独占禁止法-NG行為① 企業潰し
「他の企業がその事業をやっていけなくなるくらい低価格で販売して、競合が誰もいなくなってから値段を釣り上げて1人勝ち」
「新規参入が入らないように妨害」
「競合企業の株式を取得し役員を送り込んでその事業を止めさせる」
といった他の企業を潰して、独占してしまうことは独占禁止法では、「私的独占」として禁止されます。
この私的独占の事例(※2)としては2005年にIntelが、複数のPCメーカーに対し他社製CPUを使わないという条件で資金提供し、他社製のCPUを市場から排除しようとしたとして、公正取引委員会より勧告を受けました。
(CPU・・・パソコンの核になる部品)
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独占禁止法 12のNG行為
・独占禁止法NG行為①-企業潰し
・独占禁止法NG行為②-同業企業と組んで競争を止める
・独占禁止法NG行為③-公共事業の入札におけるやらせ行為
・独占禁止法NG行為④-ボイコット
・独占禁止法NG行為⑤-不当な差別
・独占禁止法NG行為⑥-不当な安売り
・独占禁止法NG行為⑦-抱き合わせ販売
・独占禁止法NG行為⑧-競合と取引しないことを約束させる
・独占禁止法NG行為⑨-小売業者に指定した値段で売らせる
・独占禁止法NG行為⑩-小売り業者に事業を制限させる
・独占禁止法NG行為⑪-企業間のパワハラ
・独占禁止法NG行為⑫-取引妨害
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