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<SKI GEAR 2021/22>NEWモデル情報 HEAD ヘッド

[SKI] WORLDCUP REBELS FISレース

画期的な電子ダンプニングシステム(EMC)搭載の最速のスキー
ワールドカップで数々の勝利を手にしたトップアスリートが使用するモデルが、ワールドカップレベルズのRD FISモデルです(白いスキー)。特徴のひとつは、2枚のチタナールレイヤーでウッドコアを挟んだフルサイドウォールのグラフィンWCサンドイッチ構造を採用しているところ。硬いウッドコアとチタナールに最先端素材のグラフィンをプラス。高いレスポンス性能と俊敏性を発揮し、優れたコントロール力を発揮します。
そして、もうひとつの特徴がEMC(エネルギー・マネジメント・サーキット)を搭載しているところです。これは世界初の電子スキーダンプニングシステム。滑走中に発生する振動を、ビンディング取り付け位置の前後に内蔵されたセラミック圧電版が電気エネルギーに変換。そしてこのエネルギーを、抵抗器とグラフィン注入カーボン層で構成する回路を通過させることで、不快な周波数がフィルタリングされスキー全体の振動が減衰されるという画期的なシステムです。このEMCの効果により、滑走中のスキーが安定し確実に雪面を捉え、驚くほどの加速性能を生み出します。

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上写真/プレート前後に付いているEMCのマーク

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上写真/右から、ワールドカップレベルズ E-GS RD(Race Plate WCR 14 Short)、E-SL RD FIS、E-GS RD(Race Plate WCR Team)、E-SL RD

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[SKI] WORLDCUP REBELS PRO デモ

FISモデルと同等のハイパフォーマンスモデル
ワールドカップモデルと同じ構造をもち、HEADデモチームが使用するのがイエローのプロシリーズです。E-GS RD プロ、E-SL RD FISは、白いFISモデルと同じグラフィンWCサンドイッチ構造を採用し、レベルの高い滑りが可能です。
E-スピード プロ、E-レース プロは、グラフィンWCサンドイッチキャップ構造を採用しています。これは、サンドイッチ構造に薄いキャップを被せたもの。内部の構造はフルサンドイッチのものと同じですが、キャップを追加することで、より操作をしやすくしたモデルです。E-スピードプロはR=18mでGSタイプながらより回転性を高めたモデル。E-レースプロはR=14.4mでターン弧の大小を問わないオールラウンドモデルです。
もちろん、全モデルにはEMCを搭載。驚異の安定性により日本のトップデモシーンで優れたパフォーマンスを生み出します。

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上写真/右から、ワールドカップレベルズ E-GS RD プロ、E-SL RD FIS、E-スピード プロ、E-レース プロ。

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[SKI] WORLDCUP REBELS レースタイプハイパフォーマンス

ワールドカップレベルズの下位モデルは、レーシングテイストのエキスパート、上級者向けモデル。狭めのセンター幅でキレを求めるスキーヤーに最適です。豊富な種類の中から、GSベースか、SLベースか、あるいはレースプレート付きかそうでないかで、自分の好みのスキーを選ぶことができます。

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上写真/右からワールドカップレベルズ E-スピード、E-SL、E-レース、ジュニア用のI.SL RD チーム、I.GS RD チーム

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[SKI] SUPERSHAPE パフォーマンス

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スーパーシェイプの弟分、パワーシェイプが新登場
スーパーシェイプシリーズは、人気の高い上級者向けのモデルです。昨年、電子制御ダンプニングシステムのEMCを搭載してフルモデルチェンジを果たしました。全モデルにレーシングモデルと同等のグラフィンWCサンドイッチキャップ構造を採用しています。
ラインナップは、スーパーシェイプのオリジナルモデルを再現したセンター66㎜のスーパーシェイプE-オリジナル、キレとスピードを求める上級者に人気のセンター68㎜のE-スピード、シリーズ中最もオールラウンドなセンター72㎜のスーパーシェイプE-マグナム、ラリーカーのように悪雪でも走破できるセンター78㎜のスーパーシェイプE-ラリー、シリーズ中最も幅が広いスーパーシェイプE-タイタンの全5モデルです。この中では、E-スピードとE-マグナムの人気が高いですが、個人的には、浮力が高く柔らかい日本の雪質に合ったE-ラリー、E-タイタンもおすすめです。
そして今季、スーパーシェイプの弟分とも言うべき、パワーシェイプが新たに登場しました。最近流行の軽量タイプのモデルです。ベースがE-スピードで、メタルが2枚だったのを1枚にして、しなやかさが増し、軽量化も果たしています。ベースがスーパーシェイプの中でも最もしっかりしたE-スピードなので、メタルを1枚抜いたとしても安定感は損なわれず、しっかり感も少し残っています。E-スピードの軽くて扱いやすいタイプを求めている人には最適なのではと思います。

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上写真/右から、スーパーシェイプ E-オリジナル、E-スピード、E-マグナム、E-ラリー、E-タイタン、そして左端がパワーシェイプ

