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彦根移住体験記:その3 失せ物

更新7/7:内容が重複する箇所を削除しました。

落ち着かない日々

写真は、滞在しているゲストハウス無我さんのお庭に生えている謎のきのこ。

ロフトベッドに頭をぶつけてぶつけて、の毎日。気づいたら彦根にやってきて1週間という勢いである。滞在日記も滞るくらい落ち着かない日々を過ごしている。何日目、ではなくてエピソードを書くことにした。

今日やっと仕事ができた。それでも。

重大な失せ物をした

それは7月3日のこと。
内容は言えないのだけれども、重大な失せ物をした。

「貴重品の管理は気をつけてくださいね」と言われていたので、失せ物を含む、貴重品をロッカーにいれて、外出のときに出して持ち歩いていた。

その日、思い切って新しい鞄を買ったのだけれど(その話はまたいずれする)、持ち物をその場で新しい鞄に入れ替えて、帰ってきたらなかった。

お店にももちろん連絡をしたし、スーパーの平和堂にも落とし物がないか確認をとったし、部屋の中も旅行鞄をひっくり返して、降りしきる雨の中庭も探した。

見つからなかった。

報告しないまま隠すのはまずいので、その夜、泣く泣く無我さんに電話をした。

諦めたのではない、受け入れられない

7月6日、未だ見つかっていない。
こうなれば、怪しいのは部屋の中なので、昨日もロッカーを動かしたり部屋を整理して探した。

失せ物をしたという現実が、受け入れられない。飲み込めない。

だから失せ物のことを忘れることをやっても、なんだかおしりが浮いたままで、疲れてしまうのである。(それで結局、寝てばっかり)

落ち着かない気持ちだけがザワザワと残り、無我さんのスタッフさんにも会っても触れてはいけない話題のような気がして何も言えないまま時が過ぎていく。チェックアウトのときなにを話すのだろう。

些細な失せ物も気をつけないと

彦根での暮らしで気づいたことだが、よくよく考えると私はよく失せ物をする。今日もヘアブラシをなくしてあっちこっち探し回った。こんな自分が失せ物をしないという自信を持つことができるだろうか。

ヘアブラシならば100円ショップで買えるけれど、大事なものはそうではない。日頃から些細な失せ物にも気をつけていれば、こうはならないのだ。

まさか彦根でこんな教訓を得るとは。

そして大事なものは大事に扱いたい。


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