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FFTCGの目指すべき勝ち方・構築における理論(序)

皆様こんにちは、SKRです。
今回は、FFTCGにおける自分なりの考え方をまとめる為に筆をとりました。
よければ軽く目を通していただけると嬉しいです。

では、さっそく議題にまいりましょう。

・ゲームの目的を理解し、目指している『勝ち方』を考える

FFTCGのルール上、勝利条件はふたつ。

・先に7点ダメージを与える
・相手のデッキがなくなり、引けなくなる

つまり『殴って勝つ』か『耐えて勝つ』しかないのでは? ……と、最初のうちは考えてしまいます。
ですが実際にプレイしてみると、『勝ち方』とはそういったルール上の単純な二択ではないことがわかってきました。

前置きはこの辺にして、単刀直入に私個人の解釈を述べたいと思います。
FFTCGにおける『勝ち方』とは大まかに3パターンあると考えます。

1.早い段階で7点ダメージを入れる
2.相手とのリソース差を広げ、圧倒的優位に立つ
3.揃えばほぼ勝ちと言えるレベルのコンボ

最初の1.についてはいわゆる『アグロ戦法』に近いものです。相手のデッキにもよりますが、相手が動き始めるよりも先に倒してしまう。相手が『勝ち』へ到達する前に勝つ、シンプルですね。ただし、生半可な攻め手では1回のEXバーストだけでテンポロスをしてしまったりするので、スリリングかつリスキーな戦い方を求める人や、相手のやりたいことに付き合いたくないタイプのプレイヤー向きでしょうか。

次に2.ですが、これが基本的なFFTCGらしい勝ち方であり、そこそこのプレイヤーがこれを求めているのではないかと思います。
FFTCGは基本的にお互いのリソース差はほぼ互角です。EXバーストという逆転要素もありますが、安易に殴らなければその不利を背負ってゲームを進めていく事にもなりません。
これは3.の事項にも通じますが、カード同士の組み合わせ、いわゆる『コンボ』によって元々平等であるはずのリソース差を広げたり、カードの使い方で想定より大きなアドバンテージを生んだり、フォワードのバトルで一方的に倒してしまったり……などなど、様々な要因によって互いのリソースは上下していきます。
メタゲーム読みなども関わりますし、構築やプレイングが一番重要になってくる『勝ち方』と言えるでしょう。

最後に3.ですが、いわゆる『コンボデッキ』です。ここで語る『コンボ』とはカード同士の組み合わせによるアドバンテージの獲得、といった程度の話ではなく、決まればほぼ勝ちレベルのもの……つまり無限ループによるドローなどが挙げられます。
条件を揃え、相手の妨害をかいくぐって決めなければならないので安定性はありませんが、やること自体は簡略化されているので比較的プレイに自信がなくても構築力や理論立てでカバーできるので、デッキビルダー寄りのプレイヤーが好む傾向があると思います。

・定めた勝ち方によって構築の方向性を見出す

では本題へ移りましょう。
デッキ構築をしたり、いざゲームを始めようと思ったら、まずはこれらからどの『勝ち方』を選択するかを考えます。
ただ漠然と『勝ちたいから』という意思だけでは、これだけデッキタイプの多いゲームでは足を踏み出しにくいかなと思うのです。

安直な例にはなりますが、採用するバックアップの枚数などもここからある程度決められます。
FFTCGは1ターンに貰えるリソースが限られており、それは『バックアップの枚数分のCP』と『ドローした2枚のカード』です。
単純にバックアップが5枚あれば1ターンに7CPのカードが1枚プレイできますし、3CPのカードと2CPのカードならそれぞれ1枚ずつ、といった具合です。
ここで重要なのは『カード1枚は1枚でしかない』ということ。
当たり前ですが、手札をコスト還元できるので忘れがちになってしまいがちなのです。2CPのカードでも7CPのカードでも『1枚のカード』であることに変わりはありません。

基本的にターンごとに手札は2枚増えます。
主軸となるのはフォワードですので、採用したフォワードのコスト帯が軽いならバックアップは少なくても十分プレイしていけますし、コスト帯が重ければ重いほどバックアップは多く必要になってきます。
逆に言えば、全体のコスト帯が軽いのにバックアップを最大の5枚までわざわざ目指す必要はなく、そこまで伸ばしてもドローの2枚だけでは毎ターンきっちりバックアップを活用できるかは怪しいという事です。

ここでさきほどの『勝ち方』の例を元に考えてみます。

1.なら早い段階でフォワードを展開し、速攻で仕掛ける必要があるので0〜15枚、ゴルベーザなどはコンボデッキというよりはこちら側の位置付けという認識です。バックアップを出さずフォワード展開で押し切る、または少量のバックアップでも十分な程度の軽いコスト帯で構築されているならそれに合わせた枚数で十分と言えます。

2.はリソースの差を広げることを目的としているので、当然『1枚のカードパワーが高いもの』、つまり高コスト帯のカードをバンバン押し付けていくのが理想です。なのでバックアップは5枚並べられるだけの枚数、構築上では16〜18くらいになるでしょう。

3.は『特定のカードを揃える』ことを目的としているので、バックアップがそこまで必要ないものもあるかもしれませんし、構築についてはすでに方向性が定まっているはずなので悩む必要はそこまでないでしょう。

・まとめ

もちろん、これまでお話したのはあくまで一例であり、FFTCGはルールこそ単純で覚えやすいものの、構築やプレイングに関しては考えることのとても多いゲームです。
実際にプレイを繰り返したり、色んなプレイヤーの意見を参考にしながら、自分なりの考え方を確立させて挑めるようになれると、より一層このゲームの魅力に気付けることかと思います。

今回はざっくりと書き殴ってみましたので、読みにくい部分はあるかもしれませんが、少しでも皆様のお役に立てたなら幸いです。

それでは、また。

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