No.11 珈琲ドリッパーまとめ
こんにちは、サクマです。
今回はもうひとつの趣味である珈琲についてのお話です。
珈琲が趣味と言えるようになったのは社会人になって2年ほど経った頃のこと。珈琲は昔から好きで珈琲屋さんにもよく通っていたけれど、自宅で豆を挽いて珈琲を淹れるようになり、淹れ方ひとつで美味しくなくなることを知りました。自分でも美味しい珈琲を淹れられるようになりたいという一心で勉強と練習を始めたことがきっかけです。
以前は煎り具合による味の違いしか意識することはありませんでしたが、練習を繰り返す中で、産地や各農家の精製プロセス、また、挽き目・湯温・注水スピード等の抽出条件によってこうも味が変わるのかと知り、その沼にまんまとはまりました。
今では珈琲の資格も取得し、レシピを記録して美味しい珈琲を淹れられるよう日々練習しています。
最近は概ね安定して美味しく淹れられるようきなってきたので、自身の整理も兼ねて普段使っているドリッパーをご紹介します。
どれを買ったらいいか分からないと悩んでいる方がいましたら、参考になれば幸いです。
1.ツバメラタンドリッパー
GLOCAL STANDARD PRODUCTSさんが販売している琺瑯製のドリッパー。Made in Tsubameです。まずはなんと言っても見た目が可愛い。一目惚れして、はじめてのドリッパーとして妻がプレゼントしてくれました。
細めのリブが全体的に入ってはいますが、リブ自体は浅めなので、抽出スピードはゆっくりでしっかりとした味わいになりやすいです。円錐型フィルターを使って中〜深煎りを淹れるときによく使っています。
ちなみに、最近ウェーブフィルターも使えることに気がついて、そうすると浅煎りもすっきりと淹れられます。フィルター次第で適性が変わる、オールラウンダーなドリッパーだと思います。
2.ハリオV60
定番のドリッパーですね。珈琲好きの方はひとつは持っているのではないでしょうか。螺旋状のリブが全面に入っており、ガス抜けが良く抽出スピードが早いためすっきりとした味わいになりやすいです。注水スピードを落とすことでじっくりと深みのある味わいにすることもできます。
ただ、個人的にはこのドリッパーはじゃじゃ馬で、初めてのドリッパーにはあまりオススメできません。アプローチの変化によって味がぶれやすいので、安定して同じ味を出すのが難しいです。どちらかと言えば玄人向けなのかな。自分はまだまだ練習が必要です。
3.カリタウェーブ
カリタウェーブドリッパーのMade in Tsubameモデルで、リブはなく、平らな底面に穴が3つ空いているシンプルなドリッパーです。使用するのはウェーブフィルター。注水したお湯が一度底に溜まるので、珈琲の成分が出やすく、コクのある味わいになりやすいです。反面、過抽出となり雑味も出やすいので、豆を気持ち粗めに挽くとバランスがとれると思います。あと見た目が可愛いです。
4.KONO式 名門
ハリオV60に並び、こちらも定番のドリッパー。リブがドリッパーの半分の高さまでしか入っておらず、ゆっくり丁寧に、どっしりとした珈琲を淹れるのに向いています。また、湯面をリブより上にすることでアクが落ちることがなく、雑味の少ない珈琲に仕上がります。中〜深煎りはもちろん、浅煎りもどっしり淹れられるので、浅煎りをいつもと違う味わいで飲みたいときに重宝しています。
5.ORIGAMIドリッパー
陶器でできているちょっと珍しい形のドリッパー。可愛くてたまらないです。浅煎りが好きになってからずっと欲しくて、こちらも妻がプレゼントしてくれました。
このドリッパーは本当にすごくて、浅煎りが絶対に美味しく淹れられます。ここ最近はずっと浅煎りを飲んでいるので、9割このドリッパーを使っています。プチ情報ですが、珈琲苦手だった妻もこれで淹れた珈琲は美味しいと言ってくれます。浅煎り好きな方にはイチオシのドリッパーです。
以上、保有するドリッパー5つをご紹介しました。それぞれ個性があり、どれが一番のお気に入りかと聞かれたら、強いて言えば今はORIGMIですが、どれも珈琲を楽しむ上で欠かせないものばかりです。豆や気分に合わせたドリッパー選びと、ドリッパー選びひとつで変わる珈琲の世界の面白さが少しでも伝わりましたでしょうか。皆さんがお気に入りのドリッパーに出会えることをお祈りしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは。