ホームレスになってよかったこと(2018年5月30日投稿)
僕はタカムラケンタロー。と言います
お笑いライブ主催音楽ライブ主催の傍らネカフェ生活をするホームレスを約11か月しております。
ネカフェで毎日遊ぶ民、ネカフェ遊民を自称してます
cakesコンテストも明日でいよいよ最終日ということで今日は一番書きたかったことを書こうと思います
テーマは「ホームレスになってよかったこと」です
ホームレスになってよかったこと、という前にホームレスはいい事じゃないだろ、お思いでしょうがいろいろいい事あるからやってるんですよ
①門限を気にせず好きな場所を家にできる
そもそも「ホームレスなのにポジティブ」に生きていられるのは前の環境がひどすぎたこと、と笑っているしかない、と生き方を変えた、この2つです、理由は。
当時ブラック企業に住み込みで働いていたんですが
「今日は遅くなるから待たせるのも悪いのでネカフェ泊まります」って僕が気を使ってその当時のオーナーさんに言ったら「あかん、帰って来い」と待ってくれたりするんですが、正直自由がなくて逆に迷惑でした
理由を聞くと「お前に無駄な金使わせたくない」と言ったんですが
自分の金ぐらい自分で使い方決めてよくないですか?
無駄な金かどうかは俺が決めます
35にもなる男が人に金の使い方や人生を決められたくない、そう思ったぐらいひどかったので今ネカフェ生活がすごく快適に感じるのです
明日行く場所の近くや行きたい場所に家を置ける、好きな場所に家があるのがすごくうれしいです
②引きこもるのも金がかかるのでアウトドアにならざるを得なく外に出るようになる
ネカフェも引きこもろうと思えば引きこもれますが正直これは金の無駄です
家出なければ金使わないなんてことはありますが、正直酒に溺れて無駄な一日過ごすなんてことも少なくないです
こういう「家への依存」で無駄な一日を過ごすなんてこともないこともないと思うんですよ
酒じゃなくてもゲームとかでも。
家に依存しなければ外へ出て刺激を得ることができると思うんです
さらに外へ出ることを楽しく過ごすためにホームレスになって一ヶ月でinstagramを始めました
instagramやると不思議と「ちょっとでも良かったことを探す」ようになるんでこんな写真も撮れたりします
こういう街並みを楽しんだり、外に出て刺激を感じれる。
ホームレスとは究極のアウトドアです
③お金がなければダメな生活なので労働意欲がわく
毎日ネカフェに泊まる金を当然持たなきゃいけないので「バイト行きたくない」とか言ってる暇なんかありません。
毎日のようにバイトしてるけど嫌なんて思ったこと一度もありません
働いたおかげでいいネカフェに泊まれて好きなことができる、なんて素晴らしいことでしょうか。
④ホームレスというネタができた
そもそもホームレスでなければこのnoteはやってないでしょう。
ホームレスという言葉の響きのすごさやホームレスなのにポジティブな文章とかこういうのを見てほしいな、と思ってやっていますので
ネカフェ生活だけど「ホームレス」って言葉を都合のいいように使ってる自覚もありますw
ホームレスになった瞬間も「せっかくホームレスになったんだし、これが何かにつながらないかな」なんて思いましたからね
売れたいホームレスもいてもいいんです
というわけでこんなホームレス作家タカムラケンタロー。お仕事お待ちしてます。
お仕事の依頼はTwitter@asayan2017のDMやtakamurap2012@gmail.comからもお待ちしてます
ホームレスならではの視点や元芸人ならではの話などなんでもしますのでお仕事お待ちしてます
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