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〈合格後〉診断士合格後の過ごし方①

こんにちは、すけーたーです。
中小企業診断士を合格した後に、15日間の実務補習、実務従事が終わってようやく中小企業診断士と名乗ることができます。この記事を書いている時点ではまだ終わっていませんが、実務補習、実務従事、更にはその後の診断士の活動を見据え、どのような準備が必要なのかをまとめてみます。 

1. スケジュール管理について

診断士2次筆記試験合格後、いろいろな情報が一気に流れ込み、次にやること、やらないといけないこと、やりたいことを考えることになります。
年により少しずつ日程は変わりますが、まずは2024年の2次筆記試験後のスケジュールを載せておきます。

2024年
 1月11日 2次筆記試験 結果発表
 1月12日 実務補習 募集
 1月21日 2次口述試験
 1月31日 2次口述試験 結果発表
 2月  1日 実務補習(15日間)〜 3月11日
 2月  2日 実務補習(5日間)  〜 2月13日
 2月上期  実務従事・受験生支援等の募集
 3月    実務従事・受験生支援等の活動
 4月上旬  診断協会のスプリングフォーラム 

上で書いた通り、2次筆記試験発表後から3月までは怒涛のようなスケジュールとなっています。
 もちろん、それぞれの方のスケジュールがあり、やるべきこと、やりたいことを取捨選別することもできますし、もう少しゆっくり活動を進めることもできます。
 ただ、いずれにしてもあらかじめ全体像を知り、自らがどれを選択するのかを決めることが必要となります。まずは、それぞれの活動を分類して考えてみます。

2. 活動の分類

2-1 実務補習と実務従事

 中小企業診断士登録には、〈中小企業診断士第2次試験合格後3年以内に「実務補習を受講した日数」または「実務に従事した日数」の合計が15日以上あることにより中小企業診断士としての登録の申請を行うこと〉が必要となります。
 15日間の実務を実施する方法としては、中小企業診断協会が実施する実務補習に参加するか、そのほかの方法で実務従事を実施・参加するのかのいずれかとなります。
 まずは、実務補習と実務従事について説明します。
https://www.j-smeca.jp/contents/005_jitsumuhoshu.html

実務補習について
中小企業診断協会が実施する実務補習であり、年2回 1月(2〜3月実施) 5月 (7月、8月実施)の募集があります。いずれも先着順で地域によっては募集開始から数時間で埋まってしまいます。

https://www.j-smeca.jp/contents/005_jitsumuhoshu.html

実務従事について
実務従事はまさに実務に従事することです。いくつかの方法があります。
実務従事の対象となる業務や中小企業一覧表は以下を確認ください。
中小企業診断士 Q&A②
実務従事先をいくつか挙げておきました。

  • 中小企業診断協会を活用
    都道府県ごとの中小企業診断協会では会員に実務従事の機会を提供する取り組みを行っていることがありますので、こちらに参加することも可能です。

  • 経営コンサルティングの場合
    本業がコンサルタント業の方などは、現職の中で実務に従事を行う。基本無料か収入となるかもしれません。

  • 身近に経営者がいる場合
    本業や身内に経営がいる場合に、診断業務などの実務に従事する。基本無料でしょうが、収入の可能性もあるようです。

  • 実務従事サービスへ参加
    WEB等上でいくつかの実務従事サービスの募集が行われます。価格も内容も様々ですので、自らに合ったサービスに応募し、そのサービス内で実務に従事する。多くが有料となる。

2-2 中小企業診断協会

都道府県ごとに中小企業診断協会の組織があるため、その組織に入会することができます。中小企業診断士は独占業務がないからか、他の士業の中では珍しく、協会への参加が必須ではありません。
また、どの組織にも入会可能ですし、複数入会も可能です。
 規模の大きな協会では、例年4月にスプリングフォーラムが開催され、協会や研究会の紹介が行われ、色々と情報収集ができます。

2-3 受験生支援活動

中小企業診断士の資格試験には、他の資格試験とは異なり、ボランティアをベースとした様々さ受験生支援活動があります。
主な参加目的としては、①診断士人脈構築、②情報収集、③スキル向上 等となるかと思うます。
具体的には、以下のような支援団体があります。

  • タキプロ

  • 一発合格道場

  • ココスタ

  • QCC

  • 弱小診断士勉強会

    そのほか、ふぞろいな合格答案、全知全能などの執筆系もあります。

まとめ

最初に書いた通り2次筆記合格後は、多くの情報が一気に流れてきます。その情報どのように活用していくのかの手助けになればとまとめました。
次は、合格後に用意した道具について書きたいと思います。




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