アイレム関連ニュース私的まとめ(2023年~)(*2025/02/05更新)
*以下補足がない限りアイレムは旧アイレム社(現アピエス社)を意味しています。
『アイレムコレクション』という、アイレム作品をまとめた作品集が発売されることになりました。
アイレムのアーケードと家庭用の名作を最新機種に復刻する「アイレムコレクション」シリーズが始動!第一弾の収録タイトルも決定し、年内に発売予定!!
「アイレムコレクション」プロジェクトについて
「アイレムコレクション」はTozai Gamesが、アイレムソフトウェアエンジニアリング株式会社、独United Games Entertainment社(ININ Games、Strictly Limited Games)とのパートナーシップにより実現しました。
Tozai Gameは創業者の1人が元アイレムのスコット津村さんであり(『ムーンパトロール』のプロデューサー)、『R-Type Dimensions』(Ex)のパブリッシャーを担当していたりなど、アイレムのゲームの権利を保有するアイレムソフトウェアエンジニアリングと話をつけやすい状況だったのかもしれません。
今のアイレムソフトウェアエンジニアリングにアイレムのゲームを扱える人(セガの奥成さん的な人)はいないと思われますし、またアイレム時代のゲームを復刻(エミュレート)する技術力があるとは思えないため、Tozai Gamesにハンドリングを任せるのは適切な選択肢の一つだと思います。
『アイレムコレクション』に伴い今後アイレム関連のニュースが増えると思われます。また最近アイレム作品に関わった人たちがTwitterを始めました。
将来への備忘録としてアイレム関連の話を拾っておく、というのがこの記事の趣旨です。
本記事は気になるニュースを見かけたら随時更新、追記していきます。
余談ですがININ Gamesの"ININ"は
ININ translates as "mandate" in Japanese.
日本語の"委任"(mandate/delegationじゃないんですね)から命名したとININのサイトに説明がありました。今まで「アイエヌアイエヌ」もしくは「インイン」と読むのかと思ってました。
2025/02/05
リリース周期が遅すぎて正直興味が薄れてきているのですが一応メモとして。
2024年11月28日に『アイレムコレクションVol.2』が発売されました。
『アイレムコレクションVol.1』はダウンロード版が2023年11月21日発売開始(パッケージ版は2024年3月7日)なので、現状年1のリリースとなっています。
2023年時点で『アイレムコレクションVol.3』は2024年初夏発売予定となっていたので、当初のスケジュールからは大幅に遅れています。
ラタライカゲームス社はそこそこ技術力はあるようなのですが、『ワンダーボーイコレクション』や『キャノンダンサー』のパッチも当たっていないので、まあいろいろ厳しいんでしょう。
この追記時点で
・Vol.3→発売日未発表
・Vol.4およびVol.5→発売日、収録タイトル共に未発表
となっています。
Strictly Limited GamesはVol.1~Vol.5までのbundle版を予約受付継続中なので、Vol.5までのリリース予定に変更はありません。今のペースだとVol.5が出るのは2027年の後半とかになりそうですが…。
2023/11/21
日本でSwitchとPS4/5向けダウンロード版『アイレムコレクションVol.1』発売開始、開発はラタライカゲームスによって行われていることが判明。
【アイレムコレクションVol.1 重要なお知らせ】明日配信開始のダウンロード版は、修正アップデートが同時に配信されますので、アップデート後にプレイ頂けますようお願い致します。アップデート方法は公式サイトをご覧下さい。https://t.co/HZK0Q3WRs7
— Tozai Games公式 (@tozai_spelunker) November 20, 2023
お手数をお掛けしますがよろしくお願いします。 pic.twitter.com/QsefiUb3GM
購入した人たちの感想をXで読む限り
・『イメージファイト』は連射が遅い、アケアカ版のように連射裏表のような設定はない
・細かいバグ、不具合等あるようだが今のところ致命的な問題は発生していない模様(*記述時点で見つかってないだけかも→トロフィーバグ)
・微妙に遅延ある?(*記述時点で検証動画は存在しない、遅延は感じ方に個人差が大きい点に注意が必要)
・ステートセーブは6つまで、過去ラタライカゲームスが移植した『ファンタズム』と同じ
のようです。
「連射が遅い」は正直デバッグ中に気づくと思うのですが、このような部分を放置すると「結局アケアカの方が良いデキじゃないか」という評判しか産まないため、2020年代のアケ移植としてきっちり対応/修正するべき点でしょう。
連射対応の甘さから想像するに、「現状アイレムコレクションはスコアラーにチェックしてもらっていない可能性が高い」と思われます。
今回ラタライカゲームス社をちゃんと調べてみたのですが
当社についてスペインを拠点にゲーム開発・移植・販売を行うRatalaika Games S.L.(ラタライカゲームス)です!
