【自転車】ドロップハンドル穴あけ加工
今回はミヤオ君の記事です!
こんにちはミヤオです。先日ドロップハンドルのケーブル用穴あけ加工を行いました。DIY穴あけ加工は初めてやりました。事前に調べてみるとあまり情報が集まらなかったので忘備録がてら参考になれば幸いです。
※作業自体は自己責任でお願いします
なんでドロップハンドルに穴を開けるの?
ケーブルの取り回しを良くするためです。デュアルコントロールレバーによってはハンドルバーの中にケーブルを通した方が都合の良い場合があります(少なくとも僕のは)。特に手の小さい人にはブラケット部分にいやーな感覚があり、長時間のライドにストレスを感じます。
1.基本的な穴の開け方
穴を開ける位置を決めたらポンチで印をつけ、φ2mm程度の細いドリルでずれないようにゆっくり穴を開けます。この際、オイルを注しながらドリルを回転させます。穴が空いたら直径の大きいドリルで穴を広げます。今回はφ4.8mmを使いました。
2.ケーブルの出口側の加工
まずステム側にケーブル出口用の穴を開けます。ステムのクランプ用に太くなっている部分の範囲内で位置を決めます。中心から55mmの位置でハンドルバーの真下から少し前側に穴を開けました。またケーブルの配置される方向に沿ってドリルを倒して穴を延ばしてあります(下図)
3.ケーブルの入口側の加工
デュアルコントロールレバー側のケーブル入口の穴あけを同様に行います。カーブしている部分なので穴が開けづらいので慎重に行います。
4.バリ取りと洗浄
空いた穴には削りかすやとがっている部分があるので棒ヤスリで削り取ります。その後オイルのついた削りかすを洗い流します。
5.ケーブルを通して確認する
スムーズにケーブルを通すことができました(下図)。またレバーの位置も問題なさそうです。
問題発生
ここで問題発生!レバー側の穴の位置が…(下図)
ブラケットの感覚を大事にしたかったのでケーブルのあたるストレスをなくすためにはハンドルバー外側ではなく中心のほうに穴を開けるべきでした…穴を開けなおすのも強度的に不安が残るため今回はこのままとします。
まとめ
セッティングしてみました。作業前の状態よりはだいぶ良くなったのでこのまま使用してみるとします。ハンドルバーの穴あけ加工は、やってみると意外と簡単でした。カーボンのハンドルバーなどではない限り、ケーブルによるブラケットのゴツゴツ感やケーブルのとりまわしで悩まれている方は改善の一助になるかもしれません。
きれいにセッティングできた…かな?
(2018年1月ブログ掲載分)
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