--メールにおけるハイフン--
今回のポイント
・メールは文字が多いため読みやすくする工夫が必要
・メールにおける"-"(ハイフン)の使い道を検討
メールは文字オンリー
メールは文字のみで構成されるため,読み手の理解を深めるためには段落分けや箇条書きなどの工夫が必要です。それに加えて装飾を行うとより分かりやすくなる場合があります。
しかし,メールの装飾に関して詳しく考える機会はありません。そこで改めてメールの装飾について見ていきたいと思いました。
その中でも今回は「ハイフン」について考えていきます。
-(ハイフン)とは
ハイフン(英語: hyphen、‐)は、ラテン文字、キリル文字などのアルファベットとともに使用され、語をつなげたり1つの語の音節を分離するために使用される約物であり、4分幅の横棒である。 出典:Wikipedia
要するに "-"(横棒)のことです。PCのキーボードでいうと0の隣にあるやつですね。プログラミングなどでマイナスを入力するときもこのハイフンを使います。
メールにおいてはマイナス以外にもいくつか使い道があるので見ていきましょう。
使い道① 罫線
行事の日時など重要な箇所を記載したいとき,ハイフンで区切ると強調できます。例えばこんな感じに。
〇〇の日時・場所は下記の通りです。
---------------------------------------------
【日時】2020年5月1日
【場所】××ビル 3F
---------------------------------------------
このときハイフンを何個にするか悩ましいですよね。「囲った内容の長さ×1.3~1.5」くらいの数くらいでしょうか。
余談ですが日時や場所といった項目名を【】で囲むことで,カッコの前に自動的に半角スペースが入るため字下げができます。(字下げしたくない時は困りますけど...)
使い道② 切り取り線風罫線
テンプレートなど区切りたい対象がある場合,先ほどの罫線の間にテキストを挿入することで切り取り線のような装飾で区切ることができます。
以下のテンプレートを改変して返信してください。
--------------- ここから ---------------
氏名 XX XXXX
希望日時 ○月○日○時
--------------- ここまで ---------------
こうすることにより区切りが一目でわかりますね。細かいですが文字の左右のハイフンは数を揃えて文字を中心にし,文字前後に半角スペースを入れた方が見た目は良くなります。
使い道➂ 箇条書きの行頭記号
ハイフンは箇条書きの行頭記号として使うこともできます。
ハイフン(-)は箇条書きの行頭記号に使えます。
- 1つ目の項目
- 2つ目の項目
「・」などと組み合わせて箇条書きの中の箇条書きで行頭記号としても使えます。
・箇条書き
- 箇条書きの中の箇条書き
ハイフンを箇条書きで使う際はハイフンの後に必ず半角スペースを入れましょう。また箇条書きの中の箇条書きで使用する場合はハイフンの前に4つ半角スペースを入れています。
なお,箇条書き全体に言えることですが,項目が長くなると読みづらいので注意が必要です。この場合は行を分ける方が賢明ですが,この場合はハイフンだとやや目立たないので「・」の方がいいかもしれません。
- 長すぎる箇条書きはこのように2行目に侵食し,字下げも行われないため読みづらくなる危険性をはらんでいます
⇓
・長すぎる箇条書き
このように行を分けると読みやすくなる
まとめ
ハイフンは意外と使い道がある!
普段何気なく目にしているハイフンですがこうしてみるといくつもの使い道がありますね。メールを書く際には使っていきたいです!
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