【SKIP 2023】Day 4 Anime/Manga Day
こんにちは、経済学部1年の榊千尋です。今年度の活動において食文化を担当していました。アニメ・漫画デイの企画でお邪魔させてもらった集英社について書かせていただきます。
スケジュール
12:00 集英社集合
12:00~ 社内見学、社員の方による講義、プレゼンテーションと質疑応答
13:00~ 各自昼食
当日の内容
集英社は「non・no」や「週刊プレイボーイ」など、様々なジャンルの雑誌などを出版されていますが、今回は日本のアニメ・漫画文化がテーマということで「週刊少年ジャンプ」や漫画に焦点を当てて見学を行いました。当日は神保町駅に集合し、集英社に向かいました。ロビーに入ると頼富亮典さんが待ってくださっていました。頼富さんは「僕のヒーローアカデミア」や「斉木楠雄のψ難」などを担当している方で、終始私達を案内をしてくださりました。
私達はまず初めに、「週刊少年ジャンプ」を含めたジャンプ漫画の編集フロアに向かいました。エレベーターに乗り扉が開くと、フロアの廊下には一面ジャンプ作品のアニメポスターや立て看板などが飾られており圧巻でした。廊下は写真撮影ができるという事で、皆沢山撮っていました。その後、編集部の中に案内され、編集長の中野博之さんに挨拶させていただきました。部屋は少年ジャンプ、ジャンプ+、ジャンプスクエア、最強ジャンプのエリアに別れており、編集者のそれぞれの机が並んでいました。机にはその方が担当されているであろう漫画や、グッズ、資料が沢山並んでいました。部屋の後ろ側には参考資料として使われている最近の週刊少年ジャンプや単行本が大量に置いてありました。
見学の後、別フロアにある部屋で頼富さんからの講義と質疑応答を行いました。講義では主に編集者の仕事内容、どのような生活なのか、漫画へのこだわり、漫画作者の事、また頼富さん自身の経験を話してくださいました。質疑応答では講義で話してくださった内容の関連以外にもアニメ化される経緯や海外用に英訳される時の話など、様々な質問が出ました。
最後に、特別に「僕のヒーローアカデミア」の原画の一部を見せていただき、集合写真を撮ってお開きとなりました。
感想
今回私は企画者ではなく参加者として集英社にお邪魔させていただいたのですが、私自身漫画が好きでジャンプ作品は沢山読んでいるので、実際に漫画が作られている編集部に足を踏み入れて「ここからかの有名なあの漫画もこの漫画も産まれているんだ!」と聖地巡礼できてテンションが上がりっぱなしでした。今も毎週楽しみにしている漫画の編集者の机が見えたり、漫画家さん宛のファンレターのボックスのようなものが置いてあったり、そこら中に漫画のキャラクターグッズが置いてあったりと、とにかく夢のような時間でした。
講義でも、普段聞けないような漫画家ではなく編集者側から見た舞台裏話や苦労を聞くことができて、漫画を創ることの大変さとすごさを改めて実感しました。更に「漫画の英語版を出すときに、日本語特有の言い回しや必殺技などの固有名詞を、その日本語の時のニュアンスのまま伝わるようにするためにどのように訳しているのか」という私が長年疑問に思っていたことを質問することができました。答えとしては、漫画家と編集者で翻訳担当の人と話し合って、一つ一つ伝えたい雰囲気に合う言葉を考え決めているそうです。元々ジャンプ作品は好きでしたが、更に好きになりました。また、このときに「ONE PIECE」や「SAKAMOTO DAYS」などのグッズを頂きました。皆で開けて、いいお土産になりました。本当にありがとうございました。これからも沢山の素敵な作品を楽しみにしています!
スタンフォード生の感想
It was pretty interesting getting to see inside the office and talk to an editor even as a person who doesn’t really watch anime.
日本の漫画、アニメ作品の多くを輩出している集英社さんで、貴重な体験とお話を聞くことができました。