「副業×ワーケーション」の働き方とは。地方と新たな関係を築く
副業、ワーケーション。ともに新しい働き方を表すワードです。コロナ禍でリモートワークが普及したことをきっかけに広まりました。この2つを組み合わせた働き方「副業×ワーケーション」が、最近注目を集めています。
ワーケーションは自分の「本業」を旅先に持ち込んで仕事をしつつ、休暇を楽しむスタイルです。これに対し副業×ワーケーションは、自身の業務スキルを提供している地方企業がある地域に滞在。観光などを楽しみつつ、仕事を介して新たな人間関係構築や地域との結びつきが期待できます。
副業という働き方が定着してきたからこそできる、新しいライフスタイル。メリットをもう少し詳しく見ていきましょう。
「副業×ワーケーション」のメリット
1.直接対面で副業先との関係が強固に
普段はオンライン会議でコミュニケーションをとっている副業先を実際に訪問し、現地に滞在します。画面越しでしか話していなかった担当者と直接対面で意見を交わし、副業先の施設や業務を見学できれば副業先との関係性がぐっと深まります。副業を続けていく上でプラスになることは間違いありません。
もちろん観光や地域の人たちとの出会いも楽しめます。
副業先の地域を訪れたことで、その地域のファンになった副業者は少なくありません。
<副業者の声>
鳥取県で電気設備工事を行っている企業でECサイトの立ち上げ・運営担当として採用された高橋さん。
社長と食事をしたり観光地を巡る中で、出会った人々のやさしさや、地域の暖かい雰囲気が魅力的と感じ、鳥取県が大好きになったそうです。
副業は4社目。これまで北九州、熊本などの企業で副業し、いろいろな地域の人とつながって、いい経験をさせてもらったことが応募の動機でした。スキルを提供して報酬を得ることと同じくらい、地域とのつながりができることを魅力に感じているようです。
2.「本業では無理」 でも楽しめる
ワーケーションに興味があっても会社員や主婦(主夫)の中には「リモートワークができないから本業では無理」という人がたくさんいます。
それでは週末や休日を活用し副業でワーケーションを体験してみてはどうでしょう。
副業は「自分の技術や経験を生かしたい」と考えて始めるもの。副業×ワーケーションは「やりたい仕事を好きな場所で」という意味でも相性の良い組み合わせです。
3. リフレッシュして仕事の効率アップ
自然が多い、リゾート地がある、温泉が有名……。副業先がある地域はさまざまな特徴があります。これまで関わりがない土地であれば、知らなかった名所旧跡も多いことでしょう。
仕事に疲れたら温泉につかり、自然の中を散策するといった非日常の空間でリフレッシュできれば、仕事の効率アップにつながりそうです。
能動的に生きるヒントを
余暇は余暇、仕事は仕事と明確に分ける人もいるでしょう。一方、副業先が余暇を楽しむ候補地となり、仕事をしながら現地の人たちと交流やレジャーを楽しむという過ごし方ができる時代にもなりました。
仕事とプライベートをどう組み合わせて生きるべきか、副業×ワーケーションは人生を能動的に生きるヒントを与えてくれるかもしれません。
Skill Shiftには全国各地の地域や企業とつながりを持てる副業案件はもちろん、実際に地域に一定期間滞在してスキルを提供する案件など多数掲載されています。仕事を通じて人や地域との新たな関係づくりをSkill Shiftではじめてみませんか。