見出し画像

ロックマンDASHのフラッター号フルスクラッチ製作日記 その1

現在製作中のフラッター号(PSのゲーム、ロックマンDASHで登場する乗り物)のフルスクラッチ製作記録です。自分のメモでもありますが、読んでくださっているあなたの参考になれば幸いです。

"その1”の内容は次のような感じです。
改善すべき点もあったので、次回以降に活かしたいです。

  • 設計     :CADを利用し、モデルで骨組み設計と全体バランス確認を行う

  • パーツ切り出し:CADの図面を使って正確かつ楽に切り出す

  • 組立て    :CADのモデルを見ながら組み立てる

◼️設計

まずは無料で使えるFeeCADにて設計を行います。ここでの主目的は骨組みの検討と全体のバランス確認です。

●骨組み
骨組みはしっかりしたものにしたいので、1mmのプラ板を採用しました。
また、各骨組みの位置出しのため、中央に角棒を通す構造にしました。モデルでは省略してますが、三角棒を用いて各部の垂直をだします。

骨組みの設計はこんな感じです。

余談ですが、フラッター号は単純なシルエットながらも曲面があるため、フルスクラッチの練習としては良い題材だと思いました。(実際、私自身フルスクラッチは今回が初挑戦です)

●全体のバランス
フラッター号の各部寸法情報は見つからなかったため、おおよその寸法でモデリングしました。相対的なサイズ感が合ってれば変にはならないと思い、イラストなどを定規で測って寸法を決めました。ゲームプレイ当時と比べても違和感ないようにできたと思います。

後ろからですが、こんな感じにしました。

◼️パーツ切り出し

ここから、パーツを切り出していきます。切り出す際はモデルの図面を利用します。
図面を縮尺1:1で印刷し、それをプラ板に貼るだけで切り出しの準備が完了します。手書きだと曲線が歪んだり角度がずれたりしますが、この手法なら正確かつ楽に準備可能です。なお、プリンターのスペックによって印刷時に寸法誤差が出ますが、経験上無視できる程度です。

このように図面を貼ってます。準備がとても楽です。

同じ形状を複数枚切り出す際は既に切り出したパーツをプラ板に両面テープで貼って切り出しの目安にします。最後にヤスリで形を整えれば完成です。重ねて形を整えてはいますが、案外形状がばらついています。要改善ですね。

切り出した部品たち。

◼️組立

瞬間接着剤を用い、骨組みを設計通りに組立ていきます。
実際に組立てて気づいたのですが、骨組みはたわみづらい構造をとるべきでした。今回の例だと、真ん中の2mm角棒のみで繋がっているため左右にたわみやすく、外側のプラ板を貼る際にずれてしまいます。

組み立てた骨組み(途中)。

◼️おわり

フラッター号フルスクラッチ製作日記 その1 はここまでです。初挑戦ということもあり、以下のような改善点を得ることができました。
 ・複数部品の切り出しはもっと精度を上げた方が良い
 ・骨組みたわみづらい設計にした方が良い
設計はともかく、切り出し精度向上は難しそうですね。何か良い方法があれば、教えていただけると幸いです。
またある程度進んだら"その2”を公開したいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?