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ハロー、今君に素晴らしい世界が見えますか?
↓下書きに入ってました。多分8月くらいのクソ暑いときに書いたやつだと思います。
こんなに馬鹿暑いのになんか草木や田んぼ、川、海すべてがキラキラ輝いて見えるのは自然の雄大さってやつなんですかね。
前置きはさておき、銀河鉄道の夜という曲がある。銀杏BOYZの前身バンド、GOING STEADYの曲だ。
この曲を初めて聴いたのは二年前くらいのこと、友達がカラオケで歌っていた。ギャンギャン叫ぶだけで、あんまり刺さらなかったし、もはや覚えてすらなかった。
今では夜に外に出るときは必ず聴いている。
ギターソロが美しすぎて毎回空を仰いでしまう。
公式かどうかわからないんですが、切り絵のMVも可愛いからみてね
最近銀杏BOYZを聴き出して、なんともいえない切なさや寂しさ、童貞臭さ、心の叫びがブッ刺さった。シンプルで飾らない歌詞がとても心地いい。
自分じゃどうしようもない無力感が苦しくて、ただ叫ぶしかない感じに救われる。
中でもファーストアルバムの最後の曲、東京が一番好きだ。
散々ギャンギャンガチャガチャとパンクロックをしていたのに、最後の曲はしっとりとしたバラード。ベタだけどこういうのに弱い。
曲が終わった後しばらく余韻があって、そのあとに音が外れまくったBABY BABYがワンフレーズ流れる。
それがとても切なくて、全部終わっちゃったんだもう戻れないんだなという気分になる。
アルバムの中だけでなく、曲の中でも癖になる緩急があり、
2作目のアルバムの援助交際という曲では、
好きな女の子が援助交際をしていて、自分ではどうしようもないような無力感を怒りに変えてギャンギャン過激に歌うのだが、
サビはものすごく優しく、どうか幸せでいておくれと歌うギャップが本当に切ない
年々暑くなる夏に悲鳴を上げずに自然はじっと黙って耐えてるね
自分たちのせいでこんな暑くしといて、ピーピー言ってるのが情けなくなってきたよ