Ratalaika Games S.L. is a game development company that makes 2D games for consoles and PC.
We are also porting & publishing games to consoles as well as working on in-house development.
で、エミュレーションによる移植実績(2023年11月時点)は

でした。
『グレイランサー』、『シュビビンマン』シリーズなどを移植していますが、アーケードゲームのエミュレーション移植実績は『ファンタズム』(Avenging Spirit)の1本です。ただしこのサイト中には自社パブリッシュ案件のみ記載しているようで、『ワンダーボーイ アルティメット コレクション』などの下請け仕事は記載がありません。
Vol.1はパッチのリリース、今後リリース予定作品のクオリティアップに期待したいところです。
2023/10/14
元アイレムのGoriganさん(https://twitter.com/gorigan)が『アイレムコレクションVol.3』及びPCエンジン版『ドラゴンブリード』について言及。
『アイレムコレクション Vol.3』の収録内容が発表されましたが『Mr.HELIの大冒険』『ドラゴンブリード』は担当させていただいたタイトルなのでなんという俺得ラインナップですw
— Gorigan (@gorigan) October 14, 2023
#アイレムコレクション
特に『ドラゴンブリード』は海外ではAmigaやコモドールなどのホビー向けPCには移植されましたが、国内ではPCエンジンでの移植が発表されたものの、途中で開発中止になってしまい、コンシューマ未発売になっていたので嬉しさもひとしおです。#アイレムコレクション
— Gorigan (@gorigan) October 14, 2023
ちなみに『ドラゴンブリード』のPCエンジン版の開発はACの担当だった私がコンシューマに移ったので引き続き担当したのですが、背景のラスタースクロールによる表現とバハムートの動きのテストぐらいの初期の段階でペンディングとなった記憶があります。#アイレムコレクション
— Gorigan (@gorigan) October 14, 2023
また『Mr.HELIの大冒険』はアイレムに入って最初に携わったタイトルなので、こちらも色々と思い入れ(と同時に若さゆえの後悔もw)があるので、PCエンジン版もよくできた移植ではありますが、さらにオリジナルに近い形で遊んでいただけるのは嬉しい限りです。#アイレムコレクション
— Gorigan (@gorigan) October 14, 2023
以下の石田雅彦さんのポストとリプライから察するに、Goriganさんは
『Mr.HELIの大冒険』(1987年)のランキングの"T.TANABE"
『イメージファイト』(1988年)のランキングの"NABE"
『ドラゴンブリード』(1989年)のランキングの"NABE.."
