はじめに

40代で乳がんと診断されました。その後の検査でHBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)とわかりました。
がんは治る時代と言われていますが、実際になってみるとそんなに簡単な病気では無いと感じています。簡単で無いからこそ、診断・治療を通じて考え、感じ、向き合う機会をもらいました。

乳がんがわかった時、その後HBOCであると知った時、とても不安になりました。今は人生に起こった一つの出来事として、受け入れることができています。

がんになる前よりも、なった後の方が私は健康的になりました。
私が誰かの人生を知り、考える機会や元気になることができたように
私の体験が、誰かのきっかけになれると嬉しいです。

これから治療を受ける方、大丈夫です。きっとよい状態になります。
振り返った今、そう思います。

私とがんとのお付き合いはこれからも続きます。まずは今までの経験を少しずつ振りかえってみます。

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