スウェーデンまでの旅路
27時間の旅路を経て、昨朝スウェーデンに到着した。
飛行機ではほとんど寝ていたのに、昨日は眠たすぎて夜9時には布団に入り、今朝は6時に目が覚めた。ここ10年はこんなスケジュールで寝起きしていないため身体がびっくりしている。近くで作業がしやすいカフェを検索して、朝7時半にこのnoteを書いている。
旅路はとても長かったけれど久しぶりの飛行機はそれなりに楽しかったので、少しだけ記録しておこうと思う。
関空のこと
関空には出発3時間前に着いた。
関空に来ることは滅多にないが、国内旅行などで利用するたびに、ここから出る飛行機に乗ればスウェーデンにいけるんだな、という思いが頭を掠めていた。今回は実際にスウェーデンに向かう飛行機に乗ることができる。そわそわしながら、自分の身長の半分ほどあるスーツケースを引いて、今回利用するタイ航空のチェックインカウンターに向かう。
空港内は全体的に空いていたが、チェックインには普段より時間がかかっている印象だった。現在はコロナのため、タイでトランジットをするためには医療費1万米ドル以上の保険に入っている必要がある。チェックイン時に保険内容の確認が行われた。(ちなみにタイでの乗り継ぎのタイミングでは確認されなかった)ワーホリ用に加入した保険の内容を印刷して持っていって、問題なく乗ることができた。
タイ航空のご飯のこと
もともと調べて評判は悪くないと知っていたタイ航空だけれど、ご飯が予想以上に美味しかった。
メニューはこんな感じ。
揚げた白身魚にパクチー風味のチリソース
レモンの効いたジューシーなツナサラダ
クリーミーなココナッツケーキ
機内食って気圧の関係であまり美味しく感じないというけれど全然そんなことなかった。レシピを知りたいなと思ったけど地上で作ったらそれほど美味しくなかったりするんだろうか。
ところで機内食でついてくるパンの立ち位置ってなんだろう。主食は大体メインの肉や魚の隣に添えられているし、デザートも別についてくることが多い。機内食といえばどんなメニューでも必ず手のひらに収まる小さなパンがついてくるの、なんだか不思議だ、、。
そんなことを考えたりしつつご飯を食べて、うとうとしているとあっという間にバンコク、スワンナプーム国際空港に到着した。
Transit in Thailandのこと
スワンナプーム国際空港はものすごく広くて、探検しがいがありそうだったけれど、今回は荷物が多かったこともありほとんど座って作業して過ごした。Wi-Fiスポットも電源スポットもそこらじゅうにあって、人は多かったものの座るところを探すのは容易だった。耳慣れない言語での会話が次々と聴こえてきて、海外に来たことを実感する。
スワンナプーム空港のWi-Fiはよく切れるが接続も簡単で(名前と電話番号を適当に入力すれば使い捨てのIDとPWが発行される)、調べ物をしたり文章を書いたり就活したりして過ごした。お腹が空いたので120バーツでトムヤムクンフォーを食べる。たぶん飛行機に乗ったらすぐまたご飯が出るんだろうな、と思っていたら案の定すぐにご飯が出て、晩御飯を2回食べた。
バンコクからスウェーデンは12時間半。
これだけあると普段は3本ほど映画を観るのだけど、出発前に1時間ほどしか眠れていなかったこともあり、ひたすら寝るか本を読んで過ごした。これまた、うとうとしていたらあっという間に着いた。(それでも到着した日がものすごく眠たかったので、仕方ないと思いつつちょっと悔しい気持ち)
X線回避バトルのこと
1年間の滞在ということもあり、今回は家にあるだけのフィルムを持ってきた。手荷物検査のX線によりフィルムが感光する恐れがあるため目視検査をお願いする。ただ、混雑していたり、ISO800以下であればあまり影響はないとも言われていることもあり、空港によっては受け付けてくれないこともある。(が、保証はできないので避けられるなら避けたいところ…)
バトルと書いてみたのだけれど、今回は日本でもタイでも全く滞りなく目視検査してもらうことができた。フィルムに加えてフィルム装填済みのカメラも含めて。検査場が空いていたのと、とっさに書いたHAND CHECK PLEASEの紙が功を奏したのかもしれない。
最後に
長いようであっという間の移動だった。
関空についた時は「ついにこの時が来てしまったか・・・」と思い
トランジットのタイについた時は「あっという間に海外だな」と思い
スウェーデンについた時は「また帰ってきたな〜」と思った。
スウェーデンに滞在した期間は、これまでの人生で全部合わせても1年ほどなのだけれど、今のところ楽しい思い出がかなり多く愛着がある。そして、これから1年はワーキングホリデービザで滞在するので、帰る頃にはまたスウェーデンの印象が変わっているかもしれない。何かしら変わっていたら良いなとわくわくしている。
楽しい一年になるといいな。
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