在れよ在れよと
相手がどこでどう傷つくのか、どうすれば一番相手を傷つけることが出来るのかを知っていく。それが「仲良くなる」ことなのが、時折とても寂しい。
相手に信じてもらえて初めて「在る」が認められる事もあるのだなと実感した。私が昨日見た夢、あなたが一人で食べたご飯の話、そちらの天気のこと、何もかも、繋がっていても見えないから、想像して、合理的に繋ぎ合わせていく。
突き詰めれば突き詰めるほど、ひとりだ、と思う。これからもずっとそうなのかな、って最近はずっと思っている。人生、楽して生きていけた方が、それこそ文字通り楽なのだ。でもそれは楽をする以外のことを諦めるってことかもしれない。逃げて逃げて、逃げた先でしか見られなかった景色のその先に何があるんだろうか。そこまで逃げて尚自分に残っているものは何だろうか。空っぽは空っぽでしかないよ、そこにただ在るだけだ。
みんな自分の人生が一番の地獄だと思って生きているんだと思う。一人になりたくないから一人にしない、とか、そういう裏返ったエゴも気持ちよく認めていけたら、もう少し先を見れるだろうか。
はやく長袖でちょうどいい季節になってほしい。