「中小企業診断士 2次試験」までの道のりは?
2次試験用の勉強スタイル
勉強スタイルと書きましたが、2次試験はかなり手探りで色々な勉強の方法を試しては変えてと自分に合っている解き方を見つけ出すのが大変でした。
1次試験を2度受けていますので、1年間は2次試験の勉強時間がありました。その間でどのような勉強を行なっていたのかまとめて行きます。
私が勉強に使用していた診断士ゼミナールには過去問題集とそれぞれの解説動画がありますので、まずはこの内容を用いて勉強を進めていきました。
R4 1次試験後 2次試験の勉強
事例1〜3について
上述の診断士ゼミナールの教材を用いながらの過去問題集をくりかして解きながら、過去問の分析を行なっていきました。
事例毎に色々なWEBサイトから集めた一般的なフレームワークをまとめていき、過去問を解き進め、事例毎にまとめていきました。
ご存知のフレームワークは以下の内容です。
事例1 さちのひもけぶかいねこ
事例2 だれに、なにを、どのように、効果
事例3 DRINK
そのほかにも 上記事例に共通する SWOT 3C 成功体験 失敗体験 因果で書く などの2次試験ならではの御作法を覚えるとともに、設問分析と設問写経 分類 を行っていった。
ただ、何度解いてもある程度の回答は書くことができるものの手応えはない状態が続いていた。
最初にも書いていましたが、事例1〜3についてはさまざまな解き方が解説されています。
例としては以下のような感じ
・設問先読み派、与件先読み派
・色ボールペンや蛍光ペンの使い方、シャーペン1本で行う方も
・想定キーワードの用い方
・余白ページでのSWOT等のまとめかた
・設問毎の与件の強み等の分け方
これらの中から自分に合った解法を作っていくことが必要で、これを作り上げるのに結構時間がかかると思います。 人間の思考のタイプによってこの辺りは異なってきますし、得意な解き方を見極める必要が出てきると思います。(私の場合は2次試験直前に何となく解法が決まったのでかなり遅い。)
事例4について
こちらもまずは過去問を解いていった。
私が勉強に使用していた診断士ゼミナールには5年間の問題と解答例があるため、その内容をもとに財務分析、CVP、NPV、セグメント別会計、キャッシュフロー分析 等々
一通り解いていったが、こちらも自分に合った解法が定まらず、試行錯誤を行なっていった。
例としては以下のような感じ
・財務分析はどれが適切か(事例企業の与件文からどれを選ぶか)
・NPVの計算順序はどれか
・計算ミスを少なくする方法は
短い時間の中でどこまで解いていけるのかを考えながらの試行錯誤が続いていった。
R5 1次試験後 2次試験の勉強
R5の1次試験はこちらで説明していますが、残り2科目が合格となったので、すぐに2次試験の勉強に移りました。数ヶ月ほど1次試験の勉強に集中していたので、再度 2次試験の勉強に本格的に突入です。
事例1〜3について
過去問を周回してやはり手応えがなかったが、徐々に自分の書くスタイルが見えつつあった。私の解き方で色々なYOUTUBEを見て、そのとき事例1〜3の解き方の参考にしていたものをあげておきます。
自分の書くスタイルに合っていたのが あゆゆうさんのスタイルだったため、そのスタイルに自分の改良を行った解き方となります。
中小企業診断士あゆゆう
まとめシート流!絶対合格チャンネル
たかぴーの中小企業診断士試験 攻略チャンネル
北村ゆきひろ 経営コンサルタント養成チャンネル
ダンシ君のサブノート
一番意識したのは皆さんも書いていることですが、以下の内容です。
・設問の制約条件や時制は必ず外さないこと
・社長の思いに寄り添うこと
・与件文のキーワードは基本そのまま抜き出す
・SWOT分析の強みと機会に成功事例を合わせること
・全体の設問の回答にある程度の一貫性を持たせること
事例4について
理系出身で計算問題は得意であるため事例4を解くことは面白いのですが、解き方の正攻法が定まらず、特に財務分析、ひねりのあるCVP、NPVについては答えはわかるが自分では解けないという状態が続いていました。
2023年9月末に、中小企業戦略研究所のサンさんの「80点突破!! 事例Ⅳ 攻略マスターガイド」が出て、事例Ⅳの解き方がまとまっていたため、事例Ⅳの勉強はこの攻略マスターガイドに全振りすることとした。
以上が 簡単ではありますが、私の 2次試験の勉強スタイルとなります。
読んでいただきありがとうございました。