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組立天体望遠鏡(星の手帖社)

元々、手持ちの別の望遠鏡(3Bスーパーミニテレスコープ40DX)に対物レンズだけ移植するつもりで入手したもの。使わずじまいにするのも勿体無いので、スマホカメラでも使いやすくできないかと追加工作してみました。


接眼部を31.7mmアイピース用に

接眼レンズを収める部分を切り落とし、36.4mm-31.7mmアダプタを無理やりはめ込みます。

すんなりとは入らないのでねじ込みの内側を削って、ボンドとテープで固定。
対物レンズを300mmだとかろうじて合焦

この段階で、元々の273mmの対物レンズで無限遠が出なくなってしまいます。下写真のように天頂ミラーとスマホアダプタが使えるところまで持っていきたいので、本体の筒を短くします。

天頂ミラーと20mmアイピース+スマホアダプタ(MAKSY60付属のもの)

天頂ミラーが使えるように鏡筒を短縮

鏡筒全長267mmほど
切断後 後ろは塩ビ管継手ジョイントと接続バンド

切断して短くした筒を繋ぎもどすのに接続バンドのようなものを考えていたのですが、ホームセンターで探してみるとちょうどハマりそうな継手ジョイントがあったので、こちらを使うことにしました。


合焦するところまで削っていくと対物レンズ部36mm、残り鏡筒長140mmほど

手持ちの天頂ミラーで伸びる光路と接眼レンズ交換で全長が伸びた分を考慮して先頭から12cmくらいで切断。先頭もさらに短くし、継手ジョイントで繋ぎ合わせ。

照準合わせ用の突起は残したかったが諦めます。
三脚穴の位置が前すぎてアンバランスだが、一応完成
鏡筒を詰めた分、遮光板の位置が前寄りになってしまう。
穴の大きさ調整と内部反射対策が必要かも

対物レンズを換えてみる

ステップダウン-ステップアップリングをはめ込み

交換システムというほどではないが、予備の対物レンズがつけれたらいいかなと、41-39mmステップダウンリングがちょうどはめ込みできたので継手ジョイントを半分にしたものをキャップとして被せる。被せただけではネジがのぞかないので、中間に39mmフィルタからレンズを抜いたものを追加。
これでφ39mmネジで対物レンズ代わりになるものを取り付け。

クローズアップレンズNo.4で250mm
天頂ミラーは使えなくなるがクローズアップレンズNo.5で200mm
残った筒で無理やり伸ばせば400mmくらいの対物レンズが使えそうです
(400mm対物レンズは持っていないので先端部分はダミー)

直焦点撮影

左から 36.4mm-31.7mmアダプタ/31.7mm-Tマウントアダプタ
T2-M42アダプタ(M42延長リングで調整)/M42マウントアダプタ
組み込み状態 これで273mm望遠レンズとして使えます。

接眼部を31.7mmアイピースフォルダに替えたおかげでTマウント+カメラ側マウントアダプタで直焦点撮影ができるようになります。強度や精度は不安ですが(^^;
望遠鏡側でピント調整もできますが、カメラ側をヘリコイド付きマウントアダプタにしておいた方が何かと便利そうです。

実写例を撮ってこなければ(^^;・・・
加筆中とします。

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