴を使うようにしましょう。
100均はダメです。僕との約束。
さて、みなさん『おひさま』をご存知でしょうか?
そう、麦わらのルフィの事ですね。(違います)
日向坂46のメンバーはファンのことを「私たちを照らしてくれる」という意味で『おひさま』と呼びます。なので日向坂46のファンは自分達のことを「おひさま」と括ってお話をします、
しかし私は #〇〇と繋がりたい #〇〇な人RT #ファインダー越しの世界 などといったSNSを利用する馴れ合いが生理的に無理な孤高のこじらせオタク。
個人で何も成し遂げられない人間が群れたとこで一体何が出来る?という激ヤバゴミ思想を持つクズ人間。
私が乃木坂46に加入したら即座にこのnoteのスクショが出回り様々な方面から避難が殺到し活動自粛に追い込まれることでしょう。
しかし幸いなことに私は乃木坂46のメンバーではなく善良なる一般人。
このまま文章を書き続けようと思います。
この「ファンのことを『おひさま』と呼ぶ」流れに乗れぬまま3年という月日が流てしまいました。
岩本蓮加ちゃん、高校卒業おめでとう。
この3年の中の1年間は「けやき坂46」というグループとの突然の別れと向かい合う為に、更に1年はコロナウイルスとの格闘に費やしていたので、実質『おひさま』と向かい合っていたのは1年程でした。
なぜ私は『おひさま』に成れないのか、この総称と向かい合った1年の中で言語化できたものが幾つかあるので書き記したいとおもいます
1.そもそも、照らしてない
2.恥ずかしい
3.同一視されたくない
1.そもそも、照らしてない
私が『おひさま』に成れない理由として1番大きな理由はコレであると睨んでいます。
よく考えて欲しいんですけど、ファンはメンバーを照らしてますか?メンバーはファンが照らさないと輝けないんでしょうか?
そんな訳ありません。僕が見てきた彼女たちは誰よりもステージ上で輝きを放っていました。それはもう、たった3曲で彼女たちの虜になるほどに。
そんな彼女たちが好きだからこそ「ファンがメンバーを照らしてる」という意味を含む『おひさま』を受け入れるなんて到底無理なんですよね。
だって「照らしてない」ですもの。
彼女達の輝き以上に「強い輝き」を放っていた存在が近くにいたからこそ、彼女達は自分たちの輝きに自信がなかったんだとおもいます。だからこそ「私たちは輝いてない」と勘違いをしてしまった。その後になって彼女達の輝きによって集まった衆を見て「この人たちがいるから私たちは輝けるんだ!」という勘違いまで起こしてしまっているんですね。
そんなことは無い。
私は『太陽』なんて神格的な存在ではない。
この解釈が呑み込めないまま、1年が経過しました。
助けて推しメン。
2.恥ずかしい
自分のこと「おひさま」って呼ぶの恥ずかしくないですか?
私は海浜幕張を超えて東京駅についてもミッキーの被り物を着けて歩ける人間にはなれない。エントランスを超えた瞬間に取るタイプの人間。
あわよくば園内でさえ着けたくないタイプの人間です。
誰も興味なんて持たないのに、周りの目を気にしてしまう愚かな人間です。
なので自分で自分のこと「この子達を照らしてます!」だなんて言うの恥ずかしくて無理なんですよね。
俺の自己肯定感、もしかしてやばい??
3.同一視されたくない
これらが、私が『おひさま』に成れない理由です。もっと探せばあると思いますが結局はこれに行き着くと思います。
だからと言って「おひさま って相称をやめろ!」「おひさま って呼ぶんじゃねぇ!」なんてことは思いません。
ただメンバーが勝手に自分たちのファンのことを『おひさま』って呼んでるだけだなぁと。
1部の日向坂46のファンが、日向坂46のファンの事を『おひさま』って呼んでるだけだなぁと思っています。
『おひさま』を名乗るのであればちゃんと何時でも何処までも彼女達を照らし続けてあげて欲しいし、約束の卵と誰よりも高く跳べはちゃんと振り入れしてから東京ドームに来て欲しいなと思います。
僕達は付き合ってるのハンドサインとか、おいで夏の境界線の冒頭コールの心中詠唱とか、他にもいろいろあるけどね、約束の卵だけはね。
サイリウムの色を知らんオタクたちに勝手に指定されたり、1人のオタクが複数のチケット持って1番いい席を貰ってほかはリセールに出してたり、そういう良くない話題も沢山ありますが、皆さん元気に、日向坂で会いましょう。
以上、金村美玖でした。
see you later✩.*˚#410
久々のnoteを書き終え一息つく
椅子に項垂れ目を瞑りながら天を仰ぐ僕の額に急に冷たい感触が襲ってきた。
ビックリして体を元に戻す。机の上にアイスボックスが落ちてきた。
冷たい感触の正体はこれか。
「ちょっとお疲れの様子だね」
ビックリしながら後ろを振り向くと、そこには丹生がいた。
彼女が僕の額にアイスボックスを置いたのだろう。
「私、疲れが取れる魔法を知ってるよ」
「ちょっと貸して」
そうやって僕の机のアイスボックスを手に取る。
貸しても何も自分で置いたのでは?
片手に持っていた謎のドリンクをアイスボックスに注ぎ込む。
「とぉ~く!とぉ~く!疲れよ飛んでいけ!」
可愛げな呪文を唱えながら彼女はドリンクを注ぎ続ける。
「よし!できた!完璧!」
「はい、どうぞ」
「がんばってね」
そう言って僕にドリンクを渡した彼女はご機嫌そうに部屋から去っていった。
そんなおまじないで元気が出るならエナジードリンクは飛ぶように売れたりしないのだよ。
さっきの呪文を思い出しながらドリンク喉に流し込む。
味は普通のスポーツドリンクだった。
さっきの呪文が脳内で何度も再生される。
「とおく、とおく。疲れよ飛んでいけ」
この惑星の住人は、
好きな人の声だけ疲れが吹き飛ぶ。
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