カメラとの出会いはひとめぼれ、そして手に馴染ませる
ことでようやく使いこなすことができると思っています。
みなさんはどうですか?
長年使い続けるタイプですか?すぐ買い替えていくタイプでしょうか?
写真がある暮らしをテーマに、純粋に写真を楽しむことを動画で記録し続けているYouTube。
先日、持っているフィルムカメラ12台をずらっとソファに並べてみた。
なんというか、とても可愛らしかった。
そして、しばらく撮っていないカメラがあることに気づき、持ち出して撮影がしたくなった。
その中の1台にいたっては、いつぞやの入れっぱなしのフィルムがあったり。
SNSやネットを眺めていると、いろんなカメラの情報が流れてくる。
そのたびに、あれもいいな、これもいいな。やっぱ今持っているものから買い替えたいなという衝動に駆られることもしばしば。
それが好きな写真家さんであれば、なおのこと影響を受けてしまうこともあったりして。
実際、今僕が主に使っているカメラのラインナップも少なからずそういった部分はあります。
写真展に足を運び、本人からお聞きすることもある。
だけど、はじめにいったように一目惚れができなければ自分の手元には置くことはできませんでした。
カメラに限らず、道具を使う上で大事なのは、これだ!っていう直感=一目惚れと、時間をかけて手に馴染ませ、感覚を身につけるることだと思っています。
小学生から中学生まで坊主頭にならない野球少年だった(正確には引退試合でようやく剃った)ぼくは、バッティングより守備が好きでグローブにはとても愛着というかこだわりをもっていた。
買ったばかりのグローブは硬い。そして形も自分の手のそれではない。
他の選手の同じミズノのグローブを借りても、やっぱりなんか違う。
それは、守備のパフォーマンスの低下になるし、グラブトスもうまく行きづらかった。だから早く自分の手に馴染ませ、感覚をモノにしようとしていたものだった。
写真を撮るために使うカメラも同じだと思う。
せっかく一目惚れして買っても、最終的に感覚で自分のモノにできなきゃいつまでもどこか他人のモノのような道具でしかないような気がします。
逆にそれを掴んだ時、また楽しい写真の世界が広がることを期待している。
PS.そんな想いで使っているフィルムカメラはどんなものがあるのか気になってくださった方はぜひこちらの動画をご覧ください。笑