ハッピー竹島水族館
ハッピー。それはアメリカ合衆国テキサス州北部の町である。
そこにあるのは、ハッピーハイスクールというハッピーな名前の学校。
今回もお読み頂きありがとうございます。
こうです。
スキしてください!
さて今回の台風は意味不明の動きで、誰も予想ができなかったことでしょう。
こんなの上位生命体がラジコンで操作していたとしか思えない。
そんな最近ですが、ぶらりと立ち寄って感銘を受けたところをご紹介します。
それは、『竹島水族館』。
愛知県蒲郡市にあるこの水族館、リニューアルに先駆けて段階的にオープンしていいっている最中なのですが、末恐ろしい、もう完全体が待ち遠しくて仕方ない、非常に素晴らしいところでした。
水族館の大きさとしては小さく、壁一面のでかい水槽がなければ、エレベーターもない平屋ですし、後述するアシカショーのプールも大人10人も横に並べば見えなくなってしまうような広さです。
しかし、それはディスアドバンテージになるどころか、情報量の圧縮、細部のこだわりへと見事に生かされており、独自性、独創性を全面に感じることのできるアーティスティックな空間に仕上がっているのです。
まず入館して目につくのは、壁に貼られたPOPの多さ。
それはまるでヴィレッジヴァンガード。
しかもただのおふざけとかじゃなくて、非常に知的!
人を楽しませるための知識って最高!!
入館したとき、たまたまアシカショーの始まるタイミングだったので、プールに出てみたのですが、先述したとおり、狭い。
たぶん15人くらいしか座るところなくて、僕は端っこで立ち見していました。
そしてショーが始まり感じたのは、アシカのラブちゃん&その係のお姉さんと客席が近い!
マイクなくても声聞こえるくらい近い!
ラブちゃんすごい!お体つるっつるで、ぴかぴかしてるし、お利口さん!
お姉さんもすごく綺麗でかわいい!笑顔が素敵!
やっぱり、ショーをみて拍手するのって楽しいね。
アシカショーを見た後にはじっくり館内の水槽を見て回りました。
一つひとつの水槽はかなり小さいんですが、深海をイメージした照明とか、置物とか、世界観がすごかった。
扇風機の首振り機能を利用して、潜水艦のサーチライトをイメージした照明とか、工夫の内容が壁に手書きポップで紹介されてたりして、そういうの大好き!ってなりました。
最後にふれあいコーナーで、トゲトゲのカニや、ぷにぷにザラザラのサメ、ツルツルのグソクムシ、めちゃでかいカニを右手で触って、この日はおしまいにしました。
お水が冷たかった。気持ちよかったです。
さて振り返り思うのは、すごく若い感性で作られている水族館だったなってことです。
頭の固くなったおっさんには作れない、現代のエンターテイメントに精通した世代にしか作れない、すごくアーティスティックな空間でした。
水族館や動物園の果たすべき役割って、もちろん種の保全や繁殖、学術研究の場であることだとは思うんです。
ただ、客の立場ではやっぱり見て楽しかったとか、ちょっとした自慢できる知識を持ち帰れたとか、そういう思い出が欲しいと思うのです。
竹島水族館は、そのバランス感覚が素晴らしかったです
それと、そこでお仕事されてる方のことを自分たちで大事にしていこうとする姿勢みたいなのも感じられて、今の時代に合ってて良いなと思いました。
僕は人を大事にするっていうのは、その人の自主性とか創造性を尊重して生かしてあげることだと思ってます。
ただ、それらが尊重される現場って、やっぱり最終的な責任を取る上の人がちゃんとしてないといけないし、現場の人はそれに甘えるばかりではいけないし、高度な信頼とバランスがあってのことだと思うのです。
その空気感の良さを感じられるってだけでも、僕は応援したい気持ちになりました。
10月にはカピバラの男の子と女の子が見られるそうなので、そのときはぜひまた遊びに行きたいと思います。
みなさまも是非是非!
推しを共有するハッピー!!
ありがとうございました。
以下引用元