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社会保険労務士試験勉強①

今日は試験勉強を振り返ってみます。

私が社会保険労務士の試験勉強を始めた動機は

「昔の会社で上司に勧められたから」
「今の会社で研修時に勧められたから」
「自慢できる資格が欲しかったから」
「フリーランスする勇気がなかったから」
「何か特技みたいなのが欲しかったから」

などなど社会保険労務士でなきゃダメって動機もなくなんかフワフワした状態で試験に挑みました。

試験勉強に〇回目で合格したのですが、ネットで検索すると合格する方は平均して大体3回で合格するみたいです。
どうやってそれを導き出したのかは謎です。


では1回目の試験勉強から順に振り返っていこうと思います。

まず1回目の試験勉強は当然何も知らないところからのスタートだったので
とりあえず書店で社会保険労務士の入門書を買って読んでみました。

そして書いてある内容が理解できそうだったので、次に労働保険と社会保険に分かれている問題集を買って通勤時間が片道1時間半~2時間だったので仕事の行き帰りに問題を解くっていうのを繰り返すことにしてみました。

この試験勉強を始めたのが1月の最初の方で、社会保険労務士試験は毎年8月の最終日曜日なのでタイミング的には間違ってなかったのですが、試験日まで一問一答を繰り返すだけで、間違い直しもせず5月に試験申し込みをした後は謎の満足感がでてしまい、本腰を入れることなく馬鹿みたいに一問一答を通勤中に繰り返して8月の試験に挑んでしまいました。

もちろんそのあいだに間違い直しなんかしていません。
正解した問題も間違えた問題も理由も分からないままやってました。
今振り返ると受かる要素が見当らない状態でした。

でも8月の受験当日の私は
「これだけ問題解いてるから大丈夫!」って自信満々でした。

もちろん私のそんな自信は余裕で砕け散ります。
しかも試験開始直前に予想してなかった形で砕け散りました。


「え?問題って5択?」
「え?穴埋め問題?」


いやいやいやいや社会保険労務士の入門書や問題集の最初の目次くらいのところに書いてある内容知らずに受験挑んだん?マジで?
そう、何を隠そう私は試験開始直前に試験の概要を知るのです。

ほんと舐めてます。こんなヤツ落ちて当然。
何で試験問題の概要すら知らないんだ。
そもそもどんな問題が出ると思ってたんだ。って話です。

そんな私の動揺など関係なく順調に試験は始まり
1問につき5つある文章でどれが正しいか間違ってるかなんて良く分かりませんでした。
穴埋めも何となく前後の文章に寄り添う感じのを選択するだけでした。

そんな試験だったので、時間が余っちゃって余っちゃって私の1回目の社会保険労務士試験は、ただただ退室時間を待つだけの試験。むしろ「試験というより試練じゃね?」ってなってました。
しかも受験会場には時計が無かった上に、私も時計はしない派だったので退室時間が分からないというリアル精神と時の部屋状態になってました。

そしてなんとか試験が終わり11月の結果発表を待つことになります。

9月、10月と月日は流れ11月になり
合否発表の頃には試験で受けた衝撃なんか忘れて

「なんかミラクルで受かってるかも!」

って思っちゃってました。ほんとめでたいやつ。


試験の合否のボーダーラインは大体6割~7割で
選択式(穴埋め)が8科目でそれぞれ5点中3点以上
択一式(5択)が7科目でそれぞれ10点中4点以上
これを取れないと自動アウトっていう試験です。

この年のボーダーラインは選択式26点、択一式45点
ちなみに私の結果をみると選択式14点、択一式21点

選択式マイナス12点
択一式マイナス24点
自動アウトが15科目中10科目。。。
これで受かるかもって思ってることがある意味ミラクルでした。


そしてこの年は通年よりも合格率が高かったみたいで、不合格だった私には追い打ちをかけられた様に敗北感だけが残りました。

こうして私の社会保険労務士試験1回目は完全敗北で終わりました。

1回目の試験を振り返って反省すべき点はいくつもありますがあえて挙げるとすると

・試験の概要を知ること
・勉強とは、問題が正解だろうが間違いだろうが必ず見直して理解すること
・受験時は腕時計をすること

当たり前の事ばっかりでした。


つづく


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