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【ご遺体搬送のお話】 海外搬送やお骨の搬送も承ります!


いつも健康増進系の記事やお葬式関連についての記事を書いていますが、
今回は久しぶりにご遺体搬送についてのお話です!

以前にも書いている通り、SKKではご葬儀以外の事業で
ご遺体搬送のご依頼も承っております。


ありがたいことに、今年に入ってからご遺体搬送のご依頼も増え
昨日も長野県へ無事搬送し、先日は滋賀県への搬送、
東北や関西など遠方への搬送のご依頼も増えました。

最近では、ご依頼前の事前相談も増え
いずれ訪れるいざという時に慌てない為に、
段取りを確認されるというご家族様も増えてきています。

昨今の終活ブームにより、生前に死後を考える事へのタブー感が無くなってきたのかもしれませんね。

さて今回は、そんなご遺体搬送の中で最近質問をいただいたことをベースに搬送でできる事についてお伝えしようと思います。




海外への搬送はできる?


"海外旅行や海外出張中、現地で事故や急病で急逝してしまう"

とても悲しい事ですが、起こり得ますよね?

海外の方が日本に来られている時もしかり、
いつ何時訪れるとも限らないのが人の死。

異国の地で亡くなった場合、ご家族の心境的には
そんな異国で、異国のやり方で火葬されるより、
お身体をそのままの状態で母国に帰してあげたい
と思う方が多いのです。

SKKでも実際、海外搬送の問い合わせを何度か受けております。
もちろん、海外から日本に迎え入れる受け取り手のご依頼も。


海外搬送ってどうするの?


海外への搬送は、大使館への連絡英語書類の作成も必要となり、
送る国に次第では沢山の証明書や許可が必要になる場合もあります。

また、ご遺体の空輸自体がNGな国もあり、
宗教なども含めた国の考え方によって対応が異なります。

先ずは相手国の受け入れが可能か、空輸の直行便があるか
受け入れの条件は何があってどんな書類が必要なのかなど、
相手国についてのリサーチを行います。

条件が整っていれば、SKKで海外搬送を承る事も可能です。

大使館等の連絡や書類提出も代行し、
その間に故人様のエンバーミング処置も依頼します。

(海外搬送はエンバーミングを行うことが条件の国がほとんどです)

※エンバーミングについてはこちら


エンバーミングでお身体をキレイに整え、全ての許可がおりた上で、空輸にて搬送します。
相手国の受け取り手も必要になるので、そこも手配・連絡した上での搬送です。

海外搬送時の大まかな流れについては以上ですが、
ここで大きな壁となるのが「料金」なのです!

海外搬送の料金は?


先ず、海外搬送の第一条件と言っても過言ではない「エンバーミング」
防腐処理を行うので特別な技術なのですが、
これだけでも20万円前後かかります。

さらに、海外搬送用のお棺が必要になります。
国内の空輸搬送とは違って、三重構造のかなり頑丈な造りのお棺が必要になり、これが50万円前後と高額なのです。

ここに、空輸の実費料金や空港までの搬送料金、安置料金などが加算され、総額は80万程度かかる事が予想されます。

お身体をそのまま搬送したい思いはあっても、なかなか出せる金額ではありませんね。。

SKKの過去の事例でも、海外搬送のご相談を受け、
やはり日本でご火葬し粉骨にして持ち帰るという方法を選ばれたご家族様も何組かいらっしゃいました。

宗教的にご火葬が問題無ければ、この方法が1番現実的かもしれません。

ただ、ご依頼いただいた場合は海外搬送も全力で承れます!
迷われている場合は一度ご相談くださいね。



お骨の搬送も可能


これは、つい先日お問い合わせいただいたお話です。

お墓のご移動を考えられている方からのご相談で、
ご遺体ではなく「お骨の搬送」も出来ますか? とのお問い合わせでした。

お骨の搬送ももちろん可能です!

実はお骨はゆうパックで発送する事も出来ます。

ただ、他の沢山の荷物に紛れて運ばれるのに、気持ち的に抵抗がある…
そんな方も少なくないですよね。

そんな時にはお骨の搬送も出来ますのでご相談ください!

お骨の場合は、お棺もお布団もドライアイスも必要ありません。
ただただ搬送料金のみで承ることができます。

最近は、墓じまいをする方も増え、遠方のお墓で遠いから近くにお墓を移したいという方も多くいるそうです。

お骨が多い場合など、発送手続きやご自身で運ぶのが大変な時には、お骨の搬送をご検討してみてくださいね。



時代が変わって人の行動範囲も拡大し、住む場所も制約が少なくなってきた現代。

その分、更にどこで何が起こるか分からない時代になりましたね。

いざというときの為、いろいろな方法や選択肢があるという事を頭の片隅に入れておいてくださいね。





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