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「自分なんかが音楽やってて意味あるのか?」と自信を失くして落ち込んだときに読むnote

どうも、リーマン兼業音楽家のサクママタタです。

今回は「自分が音楽を作る意味を見失いそうなとき、挫折してしまいそうなとき」についてのお話。

続けていく自信がなくなってしまう瞬間

音楽活動がうまくいかないとき、自信がなくなって弱気になる瞬間は誰しもあると思います。

周りの音楽仲間やSNSでフォローしている音楽家たちは、大きなステージでプレイしていたり、レコード会社と契約してプロミュージシャンとしてデビューしてたり、有名なテレビやゲームなどの音楽制作に携わって告知していたり、YouTubeやSNSでバズって人気者になっていたりする。

一方で自分は長年にわたって音楽活動に取り組んでいるけどこれといった成果もない。音楽が好きでやってきたはずだけど、周りに取り残されているような気がして猛烈に虚しくなる。

「自分の音楽が誰かの心を動かすことはあるだろうか?」「誰かの役に立つことはあるだろうか?」とその役目について考えたり、「自分よりもすごい人が世の中にたくさんいる中で、それでもまだ続ける意味はあるんだろうか?」と意味そのものを見失ってしまうことも…

なぜ自信を失ってしまうのか?

多くの場合は「自己評価と他者からの評価にギャップがあるとき」です。

「自分の作品やパフォーマンスが好きで自信があるのに、周りからあまり褒められない・評価されない・売れない」
しかしその一方で「自分の友達や知り合い、同世代や年下くらいの子たちがどんどん評価されて結果を出している」

というような状況が続くとモチベーションや自信を失いがち。

最近ではよく「SNSで幸せそうにしている他の人と自分を比べて落ち込む」なんて話を聞きますが、それにも似たところがあると思います。

あまり周りと自分を比較しすぎずに、自分の評価軸をしっかり持ちつつも適度に周りの人を見て参考にできるところを取り入れてみよう、くらいの気持ちで取り組むのが一番良いです。

よそは他所、うちはウチ。のオカン精神でいきましょう。

それでも「やりたいからやる」と胸を張ろう

あなたが音楽を続けている理由は「やりたいから」ですよね、きっと。

僕も同じです。音楽を作るのもそうだし、このnoteやブログを書くのも自分がやりたいからやってます。

自分がやらなくても他の誰かがもっと役に立つ・タメになることを書くだろうし、他の誰かがもっと素敵な曲を日々たくさん作ってます。それでもやりたいからやる。それで充分です。

「自分なんかがこんなことをやっても意味ないよな…」
「誰にも求められても、認められてもいないのになにやってんだろうな…」

なんて思わずに、下手でもなんでもガンガン活動した方が良いです。まわりになんと言われようと、どんなに自信を無くそうと、「やりたいからやってるんだ!」と開き直って自由にやりましょう。やらずして向上はありません。

小難しい理由や戦略なんか抜きにして、「やりたいからやる」でいいんです。その情熱はもっともシンプルにして、もっとも正当な理由なんだから。

解決策を冷静に分析してみる

…さてと、アツいメッセージはそこそこにして、記事後半では「なぜ自信喪失してしまうような状況に陥っているのか?」を冷静に分析して、いくつかの解決策を掘り下げていきます。

ちょっと耳が痛いような厳しいことも書きます。

①レベルをあげよう

「自分ではレベル10だと思っていたが、客観的に見ればレベル2だった」くらいのことはしょっちゅうあります。井の中の蛙、大海を知らず。


レベルアップして客観的に自分を見れるようになったとき、初めてライバルや先輩たちの実力を思い知ります。

「自分と同じくらいのレベルかな」と思ってる相手はだいたい自分よりもレベル高いし、「けっこうすごい人みたいだけど、あんまりそのすごさが分からないんだよなぁ」という人はめちゃくちゃ格上の人です。


自分の欠点というのは自分からは見えにくいものであり、また見えても認めたくないものです。

しかし、自分の未熟さを受け入れて前に進むことは成長するためには切り離せない痛みでもあります。過酷な現実ですが、ここに向き合わないかぎり扉は開きません。


「なぜアイツらが評価されて俺が評価されないんだ!」と気が済むまで羨んだら、『アイツらにあって自分にないもの』を分析して取り入れられるものは貪欲に自分にも取り入れていくという柔軟さも時には大事です。


②フックを強めよう

めちゃくちゃ良いパフォーマンスができたり、素晴らしい作品が作れるのなら周りからもそれなりに評価されるはず。

…なのですが、そうカンタンな話ではないんですよね。インターネットやSNSのおかげで誰でもすぐに世界中の情報に触れることができる弊害として、「なんかいいね」くらいのものはどんどん埋もれてしまいがちです。


