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意外と困る! 「遺影写真」のお話


故人様が亡くなられて、ご家族は悲しみの中で
ご葬儀に向けて様々な準備をしていきますよね。

最初の葬儀社選びから始まり、ご安置場所やご葬儀のスタイル、火葬場やご葬儀に必要なお花などの手配等、
故人様の意向が決まっていたり、事前にある程度の準備ができていれば別ですが、時間がない中でかなりの決断を迫られます。

そんな中、意外とご家族様が悩まれるのが、「遺影写真」

どんな写真が遺影写真に向いているのか、
そもそも写真があんまり無い、
服装がラフな部屋着で微妙…

様々な困り事があってなかなか決められないご家族様が多いと聞きます。

今回は、そんな意外と困る「遺影写真」についてのお話です!




基本的にはどんな写真でもOK


人生のエンディングに飾られて、いろいろな方の目に触れる「遺影写真」と考えると、皆さま悩まれてしまうようですが、
基本的には、故人様の生前の人柄が分かるお写真であればどんなものでもOKです!

帽子をかぶっていたり、何かを持っていたり、
笑っていてもいなくても、目線が外れていても
他の方が写り込まなければOK!

元のお写真には他の方が写っていても、
故人様を切り取って遺影写真にするのでお顔に被っていなければ大丈夫。

あとは、祭壇に飾るように大きく引き伸ばすので、
ある程度の画質が保たれていなければいけません。

通常はデータで受け取る葬儀社さんがほとんどだと思いますが、
写真をスキャンしたり撮影したデータでも、ある程度の画質があれば遺影写真にすることができます。



洋服は着せ替え出来る


結構ご家族が気にされるポイントなのが、服装

ラフな部屋着なんです…
ちょっとネクタイが曲がっちゃってて…
ここのボタンだけ開いてるのが気になるんです…

などなど、故人様の表情は良くてご本人らしい、気に入っている写真でも、
服装などが気になって遺影写真にするか悩む。

服装以外でも、背景がごちゃごちゃしていたり、
見られたくないお家の中だったり。

遺影写真を担当する写真屋さんでは、お洋服の着せ替えや背景を変えられる仕様のところがほとんどです。

用意している着せ替え用のお洋服の種類や背景色のバリエーションなどは、会社によって異なりますが、
普段着からスーツなどのフォーマルな衣装、着物など、かなりのバリエーションを取り揃えている会社が多いです。

ちょっとした服装の難点や背景で写真を悩まれている場合は、一度葬儀社に写真を見せて着せ替えができるか確認してみましょう。




細かな修正もできる


故人様の表情は良いのに、病気療養中などで首元が瘦せてしまっていたり、元気なころの姿とは違ってしまっている…などで悩んでいる方もいます。

顔色が良くない、頬に影が出ている、見える所に傷がある、首元が痩せて見える…
など細かな部分が気になっている場合、
写真屋さんでは細部の微調整も行って貰えます。

先ほどの着せ替えした場合も、選んだ服と首元の角度が合わないなどの微調整はお願いできますので、
細かな部分が気になっている場合は一度相談してみましょう。




意外と様々な調整が可能な遺影写真。
服装や細かな不備が気になって諦めてしまうのは勿体ないですね。

調整を頼む際は、修正・確認・更に調整など時間がかかる場合があるので、
ご葬儀までの余裕を持ってデータを提出しましょう。

故人様が終活でしっかり用意されている場合は問題ありませんが、
急なご不幸などで困った際には、一度葬儀社に相談してみてくださいね。





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