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iStockやってみて3か月 メリットとデメリット

4大ストックサイトの1つとも言われるiStock(gettyimages)。
登録がめんどくさそうでずっと手をつけてなかったけど、
4月に会員登録をして、5月からコツコツ素材登録をすること2か月、
100登録になるあたりでダウンロードがありました。

ここでは、iStockでの3か月の経験を元にしたメリット・デメリットを紹介し、iStockへの登録を始める際に役立つ情報を提供します。

iStockのデメリット


・登録がめんどくさい。
まず会員登録の申請をスマホでアプリをダウンロードしてやらなきゃいけない。ただやってみたら思ったより早く20分で終わった。
会員登録の審査申請はスマホからが必須で、以降の素材登録はパソコンからできる。
素材のタイトルと説明文は英語にしなければならない。
キーワードのタグ付けはiStock指定のキーワードの中から一つ一つ選ばなきゃいけない。

・売上発表が遅い
他のサイトが売れたら即日分かるのに比べて売上発表が遅く、
翌月の20日前後になる。

・厳格な審査基準
初めはリジェクトが多く、特有のコツをつかむ必要があった。
手描き作品には必ずリリースをつけるよう要求される。


iStockのメリット


・そこそこ売れる
まだ始めて3か月くらいだけど、50登録の時点ではDLなし、
登録数100で3DL。これは上々の滑り出し。
1点当たりの売り上げ金額はばらつきがあるけど、
合計すると高くはないが、低すぎることもないまずまずの値段。
3DLの金額が同月のPIXTAの定額制8DLよりも高かった。
登録数を増やせばDLも収益も増えていきそうな希望が持てる。

・売れた国が分かる
これめっちゃ楽しいのよ。家から一歩も出なくてもグローバルな感覚。
素材がどの国で売れたかを把握できる。

・助かる分析ツール
自分の素材の閲覧数やカートに入れられた数、国別のアクセス数などを把握できる便利な分析ツールがあります。
売り上げがあれば、統計グラフも出る。

1つ1つは他のストックサイトでもあっても、
総合的に出してる情報量は、一番多いんじゃないかな。
少なくとも私が登録してる8つの中ではiStockが一番多い。
ストックイラストは売れた以外のフィードバックがあまりなくて方向性があってるのか不安になるから、フィードバックが多いのは重宝する。

・テーマごとの数が分かる
これはその人の登録のしかたにもよるけど、バッジといって100点まで入れれる提出セットに入れて登録ができるようになっていて、ただ順番に100個登録することもできれば、テーマごとに分けて登録することもできる。
私はテーマごとにバッジを分けて登録していて、それによって自分がどのテーマの素材を多く作っているかが分かる。登録素材の傾向を把握し、自己分析するのに役立つ。

・審査が早い
審査が1日から2日で終わることがある。

結論

iStock、やってよかった。
登録のしかたはめんどくさい部類だけど、投稿数が増えるほど、成果は出そう。
AdobeStockで1枚も売れなかったイラストが、iStockでは興味を持ってもらう数が多くて売れたのがうれしい。それだけでやった価値があった。
私の場合AdobeStockが一番売れるサイトだから、そこで売れなかったイラストは失敗作とみなしてしまっていたけど、売り場が変わるだけで売れるものも変わる。あらためて、ストックイラストに早計はいかんな。

DeepMetaを使おう

さんざん登録がめんどくさいといってきたけど、実は登録をラクにするツールがあったのに最初のうち使っていなくて、これを使えば登録の大変さは軽減させることができる。
iStockのメインページからリンクがあるDeepMeta。
・タグを登録するのがラクになる。
・項目ごとにコピペ範囲を選択できるのが便利。
最初からDeepMetaで登録すればよかった。

iStock始めるならどのタイミングで?

もし私がストックイラストを始めた当初に戻るとしても、やはりiStockの登録手続きのめんどくささから、ストックイラスト自体に挫折する危険性が高いので、慣れてきた段階で3番手か4番手くらいに始める。
登録作業が全然苦にならない方なら、最初から複数のストックサイトに登録しても良いと思います。

まとめ
ストックイラスト4大サイトといわれてるだけはあった。

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