見出し画像

<SKI GEAR 2021/22> NEWモデル情報 OGASAKA オガサカ

TRIUN レース

画像1

オガサカのレーシングモデルといえば、トライアンシリーズ。今季は、GS、SLモデル共にフルモデルチェンジ。デザインは、ガラッとイメージチェンジ。昨年の鮮烈な赤がベースのものから、黒ベースのシックなデザインに変更されています。
昨年までは、GやS、ジュニアモデルには、トップシートの両サイドに段差をつけたシェルトップ構造を採用していましたが、今季より全モデルサンドイッチ構造に変更になりました。さらに、トップモデルは足元の厚みをアップして安定性を高めています。それに伴い、バランス、サイドカーブ、構成材、アーチベンドなども変更されています。
ハイスピードでの高い安定性を発揮しつつ、しなやかさをアップさせて操作性を高めることで、雪面の捉えが早くなり、ターン前半からたわませやすくなることで加速性能も向上しているのが特徴です。
ラインナップは、FIS規定対応モデル、マスターズ用モデル、高校生のレース入門用、ジュニア用モデルと充実。ここでは紹介してませんが、FIS対応スーパーG専用モデルのSG-45、SG-40(共に板のみ14万3000円)もあります。

画像2

上写真/GS-30

画像3

上写真/GS

画像4

上写真/SL

画像5

TC テクニカル コンペティション

画像24

技術選に出場する選手に向けて開発されたのがTCシリーズ。今季モデルは、デザイン、構造が変わり、フルモデルチェンジを果たしました。
サイドカーブは、大回り用のTC-LTがセンター66ミリだったのが65ミリに変更。小回り用のTC-STは、センター67ミリが65ミリに変更され、長さにより異なりますがトップとテールの幅も2ミリ程度シェイプされています。若干細身になったことで、より素早い動きに対応しやすくなっています。
また、スキーの足元の厚みを出して安定感が格段に向上。厚くなった分、軽い芯材を採用しています。
TC-LTは上記の変更により、安定感が高くなったのはもちろん、捉えが早くなり、スキーの走りを表現しやすいと好評。TC-STは、操作性が向上し、より安定した滑りが可能になりました。
ここでは紹介してませんが、他メーカーにないのが、ジュニア技術選用のスキーをラインナップしているのもオガサカの特徴。中高生向きのTC-YL、TCーYS、小学高学年から中学生が対象のTC-JL、TC-JS、小学校低学年から中学生対象のTC-Jがあります。

画像22

上写真/手前からTC-LT、TC-MT、TC-ST。厚みが増した足元部分

画像6

上写真左から/TC-LT、TC-MT、TC-ST

画像7

KEO'S テクニカル

画像17

画像23

ケオッズシリーズの中で、最上位モデルに当たるのがKS-XX(ケーエス-エックスエックス)。丸山貴雄デモの要望により開発されて昨年デビューしました。特徴は、重厚感のある大回りベースのオールラウンドモデルであること。172センチでラディウスが約18mと少し大きめで、硬いバーンでもしっかりグリップし、安定感のあるロングターンが味わえます。
今季のニューモデルがKS-NS、KS-NV、KS-NYです。昨年までは、ツインキール構造のモデル(KS-SA)とシェルトップ構造のモデル(昨年のKS-GP)が1年ごとに交互にモデルチェンジを行なっていました。例年だと今年はシェルトップ構造がモデルチェンジする番ですが、ニューモデルのKS-NSはサンドイッチ構造を採用して生まれ変わりました。
従来のシェルトップ構造のモデルは、操作はしやすいが高速安定性が少し物足りないとの意見があったことから、安定性を出すためにサンドイッチ構造を採用。足元の厚みを増すことで、さらに安定感を高めています。また、トップシートのデザインですが、よく見ないと分からないのですが、市松模様(市松柄)になっています(上写真参照)。オガサカのこだわりが感じられる部分です。
下位モデルのKS-NV、KS-NYは、これまでのオガサカにあまりなかったグラスのサンドイッチ構造を採用。KS-NYには軽量芯材を採用し、脚力の弱い人、体重の軽い人でも扱いやすくなっています。
継続モデルのツインキール構造のKS-SAですが、ニューモデルのKS-NSよりも軽い操作感が特徴で、より小回りがしやすいのが特徴。小回りが苦手な人はKS-SAの方が向いています。

画像8

上写真/KS-XXは2カラー展開。BK(右)とWT

画像9

画像10

上写真/KS-NSは2カラー展開。BK(上)とRD

画像11

上写真/KS-NVは3カラー展開。右からBK、RD、BL

画像13

上写真/ツインキール構造のケオッズシリーズ。右からKS-SA/BK、KS-SA/RD、KS-SD/BK、KS-SD/RD、KS-SD/NV

画像23

UNITY オールシチュエーション

往年の名機の名前と当時のデザインを彷彿させるデザインを採用したシリーズがユニティ。センターはトレンディなやや幅広の75ミリオーバーで、様々な雪質への対応力が高く、湿雪や悪雪を物ともしないスムーズな操作性が特徴のモデルです。切れ味、高速での安定性も高く、シーズンインから春スキーまで、ゲレンデを縦横無尽に楽しむことができます。
一台で小回りから大回りまで、硬いバーンから柔らかな雪質まで対応できるオールラウンドモデルを探している人に最適です。
U-VS/2とU-VS/3は、7月31日までカラーオーダーが可能。基本2カラーの他に、U-VS/2は、レッド、パープル、ピンク、ブルー、U-VS/3はブラック、パープル、ピンク、ブルーから選ぶことができます。

画像14

上写真右から/U-VS/1 WT、U-VS/1 BK、U-VS/2 WT、U-VS/2 BK、U-VS/3 WT、U-VS/3 RD

画像23

E-TURN マウンテン

センター86ミリから118ミリまで全4台をラインナップしたフリーライドモデルがEターンシリーズです。センター幅がそのままモデル名になっています。
さすがオガサカだと思わせるのが、パウダーライディングに特化したスキーではないこと。スキーの幅、長さを感じさせない、ゲレンデでの高い性能が特徴です。特にET-9.8、ET-8.6は、グルーミングバーンでのグリップ力、回転性能、安定感に優れています。
ET-11.8だけトップ&テールロッカーを採用。他のモデルはトップロッカーを採用しています。

画像21

上写真/E-ターン ET-11.8

画像19

上写真/E-ターン ET-10.8

画像20

上写真/E-ターン ET-9.8

画像21

上写真/E-ターン ET-8.6

画像16




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?