＜SKI GEAR 2021/22＞ NEWモデル情報 NORDICA ノルディカ
[SKI] WORLD CUP & DOBERMANN & DOBERMANN SPITFIRE レース＆デモ
今季のドーベルマンシリーズは、ラインナップに大きな変更はありませんが、ノルディカのロゴが大きくなり、昨年よりもシンプルなデザインに生まれ変わりました。テール部分には犬のドーベルマンの顔半分がデザインされています。WORLD CUPシリーズは、左右で同じデザインを採用。その下のモデルのGS M、GSR、SLRは左右非対称で、トップの右側がノルディカのロゴで左側はNのマーク、テールは左右が合わさり、ひとつのドーベルマンの顔になるようになっています（下の写真左端の2本がSLRのペア）。エキスパート、上級者向けのスピットファイアシリーズは、WORLD CUPシリーズ同様に左右同じデザインになっています。
ドーベルマンSL WC DEPT Mプレートは、プレートの厚みを14㎜から10㎜に変更しフレックスを10％柔らかくしたスペシャルジャパンモデルです。
一般レーシングモデルのドーベルマンシリーズには、トップとテールにカーボンレースブリッジ2.0を採用。軽量化され剛性をアップさせるとともに操作性が向上、優れたコントロール力を発揮します。
DOBERMANN SPITFIRE
ドーベルマン スピットファイアシリーズは、レーシングテイストのエキスパート、上級者向けモデルです。トップモデルのRBは、センター幅が72㎜、76㎜、80㎜の３タイプから、セカンドモデルのプロはセンター幅70㎜、76㎜から選択可能。また70プロはピストンプレート仕様を選ぶこともできます。
スピットファイア シリーズには、トップとテールにカーボンで強化したカーボンレースブリッジを搭載し、剛性を高めて優れたグリップ力とパワフルで正確なターンを実現。またスピットファイアプロには、マルチラディウスを採用。トップがSL、センターからテールにGSのサイドカットを融合させ、自在なコントロール性、簡単かつパワフルな性能を発揮します。
※上写真の左端２本はドーベルマンシリーズのドーベルマンSLR
[SKI] ENFORCER & SANTA ANA オールマウンテン
北米で圧倒的な人気を誇るモデルがエンフォーサーシリーズです。ラインナップは、センター115㎜、110㎜、104㎜のエンフォーサーフリー、100㎜、94㎜、88㎜のエンフォーサーの６モデルです。エンフォーサーフリーはトップ＆テールロッカーを、エンフォーサーにはトップロッカー（フリーより短め）が採用されています。共通の構造は、フルウッドコアの上下をチタンレイヤーでサンドし、カーボングラスをプラス。軽量かつ確かなグリップ力、優れた操作性を発揮し、雪山を縦横無尽に楽しむことができます。
エンフォーサーのウィメンズモデルがサンタアナです。センター110㎜から84㎜まで全6モデルがラインナップ。各モデルによりチタンシートの割合が変わるよう設計され、幅広のモデルになるほどメタルの割合が少なくなり軟らかな雪質での操作性が向上。幅が狭くなるほどメタルの割合が高くなり硬めの雪質でのグリップ力が高くなっています。
[SKI] BELL 女性専用シリーズ
従来の女性専用モデルは、ユニセックスモデルありきの女性専用モデルという関係にありました。ところが新たに登場したBELLは、女性専用モデルとして完全に独立したシリーズとして誕生しました。センター74㎜から84㎜のワイドボディのワイルドベル、センター69㎜から78㎜のベルの２タイプあります。
構造は、ワイルドベルDC84、ベルDC78、ベルDC72には、BELLオリジナルで新開発のダブルコアを採用。ポプラにビーチを混ぜたウッドコアの間に、薄いラバーレイヤーのパルスコアを挟んだ３層構造が特徴です。これによりウッド本来のしなりが出しやすくなり、振動吸収性にも優れています。
