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改めまして、SKKの遺体搬送事業 「ご遺体搬送のアイム」のお話


以前も書いたことがありますが、
SKKでは、葬儀の業務と並行して、
「ご遺体搬送のアイム」としてご遺体搬送業務も請け負っています。

2024年になり、例年以上にご遺体の搬送業務のご依頼が増えてきており、
今回は今一度SKKの搬送についてお伝えしようと思います!





ご遺体搬送はこんな時に必要!


ご遺体の搬送なんて聞いたことない!
という方も多いかと思いますが、こんな時に必要になります。

  • ご家族が旅行中に事故に巻き込まれ亡くなった

  • 出張中や単身赴任中のご家族が急病で亡くなった

  • 遠方の寮で暮らす大学生の息子が急逝した

  • 大学病院で治療していた故人様の希望で、故郷で葬儀を執り行いたい

  • 親戚一同が多く住むエリアで葬儀を執り行いたい

こんな理由で、ご遺体搬送を希望される方が多くいらっしゃいます。
このような状況であれば、誰にでも起こりうることですよね。

また、葬儀社によっては、葬儀は承りますが病院等へのお迎えには行かないという会社もあります。

SKKは葬儀社ではありますが、ご遺体搬送のアイムで業務を承った際には、他の葬儀社さんと連携して搬送業務を行います。

何時に引き渡しをするのか、どこに故人様をお連れするのか、お棺に納棺しても良いか、死亡届のお話など、細かくお相手の葬儀社やご家族様とやり取りし、連携しながら搬送します。

また、搬送はお連れするだけではありません。
遠方にお迎えに行き、都内に連れて帰ってくることもあります。

もちろん、そのままSKKでご葬儀まで執り行うこともありますが、他の葬儀社やホールにお連れすることもあります。

"ご遺体搬送"  実は様々な状況で必要になるのです。



富山県へ搬送した後の報告写真


搬送には様々な手段があります!


ご遺体搬送のメインは、もちろん車両です。

ご遺体は斜めにしたり座らせたりする事はできません
つまり、寝かせた状態で運ぶ事もできる「寝台車」がメインの搬送手段。

ただ、とても遠方まで搬送する際には、飛行機で搬送する方が格段に速く、そしてコストも下げることができます。
離島への搬送にも、飛行機を利用します。

空輸で搬送する際には、必ずお棺に納棺し、梱包して搬送します。

受け取り手の葬儀社とやり取りし、都合のつく日時の範囲の航空機を手配したりと、細かくやり取りをしながら搬送します。

また、空港が無い島へ搬送する際には、フェリーを利用します。
フェリーの場合も、納棺して梱包し、搬送します。

飛行機やフェリーも利用しますが、もちろん遠方でも車で搬送してほしい!という方もいらっしゃいます。

四国や九州などの遠方でも、寝台車で搬送する事もあります。



実際の搬送事例


ご遺体搬送のアイムで実際に搬送を行った実績をご紹介します。
各地いろいろな所へ搬送させていただいていますが、寝台車で搬送した実績の一部をご紹介します。

  • 東京都日野市 ⇒ 山梨県南アルプス市  114.8km

  • 東京都杉並区 ⇒ 奈良県北葛城郡    469.6km

  • 神奈川県横浜市 ⇒ 兵庫県明石市    526.5km

  • 埼玉県新座市 ⇒ 羽田空港       53.0km

  • 神奈川県茅ケ崎市 ⇒ 茨城県結城市   150.8km

  • 東京都杉並区 ⇒ 滋賀県長浜市     420.5km

  • 東京都中央区 ⇒ 香川県丸亀市     725.8km

  • 東京都杉並区 ⇒ 三重県伊勢崎市    455.7km

  • 神奈川県川崎市 ⇒ 富山県富山市    369.4km

  • 東京都板橋区 ⇒ 愛媛県今治市     794.6km

※SKKでは杉並区と多摩市に支社があり、法律上、多摩市と隣接する神奈川県からの発着も可能です。

最近では、都内の竹芝桟橋からフェリーで搬送するという事例もあったり、国外へ空輸搬送するケースもありました。
(国外への空輸は、大使館を経由したりとかなりの時間がかかります。。)



岩手県へ搬送した後の報告写真


ぼったくり業者には要注意!


必要になった時以外、ほとんど見聞きする事の無い「遺体搬送」
その為、遺体搬送業者のシステムや知識も無い方がほとんどだと思います。

遺体搬送業者の多くは、走行距離ごとに料金が決まっています。
10km/〇〇円 というように、走行距離が延びれば料金も上がり、
そのベース金額に、各備品や積雪対応、人件費等のオプション料金や、有料道路などの実費の料金が加算されていきます。

多くの遺体搬送業者ではこのような計算で料金が決まるのですが、
このベースの料金は各業者によって設定が違います。

そしてこの料金設定が格段に安いからと言って、
良心的で最終的に低コストで搬送ができるとも限りません

「安かろう悪かろう」という言葉があるように、
安くても故人様を雑に扱っていたり、故人様を車に残し平気で離れたりと、金銭面以外の所が信用できない搬送業者もあります。

また、料金設定が安いように見えて、実は "お迎え料金" などが設定されていたり、細々とよく分からないオプション料金が加算されたりと、
最終的には決して安くない料金になったりします。

ぼったくり業者に引っかからない為には、
先ずはホームページ等の情報をしっかりと確認し、できれば見積りを出して貰うのをオススメします。

例えば、ご病気で遠方に入院されている場合など前もって分かる場合には、
先々を見据えて時間のある時に予め調べておくと安心です。

実際に、まだ亡くなられていないうちに事前相談見積りの依頼をされる方も多くいらっしゃいます。

ご家族がまだ亡くなっていないのに、死後のことを考えるのは気が引ける方もいらっしゃると思いますが、
ご家族が亡くなられてから嫌な思いをしない為にも、そして遺るご家族様も悔いなく納得しておくり出す為にも、
しっかり調べて業者を選びましょう。



本当に必要になった時以外でほとんど耳にすることのない「遺体搬送」

必要にならない方が良いのですが、どこで何が起こるか分からない時代ですよね。

自己や急病だけでなく、地震などの災害も多い日本。
万が一必要になった時に慌てない為に、この機会にぜひ知っておいてくださいね!





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