泣きそうな夜に限って誰もいない気がしてしまう。ずっと人からの連絡を待っている自分がどこかにいて気持ち悪いなと思う。誰でもいいっていう声がなんか消えない。だって多分自分にとっての他人も、自分以外の人にとっての自分も、多分みんなそうなんだもん。誰だって、誰でもいい。別にここに座っているのは私でなくてもいい。そういう前提が人生とか生きていくことには付きまとっていて、そのなかでどうやって「私はここにいたいからここにいます」って言っていけるか、なんだと思う。あくまでも私は私の意思でここにいて、あなたといて、ということを自他共に大切にしていきたい。


心がどうもすかすかして隙間風が通り抜けまくっている心地。そんな隙間を満たすために今日も字を書くんだけど、書けば書くほど、言えば言うほど、私はわたしでない何かにすりかわっている気もする。こんなの不具合だ。バグだらけの人生の割に頑張っているので、許してくれないかなぁ。


先ほどそういう短歌を作りましたが、「大人になる」ということに終わりはあるのでしょうか。
はるかに長く生きている人生の先輩に尋ねてみたけれど、「歳だけとったなぁという感覚があるよ」という返事をいただいた。倍以上生きても、「大人になった」とは言い切れないままでこれからも生きていくのかと思うと、なんだかやっぱり全部投げ出してしまいたくなる。無責任でいたい。

自分に関わってくれる全ての人にとって、どこか安らげるような、素で居られるような存在でありたいと常々思っている。実際「あなたと居るととても楽だよ」と言っていただけることが少なからずあって嬉しいのだけれど、それはどこまでも「近くない」のとイコールだと思った。
知らないでいてくれることがあれば楽だと思うし、綺麗な部分だけ見せていていいよって思う。けど、本当は私が他人にそれを求めたくて仕方ないだけなんじゃないかな。「優しいんじゃなくて、易しいんだよ。」って友人の声が残っている。易しい。

仕事、本当に出来ないことだらけで、なんかずっと、本当に泣きそう。頑張らなくてはね、頑張って、頑張ったからって何になるのかは分かりませんけど。私は私を少しでも好きでいられたらいいなと思ったりするわけです。

久しぶりに休みだったのにまた仕事について考えていた。むしろ休日の過ごし方が分からなかった。明日、というか明日からが本番という忙しさな訳ですけれど。ではまた。

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