「薩摩の風に送られて」ご紹介№002「第一章・⑤風立ちぬ」~島津義弘、ついに「日本三分の計」を表明
上方では、島津忠恒が事件を起こし、野望を秘め薩摩へ帰還。
続いて義弘も、本国薩摩へ帰還する。
「第一章・4・義弘帰国」を読む
錚々たる顔ぶれが揃い、島津家の命運を決定する軍議が始まる。
島津が何処と組み、何をするのか?
「天下三分の計・・・徳川に天下を取らし、徳川を中心とし北、中、南と日の本を三つに分ける」
中央は、徳川、南が島津。
北はどこか?
前田利長を新しい当主とした前田家、上杉家などの有力大名の名が挙がる中、義弘が名を挙げたのは、奥州の独眼竜こと「伊達政宗」であった。
「第一章・5・風立ちぬ」を読む