#STAY HOMEという名でできたこと

あしたから一ヶ月、休業です。仕事はありません。外にもでては行けません。もちろん友人に会うなんてもっての外です。給料や休みの処理についてはまだ決まってません。

2020年4月8日に起こった出来事を端的に言えばこうなると思う。

何度か記事にしているが、私はとある販売の仕事をしている。今回の新型コロナウイルスに関しての自粛要請をうけて休業を余技なくされた業界だ。小売業は本当に影響を受けやすい。この仕事を選んだ以上、避けられないのも事実。

たくさん思うコトがあるが、この約一か月半。自分と向き合うコトになったのは言うまでもない。ありがたいことに実家住まいで両親と生活をしているため、この期間の収入についてはもしなかったとしても生活はしていけるだろう、という恵まれた環境にはいた。本当に感謝しきれない。

#STAY HOMEという名のもと、私たちSNS世代は発信をしている。有名人は自宅での料理の様子を配信したり、わたしが応援している声優業界は軒並みYou Tubeチャンネルを開設して何かしらの形でファンに姿を見せてくれている。

そんな中、わたしはやるコトがない、と言いながら友人と週に1回程度テレビ電話でお酒を飲んだり、話する時間を設けたり、Twtterで投稿したりしたが、何よりも自分と向き合う時間と今後についての展望を考えたのだ。

1.今の仕事を続けるか否か

今回の緊急事態宣言で強制的に「働き方改革」がなされた。会社に出社しないで働くという流れは今後さらに加速していくであろう。そんななか、この斜陽業界にいていいのか。会社は不安定にならざる追えないだろう。この自粛の流れは売上に大打撃だった。それは実感している。今後この業界にいていいのか。果たして未来はあるのか。

結論は「まだ出ない」で落ち着いた。今後どうなるかわからないが、35歳になったときにまた考えようと思う。10年も雇ってもえらえるかは自分の働きにかかっていると自覚して、今後さらに仕事に熱を入れていこうと思う。

私は「接客」が好きで、自分の売っている「商品」が大好きなんだというコトだけは確かに分かったことである。

2.支出と収入について

この流れでやはり考えるのは「お金」のことだ。今の仕事を続けていくうえで大きな収入がプラスになるためには社内での評価を上げていくコトが堅実ではあるが、私の立場だとあと2年は最低かかるだろう。もちろん今の会社に勤めることを考える中で評価が上がるような仕事をすることが一番。
それと同時並行で「収入を増やす方法」と「支出を減らす方法」を考えなくてはならなくなった。まずは「支出の見直し」を考えることを行った。

簡単に言えば固定費を減らす方向に行くのが堅実。外食や美容費、被服費は減らす。これがいつまでになるかはわからないが、今回の自粛期間とても考えたことである。
単純に交際費は今年は「減る」だろう。自粛明けてもしばらく旅行はいかない。だからこそ今年は様々な「返済」と「貯蓄」を行うコトを決心した。
様々な支払いは済ませる。今年で完済を目指そう。
「収入を増やすこと」に関しては単純に仕事を増やすか、投資を勉強するかのどちらかなのでそこは来年までに何とかしていきたいと考えている。

3.家をでるタイミングを考える

実家住まいというコトもあり、自分がひどく子供じみているコトを実感した。一度は家を出ようと考えているものの、なかなか今の暮らしを手放すことができずにいた。しかし、このままではだめだと実感した。
会社の役職が上がったら家を出ようと思う。それまでに返済を終わらせ、貯蓄ができるような環境にいようと思う。


4.お酒について考える

恥ずかしい話をすると、私は一度「急性アルコール中毒」で運ばれたことがある。しかも一人で自宅で呑んでいた時だ。両親には迷惑をかけた。本当に申し訳ないと思っている。そこからお酒については考えるようになった。交際費の大半はお酒が絡んでくる。
そのお酒をやめたら多少は減らせるのではないか。
この自粛期間で自分のストレス発散方法を発見した。だからもうお酒に頼るのはやめようと思う。

4.文章を書くことが好き

この自粛期間の前半、やるコトがなく本当に退屈で仕方なかった。YouTubeは見飽きたし、新しいアニメは放送しないし、テレビはコロナウイルスの話題ばかり。気がめいってしまった中で思い出した娯楽。

創作活動。

もともと短編の話を書くことが好きで、中学時代はHPに掲載をしたり、小説サイトに投稿したりしていた、今回の自粛期間久しぶりにPCを立ち上げて小説を書き始めた。すごくストレス発散になって、満足感が高いコトを思い出した。「文字にして感情を吐き出す」というのはとても精神衛生に良い、というコトを大人になって再実感した。今後も創作活動は続けていこうと思う。

5.セルフネイルが楽しい

私は自粛期間に入るまで、ジェルネイルをしていた。緊急事態宣言が出ることがささやかれ始めたとき、オフだけしに行った。次、いつサロンに行けるわからない上に誰にも会わないから、と自分の練習にしようと思い立ったのがきっかけだ。
これがとても楽しい。不器用できれいに塗るコトから練習を始めた。最初はガタガタではみ出してばかりだったが、綺麗にできるようになってくるととても楽しく、いろんな色のポリッシュを買いあさった。
仕事上の制約も現在ないため、濃い色を塗るコトも楽しい要因かもしれない。最近はラメを重ねたり、グラデーションに挑戦したりとこれまた満足度も高いストレス発散になった。
美容費の削減にもなり、とても満足している。今後も続けていこうと思う。

6.友人が何よりの財産

こうやってたくさん自分と向き合ったが、結論は友人との時間が一番私の中でのストレス発散であったことを思い知らされた。遊びにいくのも、食事をするのも、連絡を取るのも。一番友人に助けられてるなって実感した。私にとって友人が一番かけがえのない存在だったんだ。

今回の騒ぎがなければ明日から沖縄旅行に行く予定だった。スケジュールをみて落胆したものの、25歳の一か月を丸々何もしないで過ごすコトができて意外と有意義だったかもしれない。
毎日仕事をして寝るだけの日々じゃこんなことやらなかった。

今後もこのことを忘れずに生きていこうと思う。

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