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高知競馬ファイナルレースにおける赤岡、永森、両騎手の成績

おはようございます。

今日はみんな大好きな高知競馬の一発逆転ファイナルレースについて。

もちろん無料だし、サポートとかもよくわからないのでいりません。

ヒマつぶしにでも読んで下さい。

データは2019/1/1~2019/8/25のものです。


先日こんなツイートを見かけました。

「赤岡と永森が出てくると堅くなるからせっかくのファイナルがつまらなくなる!だから出てくるな!」

本当?なんの根拠もなく書いてるでしょ?と疑問に思ったので今年の分だけですが調べてみました。


今年行われたファイナルレースにおける両騎手の成績。

赤岡(4.1.2.10)勝率24%連対率29%複勝率41%

永森(5.4.4.13)勝率19%連対率35%複勝率50%

うん、さすがTOPの騎手、なかなかの数字じゃないか。

と、思ったそこのあなた!下記が今年の高知での全レースの成績。

赤岡(84.72.52.142)勝率24%連対率45%複勝率59%

永森(141.92.70.171)勝率30%連対率49%複勝率64%

この数字こそがさすがのTOPです。両騎手とも5回に3回は馬券になっているのです…すごい。

つまり2人ともファイナルだと他のレースよりも成績が悪いのです。


そこを踏まえて配当です。

単勝と三連単だとバラつきがありすぎ、複勝とワイドは集計が面倒だったので、馬連と三連複で比べてみます。

・赤岡騎手のみ乗っていたレースは7レース

馬連の平均配当5951円

三連複の平均配当16890円

・永森騎手のみ乗っていたレースは16レース

馬連の平均配当3231円

三連複の平均配当12381円

・両騎手ともに乗っていたレースは10レース

馬連の平均配当2756円

三連複の平均配当12520円

・両騎手ともに乗っていなかったレースは40レース

馬連の平均配当4926円

三連複の平均配当14197円

・今年のファイナル全レースは73レース

馬連の平均配当4355円

三連複の平均配当13827円

高知競馬全体の平均が馬連約2500円、三連複約6500円なので、やはりファイナルって荒れるんだなということが確認できますね。一発逆転の名にふさわしい。

赤岡騎手のファイナルにおける連対率、複勝率が今年は芳しくないので平均配当は高くなっていますが、赤岡騎手のみのレースがたったの7レースしかないので、ただのブレ幅な気も…。今年後半もう少し成績が安定すると配当は下がると思われます。

対して永森騎手が乗ったレースは平均配当がかなり下がっています。


結論

赤岡と永森が出たファイナルは配当が下がる。堅いという印象は正解。ただし赤岡のみが出るファイナルは配当が上がっているのでそこは今後も観察継続。


ここからは考察。

まず2人ともどのレースでも基本的に人気します。所謂騎手で人気するというやつです。もちろん陣営も良い馬に乗せますしね。となると不思議なのは騎手で人気が上乗せされていて且他のレースよりも成績が悪いのだから平均配当は相対的に上がるんじゃないの?となります。ここがファン心理の面白いところで、ファイナルは他のレースよりも馬の力が横並び(に見える)なので他のレースよりも騎手人気が加速するのだと推察されます。特に集計した馬連、三連複などは軸にするかはともかく、ヒモには両騎手を一応入れておきたくなりませんか?私はなります(笑)。加えて、ファイナルの成績が悪いとはいっても上記の数字なので、他の騎手よりはやはり良いわけです。なので、結論の理由としては、他のレースよりも成績は良くないが、他のレースよりも騎手で買われる金額がそれを上回っているので、結果として堅くなっているということでしょう。

この傾向はおそらく今後もしばらく変わらないはずなので、追跡調査はしません。騎手の勢力図が現状は宮川が2人に食い込めるかどうかくらいなので、もっと大幅に変わったら調べ直してみようかと思います。

ではまた!

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