どちらの足で踏むか
若い先生たちのなかには、「XやInstagramで教材研究している」という人たちがいる。
よさそう、と思ったら、それを、「どうやったらウチの子たちに合うかな?」と考えながら準備するのが好きなのだという。
確かに、Instagramのリールで制作アイデアなど見ていると、作ってみたくなるものがたくさん出てくる。
そのままマネするのではなくて、子どもの顔を思い浮かべてアレンジしている先生の姿がすてき。
かくいうわたしは、Instagramを仕事に関連して使うことは、あまりしていない。趣味の世界である。
ごくたまに、フォローしている人が、ストーリーズで「わかる人にはわかる」かたちで誰かを批判している投稿に出会ってモヤっとすることがある。
これって誰のことだろう?
何のことだろう?などと
脳の無駄遣いをすることになる。
見なきゃいいじゃんと言われればそれまでなのだが、「ああ、これって犬のうんちに似ているな」と思った。
今年のオリンピックの舞台、パリを以前に旅した時のこと。路上に犬のうんちがよく落ちていた。
よって、うんちを踏んでしまう事故も増える。
「踏まなきゃいいじゃん」
「外歩かなきゃいいじゃん」と言っても、そんなわけにはいかない。
そこで、フランス人は、「左足でうんちを踏んだらラッキー」というジンクスを生み出した。
モヤッとする投稿を見たら、いちいち投稿主に腹を立てていてもしかたない。「左足で踏んだうんこ」と思うことにしよう。