マガジンのカバー画像

エストニアに法人たててみた

16
【OmusBridge OÜ 日本語版公式マガジン】 エストニア起業関連のポエム集となります。ごくごく普通の中流国民であっても、英語もエストニア語もろくにできなくても、欲望と行…
運営しているクリエイター

#北欧

2度目のエストニア移住雑記〜前半戦の感想戦〜

こっちが前回の記事 2度目のエストニア生活も半年が過ぎた。これで、人生のうち1年と半分は、エストニアとかいう異国の地で過ごしたことになる。しかもそれがアラサーのこの時期だ。いわゆる普通、世間一般、あるいは常識みたいなステレオタイプな固定概念に則るなら、この時期は結婚して家庭を築いて…みたいな情景を思い浮かべるが、その手の固定概念が苦手な私は、人生のレールから大きく外れた生き方をしてると、我ながら感じる。孫を楽しみにしてる親等には、申し訳ない気持ちもなくはない。結婚とか、まと

2度目のエストニア移住雑記〜ビジネスノマドビザを使って〜

毎度のことながら、文語が安定しない。真面目に丁寧語でいくか、小説っぽくいくか、随筆か、それとも口語か……今回はこんな感じで書いていこう。最近、正社員の方の仕事用のドキュメントばかりになってしまい、つい業務用の書きっぷりになってしまいそうだが、アレは脳に負荷がかかる。休みの日にコワーキングスペースに来ている時点でワーカホリックが抜けきれていなことは否めないが、少しでも脳を休めるため、気ままにかける文体で書き進めることにする。 2度目のエストニア生活も5ヶ月が経ち、冬が終わり、

「エストニアに行きたい」と思う方への話と「エストニアで生きよう」と考えている話

2020年9月から翌年同月まで、約1年間のエストニア移住体験を終えた私は、帰国後1ヶ月半経った今、ようやくその生活を振り返り、筆をとるに至っています。今思えば、光陰矢の如し、あっという間なエストニア生活でした。歳をとったからなのか、生活が充実していたからなのか、おそらく両方でしょうか。整体に行きたいと思う欲は、日に日に高まる一方です。 執筆時現在、日本における外出自粛も、一部を除くヨーロッパ各国への入国も緩和されはじめています。そのため、「エストニアに行きたい」と思う方が、

エストニア生活に慣れてきたのでまとめてみた

コロナ禍の昨年に、ここ、エストニアに移り住み始め、かれこれ8ヶ月が経とうとしています。ワーキングホリデービザでの1年間の滞在なので、残り期間は約4ヶ月。更新を休んでいた半年の間、社会情勢としても、個人としても、さまざまなことが起き、2021年も半分が過ぎようとしているので、ここらで1回総浚いをするため、今回は筆をとった。 バレンタインデー、独立記念日、イースター、ロックダウンの段階的緩和とワクチン接種エストニアの冬は日が短かった。日が登るのは9時を過ぎ、16時前には日が沈む

エストニアに法人たててみて1年が経った

新年あけましておめでとうございます!と、言っても本稿が公開される頃には、既に年明けから1週間以上経っているはずですが。本稿は、1月1日に執筆し、本日に予約投稿したものとなります。 弊社「 OmusBridge OÜ 」を創立して1年が経ちました。 実は、創立したものの、去年は営利となる事業活動はまったく行っていませんでした。なので、もちろん赤字です。 とはいえ、なにもしてこなかったわけではありません。お金にならない実益は、確かに得ることができました。去年やったことは、ざ

タリンの年末 ロックダウンの中で

エストニア移住録の3回目です。前回の記事はこちらからどうぞ。 まず、質問箱への回答が遅くなってしまい、誠に申し訳ございません。本投稿までにいただいた質問は、先日まとめて回答させていただきました!引き続き、質問等をお待ちしております! まだインターネットにはない、「体験」と「経験」があった2020年9月末に移住し、約3ヶ月過ごした総括は、表題の言葉に尽きます。情報や知識、あるいは知恵は、昨今のインターネットに溢れている一方で、現実世界で得られる「体験」や「経験」というものは

コロナ禍で万策尽きた!?エストニア企業社長の渡欧事業計画、死す!!

コロナ禍で「Stay home!」が世界的に叫ばれる中、世界にも日本にも、辛抱と変革が求められています。皆様は、この状況のなかいかがお過ごしでしょうか?私自身は健康そのものです。 ただ、ヒトだけでなく犬などの動物にも感染する今回の新型コロナウイルスは、時にその牙を法人にも向けてきます。そして、私が代表取締役を務める法人にも襲いかかり、結果、無事に事業計画が虚空へと霧散しました。 この記事は2020/5/1現在noteが募集している「#自己紹介」がお題の近況報告ポエムです

¥100

普通のエンジニアによる北欧移住計画【字に書いたサルミアッキ】シリーズ第02章「ググるより実地往訪(往訪編)」

本稿を執筆する前段および契機となる前書きはこちらを、実地往訪を通した所感や反省、私見に基づく諸国比較、今回の往訪にかかった費用等をまとめた後書きはこちらを参照ください。本節では、実際に往訪した各地を写真とともにご紹介します。 今回はですます調の文章になる気分なのでそれで。また「綺麗だった」以外の感想がない韓国の仁川空港や「空港広い」以外の感想がないイギリスのトランジット編はカットで。あ、でも写真あるな。 ↑英国唯一の思い出はでかくて味が「うーん」なヒースロー空港での朝飯

¥200

普通のエンジニアによる北欧移住計画【字に書いたサルミアッキ】シリーズ第02章「ググるより実地往訪(前書ポエム編)」

実地往訪の記録はこちらを、実地往訪を通した所感や反省、私見に基づく諸国比較、今回の往訪にかかった費用等をまとめた後書きはこちらを参照ください。本節は前書き也。 本稿は、ごく普通のフロントエンドエンジニアによる北欧移住計画の全容を記した文書である。本稿は筆者自身の活動記録であり、また、最終的には本稿は同じ志を持った諸氏の道標にもなり得る文書となるはずだ。そうなることを切に祈りながら、今こうして打鍵しているのである。 と、前章の冒頭部をコピペしただけで、前章の文章の書きっぷり