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FreeCADの使い方 〜モデルが作れるようになるまで〜

◼️概要

この記事では、無料で使える「FreeCAD」の概要やモデルの作り方を解説します。
「これからFreeCADを使ってみたい」という人には打ってつけだと思いますので、ご覧いただけると幸いです。
※最初は"CADとは何か”について簡単に説明しています。作業手順が知りたい方は「■使い方解説」まで飛ばしてください。

※追記
本記事の内容に加え、アセンブリから図面化までまとめた動画を公開しました。
https://youtu.be/pnJq2Hp-Tso

◼️CADについて

“CAD”とはComputer-Added Designの略であり、コンピュータを用いて設計することやコンピュータによる設計支援ツールを指します。

今回解説する「FreeCAD」はCADソフト(=設計支援ツール)の一つで、無料で使用することができます。(他にも「Solid Works」という有名なCADソフトがありますが、こちらは有料です。)

◼️具体的にFreeCADで何が出来るの?

FreeCADを用いることで、寸法を指定して部品の3次元モデルを作成できます。
設計した3次元モデルは図面化やアセンブリ(モデル同士を組み合わせること)できます。

◼️使い方解説

ここからは下の部品を例として3次元モデルの作成手順を解説したいと思います。
モデル作成は次の流れで進んで行きますので、最初に覚えておくと良いです。

  1. スケッチの作成

  2. モデル化

  3. モデルの微調整

※以降は普段私が行っている手順です。もっと効率的な手順等あれば、コメントいただけると幸いです。

今回はこのガンプラの肩パーツのような部品の作成を通して解説していきます。

1. スケッチの作成

まずは新規作成でファイルを作成します
スケッチを作成する準備を整えます
スケッチを描く平面の指定です。慣れるまでは気にしなくても問題ないです。
直線を作成していきます。
直線の作成が完了しました。
大体で良いので、全体を描画します。
スケッチに寸法を追加していきます。
スケッチが完成しました。

2. モデル化

ここから、スケッチを元にモデル化を行います。
モデル化が完了しました。
この作業は今回解説する範囲ではわからないですが、アセンブリ等を行う際には必要な作業です。

3. モデルの微調整

モデルを微調整していきます。
角部を削る「面取り」です。
シェルにより不要な部分を削りました。
更に、部分的に削っていきます。
削る際もスケッチを作成します。
削りの深さを指定します。

■最後に

いかがでしたでしょうか。
今回はFreeCADによるモデリングの方法について解説させていただきました。
私自身もまだFreeCADの機能について把握できていないところが多いですが、ここまでの内容でも色々と使い道はあると思います。

この後はアセンブリや図面化を行っていくのですが、そちらはまた別の機会に解説できればと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次の記事でもよろしくお願いいたします。

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