かな。
3/5 次回東京ゲーム音楽ショー
— いしだ (@Masahiko_Ishida) January 14, 2022
出展予定CD、10曲で2,500円の予定
💿💿Imagefight SelfCover ClubMix💿💿
ジャケットのデザインはナベさんにお願いしました🎨
IF1&2のデザイナー
オブジェクトデザインなので、メカメカしたものを描くかと思いきや世界観で来ました、いいよ😍#TGMS2022 #TGMS pic.twitter.com/0uSD5nwZk9
今回のCDは何と言っても
— いしだ (@Masahiko_Ishida) March 2, 2022
ジャケットのデザインが
イメージファイト実機のデザイナーのNABEさん
と言うところが嬉しい😍
イメージファイト1も2もNABEさんだからね
ミスターヘリもNABEさんだったかな
次はヘリにしようかな#TGMS2022
『Mr.ヘリ』はアイレムというかビデオゲームの最初の仕事ですね。主に背景でしたがなぜか入ったばかりのド新人なのに何体かボスの仕事も任されましたw
— Gorigan (@gorigan) March 5, 2022
『イメージファイト』はもちろん『ドラゴンブリード』でもお世話になりましたから、私の担当したアーケードゲームはほぼ石田さんのお仕事ですね。
『ドラゴンブリード』のランキングでは初期値だとトップに"NABE.."とあるので、(『R-TYPE』、『イメージファイト』のランキングの法則に当てはめると)Goriganさんは『ドラゴンブリード』の企画担当だと思われます。
2023/10/11
『IREM Collection Vol.3』の収録タイトルが発表される。『ミスターヘリの大冒険』(AC、PCE)、『魔法警備隊ガンホーキ』(AC)、『ドラゴンブリード』(AC)。
You know what goes well with #IREM games? You've got it: more #IREM games!
— ININ Games (@ININ_Games) October 11, 2023
IREM Collection Vol. 3 will be joining the onslaught with 3 more classic shmups from the gaming days of yore, bringing us Mr. Heli 🚁, Mystic Riders 🧹 and Dragon Breed 🐉.
What's your ride of choice? pic.twitter.com/TQ40jNj0mj
もともとVol.3は以前書いたように(下記2023/4/26参照)
Games included in the Volume 3 of the irem Collection are still to be confirmed.
First hint: Get ready to fight!
*このリンクは下にスクロールすると自動でリロードされるため非常に見づらいです、Ctrl-A→Ctrl-Cなどでページ内容をコピー後エディタ等にペーストすることで内容が確認できると思います
だったのですが、今回は当初のVol.4であった
Games included in the Volume 4 of the irem Collection are still to be confirmed.
First hint: Arcade SHMUP adventures!
がVol.3としてリリースされることになったようです。順番の入れ替えが行われた理由は見つけられませんでした。
ここを追記時点での話となりますが、『野球格闘リーグマン』リメイクの情報がCRTゲームズのサイトから消えています。今回の順番の入れ替えが「リーグマンが権利問題で揉めているため」などではないことを願うばかりです。
なお「揉めている」という発表があったわけではなく、ワーストケースとして私が憂慮しているということです。そもそも『アイレムコレクション』へのリーグマン収録も私の願望でしかなく、確定した事項ではありません。
ただ少なくともアンカバはリリースされそうな雰囲気です。
We'll try to bring Undercover Cops back😉 Unfortunately, Steam is not an option now!
— ININ Games (@ININ_Games) July 14, 2023
ちなみに私はガンホーキが好きなので、このVol.3は素直に嬉しいです。
2023/09/20
アイレムコレクションVol.1の公式サイト(日本語)がオープン。
2023/09/21から行われる東京ゲームショウ2023へのプレイアブル出展も発表される。
本日アイレムコレクションVol.1の公式サイトをオープンし、詳細を発表しました!https://t.co/HZK0Q3WRs7
— Tozai Games公式 (@tozai_spelunker) September 20, 2023
明日から始まる東京ゲームショウではハピネットブースにプレイアブル出展します!体験された方には特製ポストカードを進呈しますので、お越しの際にはぜひお立ち寄りください!#アイレム #TGS pic.twitter.com/scukE3C6A4
正直イメファイもマルチプライもすでにデキが良いアケアカ移植がリリース済みという状況ですが、その上でこのVol.1はどの程度売れるのでしょうか。イメファイ2が目玉?Xboxしか持っていないユーザーにはそれなりに売れる?
