此の世の果ての殺人
此の世の果ての殺人
「地球滅亡まであと2ヶ月」の世界観のSFミステリー。
小惑星「テロス」が日本に衝突することが発表され、世界は大混乱に陥った。そんなパニックをよそに、小春は淡々とひとり太宰府で自動車の教習を受け続けている。小さな夢を叶えるために。年末、ある教習車のトランクを開けると、滅多刺しにされた女性の死体を発見する。教官で元刑事のイサガワとともに、地球最後の謎解きを始める――。
その世界では、自殺者が急増したり、
隕石落下予定地の真裏側まで逃げる人がいたり、宇宙へ逃げようとする富豪がいたり、世界中で大パニックが起きます。
もしこの世界に自分が入り込んだらどうするだろうと、想像しながら読みました。
0.0001%くらいの可能性にかけて、裏側まで逃げるだろうか。
いや、人類滅亡が決まってしまった状況なら、
残された日々を、行きたかった場所に家族と行って、美味しいものをたべて思い切り楽しみたいな。
あとは変わらない日常を送りたいな。
・・・
話がそれました。
肝心の謎解きについて、
ミステリーをよく読む人なら、犯人の目星はつくかもしれません。
異世界を味わえるミステリー、オススメです。