「オープンアトリエを創る」仕事
「オープンアトリエを創る」
今日から、私の仕事にします。
アートに程遠い世界で生きてきた私が、
”アトリエ”なんて笑われそうですが、創りたいです。大真面目です。
長くなりますが、きっかけをお話させてください。
こども園と小学校のギャップ
創作活動に熱心なこども園に通い、
毎日工作やブロックに没頭していた長男。
廃材を使った自作おもちゃ、レゴやLaQ、
とにかく「自分で考えた」ことに誇りを持っていた彼。
3歳頃から卒園までの間、自宅は彼の作品で溢れかえり、
毎晩帰宅した私に「見て見て」攻撃が恒例でした。
しかし小学校進学でその活動はあっさり終焉します。
1年生で、図工の授業は週2コマ90分、
3年生になった現在は更に減り、週1コマ45分。
家でも制作に向かう時間は激減し、毎日机には
算数や漢字のプリントが置かれているようになりました。
KIITO300での工作体験
4月、雨が多く、外で遊べず元気を持余した子どもたちと、
神戸の@kiito2017 が主催している工作体験に参加。
企業から譲られた廃材や、画材道具などを、
広い制作スペースで自由に使うことができる素晴らしい環境。
時間100分を使い切るほど、いくつもの制作に取組み、
公園で大暴れした後のような充実した表情を見せる長男。
「見て見て!」と誇らしげな作品説明を聞きながら、
私が気付いたのは、彼は変わっていないということでした。
手を動かす制作が好きで、こだわったところを話すのも好き。
取巻く環境が変わってしまっただけで、
彼自身の思考が変わった訳ではなかったのだと。
長男に必要な居場所
その日から用意してあげられる環境がないものかと、
思案するようになりました。
こども園と違い時間制約がある中で、
小学生が、あるいは中学、高校生になっても、
創作活動と向き合える環境って何でしょうか。
自治体の創作支援サービス、企業のオンラインプログラム、
街のアート教室やイベント・・。
私が知らなかっただけで、アートと呼ばれる分野にも、
様々なコンテンツが提供されていると気付きました。
そして私自身が創りたいものは何だろうと考える中で、
”オープンアトリエ”という外殻が見えてきました。
誰もが使える創作拠点。
クリエイティブな時間を過ごせる居場所。
まずは私と彼が住む町、大阪の豊中で。
構想途上ですが、創っていきます。
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「地域にクリエイティブな居場所を創出する」新規設立と活動費に充てさせていただき、ご報告します。ぜひサポートよろしくお願い致します。