めちゃくちゃ良いパフォーマンスや素晴らしい作品にプラスアルファで何らかのフックがついているとより多くの人の心に引っかかり話題になり、結果的にはファンが増えて評価される機会が増えることにもつながりやすいです。


大きな事務所に所属している人ならマネージャーや会社にある程度プロデュースしてもらって人目を惹くようなフックを作ったりメディア露出を組んでもらうこともできるのかもしれません。


しかし、自分でインディペンデントな活動をする場合は自分でフックを作り、仕掛けていかないと世間の人に見つけてもらうのは困難です。悪い意味でのイロモノにならないようにきちんと自分の芯は残しつつ、かつ見た人にインパクトを与えるような仕掛けを作るのも大事です。


ものすごく技術があるとか難しいことを緻密にやっているみたいなこともプロとして重要なことなのですが、一般の視聴者・リスナーには伝わりにくくてどれぐらいすごいことなのか理解できないことがほとんどです。


音楽家的には「プロには分かるが素人には理解できないもの」の方が玄人好みでカッコよかったりするのですが、もっと広く認知されて評価されたいならより多くの人が共感できたり楽しめるようなアイディアも取り入れたりしてちょっと歩み寄ってみるのもひとつのやり方です。


自分のやりたいことやポリシーを曲げてまで大衆に歩み寄れとは言わないけど、そういうポピュラーな要素を「うまく取り入れる」というのができるようになるとやっぱり強いですよね。


③自信の裏付けを作ろう

一番クリティカルなのがここ。

「自信」とは広辞苑によると「自分の能力・価値や自分の言行の正しさなどをみずから信じること。 また、その気持ち。」 と定義されています。 自分が自身の能力や価値を信じられるかどうか、つまり「思い込み」です。

根拠のない自信も時には必要だし、きちんと根拠のある自信も必要です。

根拠のない自信を持てるかどうかは性格も影響しそうですが、根拠のある自信は「あること」をすれば誰でも持つことできます。

それは「結果を出すこと」です。


たとえばコンテストで優勝したり、イベントを成功させたり、コンペに受かったり、有名な人と仕事をしたり、テレビやラジオに出たり、そういう分かりやすくてプロフィールにも書けるようなことや実績があれば一番ベストです。胸を張って言えるし、確実に自信になります。



「いやいや、それができないから自信がないんだよ…!」というあの頃の自分の声が聞こえてきたので補足しておきますね。笑

まだまだそんな分かりやすい結果を出すに至らないという場合、まずは「自分はすこしずつ前進している」と感じることが重要です。


きちんと記録をつけてたとえば「今月は何曲作れた」とか「ライブに何人お客さん来てくれた」「SNSやYouTubeで何件いいねもらえた」「何回再生された」「何曲売れた」とかをチェックして、エクセルとか表で記録付けたりすると良いです。

それで「前月よりも良くなってる!」とか「あまり思わしくない結果だな」とかを前月のデータを見ながら、もっと良くするにはどうしたらいいだろう?と試行錯誤していくと、すこしずつ物事が上向いていきます。


ポイントは他人と比較しないで、過去の自分と比較することです。


そうすれば「先月よりも良くなってる!」「去年よりも成長してる!」とハッキリ認識できるし、そうして積み重ねたことは着実に自分にとっての「根拠のある自信」になります。


そうして続けていくうちに着々と実績を作って、結果を出すことができるようになります。


まとめ

  • 「自信は思い込みの力」である。盛大に「自分はイケてる」と思い込もう!

  • 他人と比べるのはやめて、過去の自分と比べよう!成長を自覚すればおのずと自信につながる!

  • 最初は根拠がない自信でもコツコツと積み重ねて、根拠のある自信に変えていけるような活動をしよう!

  • 「やりたいからやる」という情熱がなによりも大事!


ってな感じで俺は一生音楽続けるよ!やりたいからね!

続けることでこそ得られるものもある!

現場からは以上です!!


おまけ

過去にこんなブログ記事も書いてるのでよかったらこちらも読んでみてくださいね📖



「自分がやるからこそ意味がある」ので、ためらわずにどんどんアウトプットしようぜ!俺がやらなきゃ誰がやる!という話。




「謙虚」と「自信がない」のはまったく違うから、自信をもってゴリゴリ活動していこう!自信がある人のところに人は集まるぜ!という話。




費やした時間や労力とその結果は必ずしも比例しないので、ウジウジ悩んでないでとにかくなんでもやっちゃおう!人生をかけたワンショットで一発逆転を狙うより、そのとき出せるべストショットをコツコツと積み重ねていこうぜ!という話。


おわりに

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