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2023/10/29 第33節 🆚Y.S.C.C横浜(H)
メンバー
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【メンバー交代】
56分
前田 → 坂本
67分
野瀬 → 池髙
前川 → 岡野
高 → メロ
前節からメンバーの入れ替えは6名
OUT 山脇、乾、井野、中山、上形、平山
IN 本村、前田、平原、池髙、高、メロ
スタッツ
基本スタッツ
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ほぼすべての項目で上回られ、2失点で敗北。圧倒されたといっても過言ではないだろう。
攻撃力のあるYS横浜に対して真っ向勝負を挑んだが、キッチリ跳ね返されてしまった。
完成度の差がモロに出たかなという印象を受けた。
ゴール期待値
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いつもに比べれば序盤から小さなチャンスを作ることはできていたが、得点に結びつけることはできなかった。
急に決定力は上がらないので、コツコツとひたすらチャンスの数を増やしていくしかない。
対するYS横浜はコンスタントにチャンスを作っており、しっかりと複数得点を決めていて素晴らしいと思う。
パスソナー・パスネットワーク
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若谷と永野がピッチの左右を分割してボール回しを担当し、そこにSBが絡んで前進させていきたかったように見える。アタッキングサードでは、中央で前川がボールを受けてフィニッシュへもっていくことが狙いだったと思われる。
左右でSHとSBの運用の仕方が少し違っていて、左は前田から若谷と岡田へのパスを中心に後方からフォローする形で攻め上がっている。右は村松が永野、野瀬に絡んで積極的に上がっていく形で攻め上がっていた。
試合の流れ
前半は互いに足をよく動かし、攻守の切り替えも早い激しい攻防となる。互いに複数のシュートチャンスを作り出すが、それぞれのGKを脅かす決定機と言えるものは少なく、スコアレスで終えた。
後半は球際の強度を上げたYS横浜が良い入りを見せると、56分に一度奪われたボールを相手陣内で奪い返し、左からのクロス。萱沼 優聖のヘッドはGKにはじかれるが、こぼれ球をフリーの冨士田 康人が難なく押し込み先制。YS横浜は63分にも右サイドを縦パスで抜け出した柳 雄太郎が、角度のないところから左足シュートを決めて2-0に。
YS横浜は、交代策を絡めてパワーアップした北九州の攻撃を抑えて、4試合連続の無失点で4連勝を収めた。北九州は4試合連続無得点で5連敗となった。
[ 文:島田 徹 Jリーグ公式より※
良かった点
右SB村松という1つの解決方法
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CBとしてフル出場を続けていた村松がSBで起用された。対人守備の強さはそのままに、さらに豊富な運動量を活かしたオーバーラップも見せていた。
また、アタッキングサードのスペースを岡田のみが使う左サイドとは違い、永野や野瀬と上手く連動し攻撃を組み立てていた。
これまでCB村松がビルドアップの起点となっていたため、今節はCBからの配球が上手くいかない部分が目立ったが、ここが改善されらばもっとやれる可能性は見えたように感じた。これまで右サイドからの攻撃に難があったが、1つの答えを見つけることが出来たと思う。
良くなかった点
蹂躙された左サイド
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左サイドの守備が上手くいかず、劣勢となってしまった。
攻撃に良さがある前田を入れたことで相手を押し込み有利に展開することを狙ったが、逆に押し込まれて良さを失ってしまった。
前田が高い位置を取ることができないので、自ずと岡田が孤立する場面が増え、それをフォローするために若谷も動いて穴を開けることが多くなってしまった。
守備に定評のある坂本を入れたことである程度バランスは戻ったが、相手の勢いを止めきることはできなかった。
乾不在の影響がモロに出たように感じた。
順位表
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これで5連敗。長いトンネルから抜け出すことができない。上2つが付き合ってくれているので勝ち点差は拡がらないが、残り試合数も少なくかなり厳しい。
感想
もう勝つしかない状況な上に無得点が続いてるので、攻撃力に振ったスタメンでスタート。その選択は理解できるが、少しバランスが悪くなりすぎたのかもしれない。
これ以上負けられないというプレッシャーと、一戦必勝の気持ちで毎試合臨むことを求められ続けることで、選手たちの消耗はとても激しいと考えられる。
それでもやってもらうしかないので、次こそ勝利してほしい。
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引用元
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