「パッケージ特別限定版には今田真二さんの新規インタビュー収録!」
とかだったら私は迷わずパッケージ版を買いますが、今のところインタビュー収録などはなさそうです。
2023/08/21
アイレム作品、『メタルスラッグ』関連の作品で多数作曲をした冷牟田卓志さんnote開始。
海外版『アンダーカバーコップス』は先行販売であったこと、後発だった日本版『アンダーカバーコップス』では冷牟田さんの進言で
PCMROM容量増加とサウンドドライバー改造を開発部長に直訴
が行われたそうです。
私が「海賊版かファンメイドかな?」と思っていた海外版『アンダーカバーコップスα』はオフィシャルで開発されたモノでした。
SFC版『アンダーカバーコップス』はみぃはぁさんが開発に関わっていたそうですが
El 13 de julio del 2022 me contactaría con Meeher (Creador de los U.C Cops) a través de su Facebook.
— MrCharal (@MchrlCorp) October 30, 2022
Ese mismo día le enviaría un mensaje preguntándole si era el el creador de los Undercover Cops.
Posteriormente el afirmaría que el era el creador y planificador de dicho juego. pic.twitter.com/Hj3n0eXZpM
BGMもAC版同様冷牟田さんが担当しており、SFC版アンカバの質が高い理由がわかります。
2023/07/14
『IREM Collection Vol.2』の収録タイトルが発表される。『ガンフォース』(AC、SFC)、『ジオストーム(ガンフォース2)』(AC)、『エアデュエル』(AC)。
Vol.2は
"First hint: Arcade SHMUP action!"
ということでしたがアクションシューティング(『ガンフォース』シリーズ)と純粋なシューティング(『エアデュエル』)が収録されることになりました。
アイレムのアーケードと家庭用の名作を最新機種に復刻する「アイレムコレクション」第二弾の収録タイトルが「ガンフォース(AC、SFC)」「ジオストーム(AC)」「エアデュエル(AC)」に決定しました!2024年初頭に発売予定です!続報にご期待ください!#アイレム https://t.co/iMv1dfVJP5 pic.twitter.com/lpe2jSdSLL
— Tozai Games公式 (@tozai_spelunker) July 14, 2023
2023/05/15
『メタルスラッグ』の精神的続編とも言える
Black Finger JET(ブラックフィンガージェット)
の開発開始が発表されました。
【新作ゲーム開発開始のお知らせ】
— 石黒しなの@インディーゲーム開発 (@RyoSK1942) May 15, 2023
この度、akio氏(@akio_1963)、みいはあ氏(@meeher00)、HIYA!氏(@Hiya_Unit)、ESAKA-KEN氏、石黒しなの5人がメインメンバーとなり、インディーゲーム開発する事になりました。… pic.twitter.com/GD0OdC414I
昨日
ここ2ヶ月で元アイレムスタッフが続々Twitterに参入するのは、『アイレムコレクション』が関係しているのでしょうか?
と書きましたが、この作品のためだったようです。
アイレム関連というよりナスカ/SNK関連という感じもしますが、まあ元アイレムスタッフ集結作品というとこで。
2023/4/14頃~
『アンダーカバーコップス』、『メタルスラッグ』シリーズ等の作曲を担当した冷牟田卓志さんTwitter開始。
https://twitter.com/Hiya_Unit/
記述時点でTweetはありません。
ここ2ヶ月で元アイレムスタッフが続々Twitterに参入するのは、『アイレムコレクション』が関係しているのでしょうか?
