
夏場、木材トラック荷不足問題
日ごろお世話になっている木材トラックの運転手さんとの会話でのこと。
「夏場になると途端に暇になってしまう」
「たくさん出す事業体も造林期になってしまう」
「そんな事態に急になるから毎年困っている」
とのこと。
林業側からすると夏場は毎年申し訳なく思う。
ただ、そうなってしまうのは当然のことだ。
なぜなら、立木が水を吸っている夏場は木材の収穫に適さないから。
加えて、植えた木を育てるために下刈も欠かせないから。
合自然視点で見れば当たり前のこと。
一方で産業的にみるとどうか。
仕事が安定しないこと。
木材出荷量のばらつきが大きいこと。
これらは好ましくないと思う。
ヒアブ付きトラックは貴重であるため、この方たちの仕事を何とか安定させて所得も上げていただきたい。
木材の出荷量も極端に冬場に集中するため、在庫がダブついたり、かと思えば荷不足になったりする。
材の安定供給は昔から課題とされてきた。
山側からすれば、預かった山の価値を最大化させるために適期(秋から春のお彼岸の期間)に作業したいと思うのは当然。
解決策の案として、国有林事業の早期発注はできないものなのだろうか。
材の安定供給の点から検討していただきたい。
【最後に】
林道という運転リスクの高い現場に大きなトラックで入ってきてくれる運転手さん。
我々林業側とそれ以降の工程をつないでくださっている木材運搬トラックの運転手さん。
本当に心強いですし、とても頼りになります。
雨でぬかるんだり、積雪や凍結であっても無事に材を運んでくださる運転手さん。
この方たちの仕事が安定するよう、山側でできることが無いか日ごろから考えていきます。
【最後の最後に】
note更新が2週間空いてしまい反省しています。
更新難易度を下げるために、作りこむより日ごろの思いをただ綴っていく形態にしようかと思います。
”継続は力なり”
日々考えを巡らせアウトプットすることが一番の目的だったので、体裁より更新。
引き続きよろしくお願いいたします。