雇用調整助成金

こんにちは。きいろいきいろです。

緊急事態宣言。

事態は思っていたより深刻になってきました。
色々なお店が自粛要請に応じて休業したり、企業もテレワークを導入したりと最初の頃はここまで事態が悪化するとは全く思ってなかったので衝撃を受けています。
これで人の流れが止まり、コロナが終息してくれる事を願うばかりです。

そんな中、雇用調整助成金がチラホラ話題になっているのを見かけます。
私もイチ社労士として困っている方たちのお手伝いが出来ればと思って色々調べたり、情報収集を行って分かったのですが、まず「ある程度の企業体力を残した状態で従業員を休業させないと、助成金をもらう頃には倒産している可能性がある」ということです。

助成金というのは、あと出しジャンケンみたいなもので払った分の何割かが戻ってくるというものです。キャッシュバックと言った方が伝わりやすいかもしれません。

雇用調整助成金に関しては休業手当を支払ったあとで助成金としてカバーして貰えるものなので、企業は休業をしたとしてもまず自腹で従業員に休業手当を支払わなければなりません。

そしてその後、２～３か月後くらいに支払った休業手当の何割かが助成金としてもらえるというモノです。

なので「全額カバーしてもらえる」とか「すぐ貰える」という認識だとかなり資金繰りの計算が狂うわけです。しかも手続きを間違えたり審査に通らなかったら助成金を貰う事すら出来ない可能性があります。

とはいえ休業を視野にいれているなら、通常の雇用調整助成金と比べると今回は特例として様々な緩和措置があるので一度検討してみるのをオススメします。

「休業手当があとで助成金としてカバーされたらラッキー」という気概だといいかもしれません。

もし東京都、神奈川県でそのような方がいらっしゃいましたらご相談ください。

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今日の画像はＰＣに入っていたのを使いました。

お読みいただきありがとうございました。