2023/4/26
ININ GamesのTwitterアカウントにて『IREM Collection Vol.1』のリリースがアナウンスされる。
プラットフォームはSwitch、PS4/5、Xbox、収録タイトルは『イメージファイト』(AC、PCE、FC)、『イメージファイトII』(PCE)、『Xマルチプライ』(AC)。
It's time for a new release announcement!🥳 ININ Games, Tozai Games, and IREM have joined forces to launch a powerful, unsurpassed new collaboration! The dynamic trio is set to release an IREM Collection to delight retro gaming enthusiasts and introduce a new wave of gamers to… pic.twitter.com/DGCVtMunzy
— ININ Games (@ININ_Games) April 25, 2023
↑このTweetではVOLUME 1となっていますが、ININのサイト上では
VOL.1となっており、ナンバリング表記にブレがあるようです。
IREM Collectionは
・1度に複数作品を収録
・家庭用も収録
ということでM2ショットトリガーズの東亜プラン作品集と同じ方向性です。
本記事記述時点でStrictly Limited GamesのサイトではVol. 1~5がセットになったパッケージ版の予約も始まっています。
Vol.1は"Release Q4 2023"、以降四半期ごとにリリースを行いVol.5と上記Vol. 1~5のセットは"Release Q4 2024"の予定。ワリと早めのペースです。以前から仕込みを行っていたということなのでしょう。
Vol.3("Release Q2 2024"予定/記述時点で約1年後)は
Games included in the Volume 3 of the irem Collection are still to be confirmed.
First hint: Get ready to fight!
ということで『アンダーカバーコップス』が収録される可能性がありそうです。
『野球格闘リーグマン』はDrewさんと折り合いが付けば『Ninja Baseball Bat Man』(英語版)も収録できるのかも?リーグマンの続編(リメイク?)も2024年リリース予定となっているので、移植と続編が同年に発売される可能性もありそうです。
2023/04/14~
アイレム及び『メタルスラッグ』シリーズを象徴するドット絵で有名なakioさんTwitter開始(名前は全て小文字が正式な表記?)。
https://twitter.com/akio_1963
初めましてakioと申します。
— akio (@akio_1963) April 14, 2023
メタルスラッグ1〜3やR-TYPEのメインデザイナーとしてドット絵を描いてました。
アイレムやSNKを経て現在はフリーの絵描きです。
ずっとドット絵は描いてませんでしたがまた描こうと思います。
今年還暦のお爺さんですが皆さんどうぞよろしくお願いします。 pic.twitter.com/vCYsnBViYx
アイレム時代は
— akio (@akio_1963) May 6, 2023
R-TYPE 最後の忍道 GALLOP R-TYPEII アンダーカバーコップス AC 海底大戦争 ジオストームなど
様々な作品に携わらせて頂きました。
皆さんが知っている作品が1つでもあったら嬉しいです。 pic.twitter.com/ajIQ0SWTe2
akioさんがTwitterを開始したことはニュースにもなりました。
『R-TYPE』や『メタルスラッグ』のドット絵を手がけたデザイナーのAKIO氏がTwitterアカウントを開設
名作アクションゲーム『メタルスラッグ』の原点となるラフ画が公開!『R-TYPE』などでも知られるドット絵デザイナーakio氏のTwitterアカウントにて
ニュース記事は他にGame*Spark、INSIDE、ガジェット通信など。
アイレムは『R-TYPE』をリリースするまで(AC版『快傑ヤンチャ丸』の頃まで)「業績がイマイチだった」という噂を聞いたことがあるのですが
時代はバブル、一発当てれば一攫千金、そんな夢があるゲーム業界。
— akio (@akio_1963) May 3, 2023
R-TYPEのおかげでしばらく無かったボーナスが出たり、大きなビルに引っ越したり金回りが良さそうです。
ご褒美を期待していた矢先に社長室に呼ばれ、渡された封筒の中には5万円。
ピュアだった私はもっと頑張らなきゃと強く思った。 pic.twitter.com/bI6TU6hj43
↑このTweetを見る限り本当の話だったようです。
akioさん関連の余談。
