AI時代に実は一番大切なのは〇〇力
第1回:AIは問題解決をどう変えるのか?~問いをつくる~
第2回:AIはどう問題解決を変えるのか?~情報収集~
第3回:AIはどう問題解決を変えるのか?~ディープラーニング
第4回:AIはどう問題解決を変えるのか?~魔法の言葉探し
第5回:AIは完璧なのか?~元データは正しいの?
第6回:AIは完璧なのか?~その精度は100%正しいのか?
第7回:AI時代に実は一番大切なのは〇〇力
第8回:AI時代の問題解決力とは?
第9回:AI時代の問題解決力の高め方 その1
第10回:AI時代の問題解決力の高め方 その2
AI時代に実は一番大切な力とは何なんでしょうか?
まずは、これまでの議論をまとめておきます。
AIの便利さは凄いレベルまでに進化しています。
ただし、AIは完璧かと言うと、そうではありませんでした😲
LLMにすべての最新情報が入っているわけではありません。
嘘のデータも入っています。
AIはあくまで確率的に正しそうなアウトプットを出すだけでしたので、それが100%正しいという話ではありません。
となってくると、何が大切になってくるのか?
AI時代に実は大切になってくるのは「理解力(分かる力)」です。
AIが創り出したアウトプットを理解するのは人間です。
その人間がアウトプットの良し悪しを見極めることができなければ、
AIがいくら良いアウトプットを創り出しても意味はありません。
理解する力があれば、アウトプットの良し悪しを見極めることができます。
昨今のAIブームで、誰でもどんどんアウトプットを創ることができる方向に進んでいると感じます。この波には間違いなく、乗っかったほうが良い。
AIをどんどん試し、色々なアウトプットを作る。
その一方で、そのアウトプットに価値があるのかを見極めることができなければ、大量のアウトプットを使いこなすことができません。
例えば、大量の文章を生成することができます。新規事業のアイデアも簡単に創ることが出来ます。でも、その内容を理解できなければ、沢山のアイデアを創っても意味がありません。
その良し悪しもAIが理解してくれるのでしょうか?
いや、それは難しいでしょう。
内容を理解し、判断するのは人間の役割です。
だから、AI時代には人間の理解する力が必須なのです。
では、「理解する力」とは何でしょうか?
私は、理解する力をこのように定義しています。
理解する力とは、対象物を知覚し、自分の知識・枠組みと照らし合わせて、これは●●であると認識する力です。
理解する流れは下記の通りです。
①知覚する
②認識する
認識するためには、対象物を自分の脳の中にある知識や枠組みと紐づける必要があります。対象物を理解するためには、豊富な知識や経験も持っている必要があります。
AI時代には、理解する力を高めておかなければいけませんね!
まだまだ続きます!
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