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ロールモデルを設定して「自分がなりたい状態」になる
ロールモデルとは「考え方や行動が模範となる人物」のことを指します。ビジネスシーンでは、仕事やキャリア形成におけるお手本となる人物を指すことが一般的です。
そのロールモデルに向かって進んでいくことで自分の現在地を認識したり、目標までの距離を確認したりすることができます。
今回は僕自身の話をもとにロールモデルの設定の仕方と、目標を達成する方法について分析した記事です。
最初にロールモデルに設定した人
僕が現在の活動をするにあたって一番最初にロールモデルに設定したのは、こおろぎさんでした。
きっかけはこおろぎさんのブログを見たことです。
僕自身はだいたい2014年ごろから自分のブログでDTMに関する情報を発信し始めました。
いろんな人のブログを参考にして学びながら自分なりに記事を書いていた中でこおろぎさんのブログを見つけて、かなりワクワクしたのを覚えています。
特に【音楽でメシが食えるか?やってみます】【毎月の収益報告】などの記事が自分にはとても衝撃的でした。
「え、そんなことブログに書いちゃうの?」「っていうかこんなふうに音楽を仕事にする方法があるの?」という驚きの連続。
そこから「自分もやってみたい!」という気持ちが沸き上がってきました。
活動の方向性を定める
2013~2014年当時の僕は10年くらい続けたバンド活動をフェードアウトしていた頃で、なにかひとりで出来る活動をやろうと思っていた時期でした。
もともとDTMで曲作りはしていたのですが、それが仕事になるとは考えてもいなかったので、「メシを食っていこう」としてる人がいることに驚きました。そこで僕は「よし、この人を目標にしよう!」と決めたのです。
Audiostockの存在を知ったのもこおろぎさんのブログがきっかけで「自分のDTM趣味がちょっとでも収入になるならいいかも」と思って、試しに手持ちの数曲を登録してみました。
そしてオーディオストックに初めて登録した楽曲がこの曲。登録日は2014年5月12日でした。懐かしい。今から10年近く前ですね。
実際に売れるとかなりうれしくて、すこしずつ登録曲を増やすうちに販売曲数も増えていきました。それが今につながっているわけですね。このときAudiostockを始めて本当によかったです。
僕はブログも音楽制作もこおろぎさんをロールモデルにして活動してきて、おかげさまで「音楽でメシ」や「音楽家として『テイクオフ』する」を実現できました。
こおろぎさんのことは今でも参考にしているし、勝手に心の師としてリスペクトしています。
前車の轍をなぞる
ブログを書いているときからそうですが、僕は「気になったらすぐ取り入れる」「活動のやり方や考え方をマネする」というのをけっこうやっていました。
『前車の轍を踏む』というのは「前の人と同じような失敗をあとの人が繰り返す」という悪い意味のことわざで使われていますが、僕は「前の人と同じようにうまくいく可能性がある、そのためのコツを掴みやすい」というポジティブな意味に捉えています。
小学生のころ漢字を習うときも「漢字練習帳で薄い印字の上をなぞって書いて覚える」というのをやりましたよね。曲作りでも誰かの曲を耳コピしたり楽譜になぞって打ち込むことで上達していくというのは定石です。
そういえば子どものころ絵がうまくなりたくて、薄い透けてる紙(スニーカー買ったときに入ってる緩衝材みたいな紙)の上からドラゴンボールの絵をなぞってひとりでひたすら書いていました。
どんな分野でも「お手本をなぞる」というのが初心者が上達するためのカギなんですよね。
なので「活動のやり方や考え方も他の上手な人のやり方をなぞってみる」というのが物事に取り組む序盤ではめちゃくちゃ重要だなと思います。
ポイントは「内容そのものをパクる」ではないということ。
僕もこおろぎさんのことはたくさん参考にさせていただいてますが、曲とかブログ記事の内容そのもの自体はマネしておらず似てるものは全然ないです。
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