1991年のファミ通のインタビュー記事にakioさんの後ろ姿の写真が掲載されています。後ろ姿とはいえakioさんの写真は非常に珍しいのではないでしょうか(*これ別人でした、後述)。
I made that! – 1991 Developer Interviews
初代『R-TYPE』を企画した今田真二(ABIKO)さんは1989年にアイレムを退社済みのためこの記事にインタビューは掲載されていません。
*2025/02/05追記
このインタビュー記事のakioさんは写真を含めて別人だそうです。
「ファミ通インタビュー騒動」
— akio (@akio_1963) November 2, 2024
ファミ通さんの、1991年10月号に「私が作りました!… pic.twitter.com/Tq7VgSnPtk
私もインタビュイーとして参加予定でしたが、取材の日、運悪く酷い下痢で会社を休む羽目に。そこで慌てたジッピーレース主任は、ヘアスタイルが似ているという理由で、akioの「影武者」としてCANNON君を送り込むことに。
これって「akioは体調不良なので別のスタッフにインタビューしてもらうことにしました」みたいな対応でも良かった気もします。まあ昔の記事にあれこれ言ってもしょうがないんですけれど。
2023/03~
『野球格闘リーグマン』、『メタルスラッグ』シリーズ等のプログラムを担当した安藤健二さんTwitter開始。
https://twitter.com/keandoh
R-type は Windows 3.1 の5年前だという事に留意せねばならぬ。 https://t.co/sEcwieU40N
— 安藤健二 (@keandoh) April 23, 2023
当時のアイレムのプロジェクトコードはアルファベット一文字と通し番号ってシステムで命名されていた。 GALLOP のプロジェクトコード名はR-11
— 安藤健二 (@keandoh) May 6, 2023
2023/02/11~
『アンダーカバーコップス』、『メタルスラッグ』シリーズ等の企画者であるみいはあさんのTwitter(https://twitter.com/meeher00)がアクティブになり、過去イラスト等の投稿開始。
(*アカウント自体は2011/02から存在)
アンダーカバーコップス(Undercover Cops)のローザ嬢(Rosa Felmonde )…の、テレカ用に描いたもの。
— みいはあ/meeher (@meeher00) April 16, 2023
ザンとマット、彩色は同僚に描いてもらった合作です。
ちなみにローザの名前は海外版ではFLAMEとなっていました。 pic.twitter.com/ltNWTyY8xr
U.C.Copsのローザ嬢登場。
— みいはあ/meeher (@meeher00) March 3, 2023
これはデザインの方向性が決まったあとのやつかな。 pic.twitter.com/xoxFKyqDvl
古のデータを発掘したのでうpしてみるスレ pic.twitter.com/N1Rmt8MQFh
— みいはあ/meeher (@meeher00) February 10, 2023
みいはあさん関連の余談。
『メタルスラッグ3』が発売された2000年頃の、みいはあさんSNK在籍時のインタビューがまだ残っています。
開発スタッフインタビュー
*以下アケアカ関連の余談と雑記
2017/11/30
アーケードアーカイブス アイレム作品第1作目『ジッピーレース』配信開始
「アーケードアーカイブス」シリーズでアイレムのACゲームを配信決定!
2019/11/21
アーケードアーカイブス アイレム作品第10作目『海底大戦争』配信開始
PS4/Switch用「アーケードアーカイブス 海底大戦争」配信決定
アイレム作品はアーケードアーカイブスとして約2年間で10作品リリースされました。
『海底大戦争』がリリースされたということはハムスター社でM92を解析済みということで、2019年頃は「アケアカでアンカバやガンホーキのリリースもありえそう」と期待していたのですが、結局『海底大戦争』でリリースは止まってしまいました。
アイレムソフトウェアエンジニアリングが許諾を出さなかったのか、アケアカ『海底大戦争』リリースの頃にはすでにアイレムコレクションが進行していたのか。またはハムスターでアイレム作品のリリース優先順位が下がってしまったのか。何にせよアケアカでアイレム作品が出なくなったことは、個人的には非常に残念でした。
2018年に電ファミニコゲーマーで行われた移植希望アンケート
ゲームファンが今遊びたい過去の名作とは?“現行ハードへの移植希望タイトル”アンケート集計結果をエムツーと分析してみた
では『アンダーカバーコップス』が移植希望ランキング9位で、ベルスクとしては最も高い順位です。
2023年現在、改めてアンケート結果のランキングのリスト(*PDF)を見ると、この5年ほどでランキング中の複数の作品がリリース済みとなっていることがわかります。
【了】