2023/8/6 第21節 🆚奈良クラブ(A)
【メンバー交代】
63分
池髙 → 井澤
(岡野 CH → ROH、野瀬 ROH → LOH、井澤 → CH)
75分
岡野 → 岡田
平山 → 中山
(野瀬 LOH → ROH、岡田 → LOH、中山 → CF)
88分
夛田 → 長谷川
野瀬 → 高吉
前節からメンバーの入れ替えは2名。
I N 池髙、岡田
OUT 前川、平原
岡野をCHに戻し、OHに池髙を入れていつもの形に。
また、久しぶりに岡田がメンバー入りした。今後は彼の得点力が必要になる場面は増えるはずなので期待したい。
守備の安定化を図るために長谷川や中山の投入がお約束となってきた。さらに今節は高吉をOHとして投入し、前からプレスをかけさせていた。
基本スタッツ
奈良にボールを握られ押される時間が長かった。総シュート数で差をつけられたが、枠内シュートは2本だったので良く守ることが出来ていたと思う。
あまりにもシュート数が少ないので、今後もショートカウンターを基本戦術とするなら「ボールを握られるのではなく握らせる」ようにならないと難しいと感じる。
ゴール期待値
両チームともにゴール期待値は低いが、そんな中でもよく1点を決めたと思う。プレスが上手くハマらなければチャンスを作ることができないので、現状はいかに少ないチャンスを決め切ることができるかが勝負となっている。
もう少し能動的に自分たちでチャンス構築できるようになりたい。
パスソナー・パスネットワーク
ボールを握る機会が少なかったので、あまり良い連携は見られていない。
ミケルや岡野を経由して展開する形を上手く作れず、外をまわすボール運びが目立った。
井澤が投入されてからは中央にボールが入る機会が増えた。ミケルや岡野にも、もっと中央でボールを受けて捌く意識がほしい。
選手・サポーターともに34.6℃と過酷な環境の中、試合が開始された。
両チームともに守備がしっかりしており、お互いに主導権を握ることができないまま試合が進んでいく。セットプレーからシュートを放つシーンはあったものの、明確なチャンスを作ることができないまま、あっという間に前半が終了。
後半に入っても一進一退の展開が続く。
57分にコーナーキックを得ると、池髙から素早くショートコーナーで夛田へボールが渡りクロスが入る。これをニアで合わせた平山の技ありヘディングシュートが決まり先制に成功する。
追加点がほしい北九州と追いつきたい奈良で攻防が繰り広げられるが、お互いが得点を許さない。
そのまま北九州が虎の子の1点を守りきりウノゼロで勝利。アウェイで貴重な勝ち点3を得た。
夛田の推進力
ショートコーナーからの見事なゴールシーンだった。ゴールシーン以外にもセットプレーからいくつかチャンスを作っており、大きな得点源となっている。
これは右サイドで夛田が安定したプレーを披露していることも大きい。彼がしっかり持ち上がることによって敵陣深い位置でファウルをもらったり、スローインやコーナーキックを得ることに成功している。
献身的な上下動や身体を張った守備もでき、ゴール前へ顔を出して得点することできる。まさに頼れるキャプテンである。
また、夛田の判断力のおかげで村松が追い越して攻撃参加する“右旋回”を行うこともできている。
今後もチームを引っ張っていってほしい。
しっかり無失点で乗り切った
本村を中心にみんなでしっかり守ることができていた。
坂本のCB起用も板についてきた。まだラインを揃られてない時があったりコースの切り方が甘い時があるので、経験値を増やして対応力を高めてほしいところ。
守備の安定化については、何よりもミケルが一段前でフィルター役を務めてくれているのが大きい。最終ラインが相手FWとの駆け引きに集中できるようになった。
GKの田中がハイボールに対して積極的にアプローチしてくれることも、高さのない最終ラインとしては助かっている。
良いバランスでプレーできていると思うので、次節もクリーンシートを目指したい。
チャンス構築ができない
やはり物足りないのは攻撃面。ここ最近ずっと言い続けているが、相変わらずどうやって得点を取りたいのかが見えない。
基本は右サイドからで、時折村松が前線まで上がっていく右旋回を行うが、ゴール前に人数がいないためクロスを送る先がない。そうなるとピンポイントで放り込む必要があるため、難しくなる。
前線からプレスをかけてショートカウンターを仕掛けるにしても、相手陣内でボールを奪えている数は少ない。それは連動したプレスをかけることができていないからだと考える。
今節は北九州側の左サイドでボールを良く奪えているが、上のエリア間パス図を見てもそこから先の展開がないのがわかる。
シンプルでも良いのでいくつかパターンを決めてそれを徹底させるか、その都度適切なジャッジができる選手を数名加えるしかないのではないだろうか。
アウェイで貴重な勝ち点3をゲットした。
上下の両クラブも勝利したため、勝ち点差は動かなかった。
次節も勝って順位を入れ替える足がかりとしたい。
アウェイで宮崎と対戦。前回対戦では敗北している。強固な4-4-2をいかに崩すかがポイントになりそう。
相手の得点パターンはセットプレーとクロスが多いので、不用意なファウルを与えないことと、良いボールを入れさせないように気をつけたい。
こちらの得意なセットプレーでの失点が多いので、上手く仕掛けてファウルをもらい、チャンスを活かしたい。
サイドアタックがとても多い。
右サイドはポケット狙いのパス、左サイドはポケット狙いに加えてクロスを狙ってくるので、しっかりと頭に入れて対応していきたい。
左サイドの裏を取られていることがとても多い。野瀬や夛田で空いたスペースを上手く使えるかが大事になりそう。
もっと言えば、そこからどうゴールに結びつけるかを突き詰めて考えておいてほしい。
恵まれすぎたくらい良いお天気の中、15時キックオフとタフな環境下でのゲー厶でした。
メインスタンドからピッチまでは思っていたよりも近くて観やすかったです。
そんな暑い中でも両サポーターとも声が出ていてすごかった!
北九州サポーターは相変わらずの圧の強さを見せてチームを後押しできていたと思う。
奈良の応援は何よりもみんなが左右に動くあの応援と、野球みたいなトランペットでの応援!これは生で見られてホント良かった!
奈良サポーターの応援を見られただけでも、来た価値があったと思えました✨
肝心の試合は少ないチャンスをモノにしてなんとか勝利してくれました。もっとシュートシーンが見たかったなと思うけれど、これがチームの現状なんだなと感じました。
守備はある程度安定していて簡単にやられる感じはしなくなっていたのが良かったです。
一番目を惹いた選手はやはりミケル。海外での試合を経験した選手が良く言う「相手の脚が伸びてきた」という感覚が理解できるようなボール奪取を見せていました。ホント良い選手を取ってきましたね!
次もアウェイですが、なんとか連勝して勝ち点3をゲットしてきてほしいです。
やっぱり現地観戦最高だな!!
#ギラヴァンツ北九州
#giravanz
#Jリーグ
#J3
引用元
ギラヴァンツ北九州公式Twitter
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