さらに、女性特有のポジションに対応するため、ビンディングのヒールピースを低くしプレートを短くしたナチュラルセンタードポジションを採用しているのが特徴です。ベルSL FDTのみフルキャンバーで、他のモデルはトップロッカーを採用しています。
[BOOTS] DOBERMANN GP & WORLD CUP レース
ドーベルマンGPシリーズは、レーサーからエキスパートまでが対象のハイパフォーマンスモデルです。ラインナップは昨年と変更ありません。ワールドカップモデルと同じモノインジェクテッド PU シェルにより優れたパワー伝達力を発揮。ラストはワールドカップよりも広めの98㎜。フィット感に優れたコルクインナーを採用しています。写真では分かりませんが、裏側のアキレス腱辺りにドーベルマン（犬）の顔がプリントされているのがポイントです。
ワールドカップモデルは、トップレーサー向けのモデルです。フレックスは最も強固な150から100をラインナップ。ラストはタイトな93㎜のナローラストを採用。インナーはシューレース付きでフィット感を高めています。
[BOOTS] SPEEDMACHINE 一般中・上級
スピードマシーンシリーズの上位モデルがフルモデルチェンジ
ノルディカのオンピステ用のブーツは、上位モデルからプロマシーン、スピードマシーン、スポーツマシーンのシリーズがありますが、今季はスピードマシーンの上位モデルが第３世代のスピードマシン３となりフルモデルチェンジを果たしました。
大きな特徴は３（トライ）フォース テクノロジーを採用しているところです。ソール、背面から足首周りを覆う硬い素材をハニカム形状にして軽量化とパワー伝達力を両立。そこにソフトな素材と、足首上部のイージーエントリーソフトフラップを融合させ、高い快適性を備えながら優れた操作性を発揮します。インナーにもくるぶしの場所にトライフォースEVAレインフォースメントを搭載しパワー伝達性能とサポート力を高めています。
シェルは部分的にカスタマイズを行なうインフラレッドテクノロジーに対応し、インナーは熱成型可能なブラックコルクを採用しています。
130Sは130のスペシャルモデルで、ミシュラン製グリップウォークソールとフィット感に優れたイタリア製ハンドメイドのインナーを採用しています。インナーは全モデルに、フィット感に優れるコルクライナー、保温性の高いプリマロフトを採用。また、130S、130にのみフレックス調整機能が搭載されています。
[BOOTS] PROMACHINE 一般上級
背面から足首周り、そしてソール部分にパワー伝達力に優れた硬い素材を配し、98㎜ラストを採用したエキスパート、上級者向けのブーツです。シェルを部分的にカスタマイズを行なうインフラレッドを採用し、130GW、120GW、120には熱成型可能なコルクインナーを採用しています。130GW、120GWはグリップウオークソールが標準装備され交換用のアルペンソールも同梱されています。120、110は従来のアルペンソールですが、別売のグリップウオークソールに交換可能です。今季モデルは、アルペンソール仕様のプロマシーン120のカラーが変更になっています。
プロマシーン130 GW
プロマシーン120 GW
[BOOTS] HF リアエントリー
昨季デビューのリアエントリーブーツが、さらにラインナップを充実
ハンズフリー（Hands Free）で手を使わずに履くことができるブーツとして、昨季デビューしたHFシリーズ。カフが40度開くことで簡単に足入れでき、後部のバックルを踏むかストックで押すことでワンタッチでホールドすることができます。
また、ふたつのヒンジを設定したダブルアクシスにより、しっかりとしたホールド感を実現しています。
今季は新たに120フレックスのHFプロ120GW、HF100、ウィメンズモデルのHF75Wがラインナップに加わりました。HFプロ120GWは45㎜ストラップを採用し、インナーブーツの厚みを薄くして、より上級者向けの仕様になっています。
HFプロ120 GW（写真左） & HF 100
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