学校の存在意義

最近、これからの「学校」というものをよく考える。

というのも、私すこは教員という立場の仕事をしている。

数年前、研修に行った時に「日本の授業形態は150年前から変化していない。」という話を聞き、衝撃を受けたこと覚えている。

「学校は社会に出す子を育てているから最先端であるべき」というのが私の理念だが、内容うんぬんの前にそもそも学校のシステムが遅れていては話にならない。


その話を聞いて、一斉授業の形態を辞めた。私が率先して話すことをやめた。


新しい授業形態にして、周りからは色々(良いことも良くないことも)と言われたが、子どもたちからは好評で毎時間楽しそうに学んでいる。

質問も気になった時にすぐ聞いてくれるので、活発になった。

授業評価でも、
「新しいことをしてくれて楽しい」「今の授業形態が好きだ」
と言ってくれることが多くなった。


一斉授業をしていた数年前、学力を上げるという意味で少なからず評価され、自信はあった。

ただ今の自分から見ると、無意味な自信だったと今は感じる。

これからの学校の在り方は、「教師のマインドセット」を早く変えないとやっていけないのではないだろうか。

ただ、マインドセットが変わった人ほど教員を辞めていく気がする。

なんとか私がいる学校だけでもまずは変えられたら。

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