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[SKI] JOY 女性専用モデル

ヘッドの女性専用モデルがジョイシリーズです。エントリー向けからエキスパートモデルまで全6モデルをラインナップ。レースなどで培われたテクノロジーを惜しげもなく投入し、女性のためだけに開発されたシリーズです。最先端超軽量素材グラフィンにより、全体のバランスを再設計して操作性を向上。軽量構造、軽量ウッドコアを採用して、女性の扱いやすさを追求しています。最上位モデルのパワージョイにはEMCを搭載。女性エキスパートのレベルの高い要求にもしっかり応えてくれます。

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上写真/右からパワージョイ、スーパージョイ、エピックジョイ、リアルジョイ、ピュアジョイ、イージージョイ

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[SKI] V-SHAPE オールライド

軽量ながら驚くほどの高い滑走性能をもつのがV-シェイプシリーズです。最先端素材のグラフィン、カーボン 、軽量のカルーバウッドコアにより、驚くほどの軽量化を達成するとともに、フレックスの均一化と高い操作性を獲得。スピード滑走時でも優れた安定性を発揮します。特に、センター65㎜のV8Sとセンター75㎜のV8は、上級者をも満足させる高い性能が特徴。どんな斜面でもラクに滑りたい人には、V6がいい相棒になってくれるはずです。

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上写真/左から、V-シェイプV8S、V8、V6、V4、V2

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[SKI] KORE フリーライド

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軽量フリーライドモデルがフルモデルチェンジ
コアシリーズが今季フルモデルチェンジ。元々、軽量であったものが、素材の量を30%減らすことで、さらなる軽量化を達成しました。
構造は軽量のカルーバ・ポプラウッドコアに、グラフィン加工のカーボンシートをウッドコアの上下に配し、通常のトップシートの代わりに、ポリエステルフリースのキャップでカバー。キャップのRを場所により変えることでスイングウエイトを軽くして、傷が付くのを最小限に抑えてくれます。さらに、全体の厚みが均一になるようにバランスを調整することにより、たわみが均一になりスムーズな操作性を生み出します。
また、新しいラインナップは、サイズのピッチを7㎜にすることで、ライダーの感性にマッチしたサイズ選びが可能になりました。

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上写真/右から、コア117、コア111、コア105、コア99、コア93、コア87、女性用のコア103W、コア97W、コア91W、コア85W

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[BOOTS] RAPTOR WCR レース

世界のトップアスリートのフィードバックにより生まれた最高峰のレーシングブールが、ラプターWCRです。新しいPU素材は、向上した柔軟性により振動を吸収し、粘りの増したリバウンドにより優れたコントロール性能を実現。長めのトウボックスはネジレを抑えパワー伝達性能を増強。高い位置に取り付けられたレーシングバックルは、強い内傾時でも雪面と接触することを防いでくれます。
ライナーにはリキッドフィットを採用。リキッドフィット素材をカカトと足首周りのポケットに注入。正確にカスタマイズし、優れたフィット感を実現します。
今季は、ラインナップにショートカフで90/80フレックスのラプターWCR 6 SCが新たに加わっています。

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上写真/上段 ラプターWCR 2 下段 右からWCR 3、WCR 4、WCR 5 SC

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[BOOTS] RAPTOR デモ

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ラプターブーツがWCRのシェルでフルモデルチェンジ
レーサーからエキスパートにまで人気の98㎜ラストのラプターブーツが上位モデルのラプターWCRと同じモールドを手に入れて生まれ変わりました。
長めのトウボックスを採用しパワー伝達力がアップ。リア部分はタイトなフィット感で優れた操作性を発揮します。

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上写真/上段 右からラプターWCR 140S、ラプターWCR 120S、下段 右からラプター110SC、ラプターWCR 90

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[BOOTS] FORMULA ハイパフォーマンス

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上級者向けのベクターブーツがフォーミュラに変身!
レースのラプターブーツのテクノロジーを導入して生まれたのがフォーミュラです。拡大したトウボックスは、パワー伝達力を高めるとともに、つま先部分の快適性もアップ。シェルに採用されたPU素材は、ラプターWCRの素材の成分を調整して生まれたもので、粘性がアップするとともに軽量化も達成しています。
シェルにはフォームフィットを、ライナーにはパーフェクトフィットを採用し熱成形可能。さらにライナーにはリキッドフィットを搭載し、カカト、足首周辺のさらなるフィット感を獲得することができます。
ラストは2種類あり、硬めのRS130とRS120は98㎜、110と100は100㎜を採用。中級者から上級者までが対象のモデルになっています。

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上写真/上段右から、フォーミュラRS 130、フォーミュラRS 120、下段右から、フォーミュラ110、フォーミュラ100

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[BOOTS] KORE フリーライド

最先端素材のグラフィンをシェル素材に混入させて軽量化したフリーライドブーツです。45度の可動域をもつスキーハイクメカニズム、ローテックインサートを全モデルに搭載。快適な登りと優れた滑走性能により、雪山での楽しみを広げてくれます。
シェル、ライナーは熱成形可能。ライナーにはリキッドフィットも搭載しています。コア1のみグリップウオークソールが標準装備され、コア2、コア2Wは別売のグリップウオークソールに交換可能です。

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上写真/右がコア1、左がコア2

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