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日記#35 10月第4週週末の病人、へらへら過ごす日々。

2023/10/28

先週卵巣がん再発及びキリスト先生への疑惑でメンタルが辛かった時、心を少しでも癒すため森林浴的なことをしたいなと思っていた。
結局先生への信頼もメンタルも回復したけれど、予定も無いし天気も良いし、金曜日はお弁当作って大きな池のある自然公園へピクニックに出掛けることにした。

この公園には小学生の頃学校の遠足か何かで訪れたことがある。でもどんな所で何をしたのかさっぱり忘れていたから、完全に新規の場所を訪れるも同然だった。

駅からバスで10駅ほど。コンビニ無い。田んぼはある。明らかに栄えてない。そんな土地に鬱蒼と立ち込める森。朝の11時過ぎに到着したけど、昼前の日差しがいい感じに差していてファンタジックな森林入り口。広い公園だけど舗装された道が敷かれていて案内板も各所にあるので土地勘なくても大丈夫だった。昼食ポイントを物色しながら、程良く涼しい木陰の道をゆっくり歩いた。

水辺の広場に売店あるって案内板に書いてあったからそこでおやつ買えるかと思って行ったら閉まっていた。どういうことだよ。園内地図ではここ以外売店ないんですけど。お弁当持ってなかったらアウトだった。

人はそれなりにいたけど寂れてる感が否めないというか、どうにもバブル期の遺産的雰囲気が漂っている。つわものどもが夢の跡って感じ。来園者もご年配の方中心で、釣りをするおじ様とかピクニックおばちゃんグループとかデートする老夫婦とかそんな感じ。まあ釣りとか自然の景色楽しむとかで満ちるタイプの人なら楽しめるのかな。後はジョガーやサイクラーの人とか。

なんか田舎だしアクティビティに欠けるので私は正味退屈だった。お弁当食べてから即脱出、バス乗って駅に戻っていつものスタバで読書しつつまったり過ごし、GUでテーラードジャケット買って帰宅しましたとさ。ジャケットかっこよくて満足。



土曜日は午後から妹のお姑さんが来訪した。今日が初対面。

ずっと引きこもっていたので、私は妹の結婚式に出席していない。妹の旦那さんにもお会いしたことはない。でもこのお姑さんは一面識もない私を気にかけて下さって、がんになってからあったか衣類(告知されたのは昨年12月)やいちご(旬の時期に)を送って下さったり、手術日を待っている時期に母のLINEから私宛に応援メッセージを下さったりしていた。

以前から私に会いたいと仰って下さっているということを母から聞かされていたし、先週ユニーク先生に卵巣がん再発とか言われて思ったより先が長くないかもだし会えるうちにお会いしておこうと考え今日家に来ていただくことにしたのだ。

自分で会いたいと言っておきながら超人見知りなので滅茶苦茶緊張したけど、思った以上にフレンドリーで温かい方だったので話しているうちに緊張が大分ほぐれた。お話を聞くのに集中していっぱいいっぱいだったので自分からはろくに話せなかったけれど、私に会えて嬉しいと仰っていただけたので良かった。今度は先方のお宅へ是非とお誘いいただいたので、生きてる最中に伺っておこうと思う。

とにかく一度お会いしておこうという目的は果たせたので満足。TO DOリストとか作っているわけじゃないけど、心残りは無くしておくに越したことはない。がんになって以降は常に死を意識せざるを得ないから、やろうと思ったことは出来るだけ即実行するようにしている。


その後は買い物行ってストーマ交換してご飯作って食べて片付けとかして今。

明日は日曜。予定は無い。服買いに行くか映画見に行くかしようかと思ってるけどまあ明日次第。
痛み止めのおかげで痛みは治まっているから普通に行動出来る。散歩の時少しジョギングしたりもしている。でも実際はどこかしらが悪くなっているはず。

次の水曜日に検査結果が出るけれど、どうなってるのか今は本当に何も分からない。キリスト先生を信じているし、先生に診てもらってるならそう酷いことにはならないだろうけれど。

とにかく病気の事は小休止。好きにへらへら過ごしていようと思う。次の治療まで。

日記も今日はここで終わり。二日分を一つにまとめたからちょっと長くなったけど、読んでくれたあなた、ありがとう。お疲れ様。
今私は結構寒いと感じていますが、そちらは大丈夫ですか?風邪とかコロナとかインフルとか気を付けて、気が向いたらまた日記読みに来てください。

それではまた別の日記で。

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