ブラック企業で33年!困った上司図鑑〜細かすぎる「指示・命令型」上司の攻略法!〜
ブラック企業で33年間働いた経験から、困った上司たちの行動パターンをタイプ別にご紹介しています。
今回は、「細かい指示を出しすぎる指示・命令型」上司 を深掘りしてみたいと思います!
細かすぎる指示でうんざり!
「報告書のフォントは必ず○ポイント!」
「プレゼン資料の背景色は絶対ブルー!」
そんな風にアレコレ細かすぎる指示を飛ばしてくる上司、職場にいませんか?
一見、「細かいところまで気がつく」という長所のようにも思えますが、実際には度を超えている場合が多いもの。
部下としては「どこまでやらせる気?」と心の中でうんざりすることもしばしばです。
こうした細かい指示は、その人の性格から来るもので、簡単には変えられません。
それなら、「上司の細かさを前提にした対策」を考えることで、ストレスを減らしていくのが得策です。
細かい指示へのストレスを減らす3つの工夫
1. こまめな報告で安心させる
細かい指示を出す上司の本質は、じつは「臆病者」です。
自分で決断するのが不安で、いろいろと確認しないと落ち着かないのです。
そこで、こちらから 積極的にこまめな報告をする のがポイント。
例えば…
「この件はこう進めています」
「○○はこれで行きますね」
こんな風に進捗を伝えるだけで、上司は安心し、余計な口出しが減ることもあります。
「報連相(ほうれんそう)」を上手に活用し、上司の不安を先回りして解消してあげましょう。
2. 選択肢を提示して判断を促す
細かい指示を出す上司は、決断の負担を減らせば安心します。
そのために、こちらから 選択肢を提示して判断をあおぐ のが有効です。
例えば…
「A案とB案がありますが、どちらがよろしいですか?」
「これを進める場合、この2つの方法がありますが、おすすめはどちらでしょう?」
このように選択肢を示すことで、上司の頭を整理させつつ、無駄な細かさを抑えられる可能性が高まります。
3. 先回りして細かさで上司を上回る
上司の指示が来る前に先回りして動くのも、ひとつの効果的な手法です。
「こう指示されるだろう」と予想し、事前に準備を整えておけば、上司に「やるな」と思わせることができます。
例えば、プレゼン資料を作成する際に、背景色を複数パターン用意しておくなど。
上司の「こうしろ!」という指示を待つのではなく、「こうしておきました」と提案すれば、上司の負担感を軽減させられます。
先回りして解決策を提示できる部下は、次第に信頼を得られるようになります。
最後に
「細かい指示」を上手にかわすのも、職場での大事なスキルの一つです。
ただやり過ごすのではなく、上司の性格を理解し、それに合わせた工夫を積み重ねることで、驚くほどストレスが減ります。
職場での人間関係が少しでも楽になり、笑顔を取り戻すきっかけになれば幸いです。
次回も、タイプ別に困った上司への対応策を深掘りしていきますね!